マムートの登山靴は、初心者向けものものから上級者向けのものまで幅広いモデルがあります。
登山靴に迷っている人がいれば、マムートを選んでおけば間違いないといっても良いくらい品質も高く、高性能です。
靴を選ぶ際に重要なのは、履き心地やサイズ感ですが、マムートは足が幅広な日本人にも履きやすい登山靴が揃っていますよ。
ぜひ、マムートの登山靴を履いてみませんか。
ロープ作りから始まったスイスのマムート
マムートは、150年以上の歴史を持つスイス発祥の登山用具ブランドです。
もともとは農業用のロープメーカーでしたが、のちに登山のためのロープの製造を始め、多くの登山家たちに信頼されてきました。
ロープメーカーから始まったことから、マムートは命を預かるという意識が高く、高品質の製品を生み出しています。
現在ではウェア・靴・バックパックなど、さまざまなアイテムを展開しています。
靴を製造しているのは、ライケルという登山靴専門メーカーです。
マムートが買収し、マムートの登山靴として販売されています。
マムートの靴のベロ裏には、今でもライケルのロゴが付いていますので、機会があったら見てみてください。
マムートの登山靴は、性能や品質に定評があり日本でも人気が高いのですが、ヨーロッパのブランドですからサイズ感が合わないという人もいます。
一般的に、ヨーロッパのブランドの靴は細めにできており、幅広の日本人の足には細すぎるといわれます。
マムートは、ヨーロッパブランドの中でも幅広の靴を扱っていますが、合わないこともあるため、購入の前には必ず試し履きをしましょう。
マムートの靴を買う際はサイズ感に注意
海外ブランドに憧れて靴を買ったけれど、サイズ感が合わない、ということはよくあります。
サイズ表記の仕方も「UK」「EUR」「US」など、さまざまです。
それぞれ、少しずつサイズ感も違うため、インターネット通販で購入するのはあまりおすすめしません。
試し履きやフィッティングをせずに購入すると、サイズ選びに失敗してしまいます。
特に、登山において靴はとても重要な道具のひとつです。
合う、合わないによって、疲れ具合や登山の進み具合も大きく変わってしまうのです。
きちんとした専門店で、フィッティングしてもらう方が良いでしょう。
特に、初心者であればなおさらです。
マムートの靴のサイズは、UKで表記されています。
参考までに一覧をご紹介します。
UK/cm
3.5/22
4 /22.5
4.5/23
5 /23.5
5.5/24
6 /24.5
6.5/25
7 /25.5
7.5/26
8 /26.5
8.5/27
9 /27.5
9.5/28
上記の換算は目安になりますので、気を付けてください。
お住まいの近くにマムートの取り扱い店舗がない場合は、インターネット通販での購入になることもあるかと思います。
もし、インターネット通販で購入するのであれば、サイズが合わない場合に交換を受け付けてくれるところで購入することをおすすめします。
フィッティングでサイズ感を確かめよう
前項でも触れましたが、登山では靴のサイズが合っているかどうかはとても重要です。
歩いている最中に足が痛くなってしまえば、登山どころではありません。
せっかくの登山も楽しむことができなくなってしまいます。
ありがちなのは、試し履きの時点ではピッタリだったものの、登山の最中に痛みが出てくるパターンです。
硬く作られている冬山用の登山靴は、なおさら痛みが出やすいです。
もし初心者であれば、専門家がいるお店でフィッティングしてもらいましょう。
登山靴選びは難しいものです。
そのため、自己判断はしない方が無難です。
マムートの登山靴についてお話ししていますが、実は靴をブランドだけで選ぶのはあまり良くありません。
登山靴を取り扱っているアウトドア用品店では、ヨーロッパブランドを多く取り扱っていますが、先ほどお話ししたように、ヨーロッパブランドの靴は細めに作られています。
マムートの登山靴は、幅広のものもありますが細いものもあり、サイズ感が全く違います。
「マムートだから大丈夫」と思わず、新しい靴を買うときは、必ず試し履きと専門家によるフィッティングを行いましょう。
靴選びは計測から始める
登山靴を選ぶときは、まず足を計測します。
「自分の足のサイズはわかっている」と思われるかもしれませんが、それでも計測が大事です。
同じマムートの靴でも、夏山登山で使う靴と冬山登山で使う靴は、サイズ感が違うことがあります。
そのため、靴を買うときは、まず計測からなのです。
計測せずに特定のメーカーの靴をすすめてくるお店は要注意ですよ。
足の形は人それぞれで、左右でも形が違うのですから、毎回きちんと計測しましょう。
その時に計測するのは、足のサイズだけではありません。
足の幅も測りましょう。
ほとんどの靴では、縦の長さ(つま先からかかとまでの長さ)しか靴を選ぶ基準がありませんが、本来であれば、足の幅(ワイズ)も靴選びには重要な要素です。
足の幅は「E・2E・3E」などで表記されますが、これを重視して靴を選ぶ人はあまりいませんよね。
サイズは合っているのに、「小指が当たる」「締め付けがキツイ」というのは、幅が合っていないことが多いのです。
そのため、まずは足を計測しておくことが大切です。
登山靴を取り扱っているお店では、専用の計測器がありますし、ワイズもしっかり測ってくれます。
フィッティングは靴下を履いて行いますので、登山に行く際に履く靴下も持参すると良いですよ。
靴下の厚さは季節によって変わりますので、履きたい季節に合わせた靴下を持っていきましょう。
マムートのTエナジーはサイズ感もバッチリ!
フィッティングせずにブランドだけで靴を決めてはいけませんが、マムートの登山靴が優秀であることに間違いはありません。
もし足が合うのであれば、断然おすすめです。
特におすすめなのが、『Tエナジー ハイ GTX メンズ/ウィメンズ』です。
人気の高かった『テトン GTX』の後継として登場しました。
幅広に作られているため、「マムートはサイズ感が小さい」と感じる人でも、これであればピッタリくるかもしれません。
トレッキングなどにおすすめです。
「緩い」と感じる場合は、インソールなどを使って調整しましょう。
軽量で耐久性もあり、かかとのサポートもフィット感抜群です。
購入した人から悪い噂を全く聞かないほど、満足度の高い仕上がりの登山靴です。
初めての登山にもおすすめです。
他にもある!マムートのおすすめ登山靴
マムートのほかのおすすめ登山靴もご紹介しておきます。
『マジックハイ GTX メンズ/ウィメンズ』
マムートの靴の中でも人気の高いアイテムです。
新しいテクノロジーを取り入れながら、リーズナブルな価格帯であることも魅力です。
クッション性に優れているため、厳しい登山でも疲れにくいです。
『Tエナジーミッド GTX メンズ/ウィメンズ』
ハードな素材とミディアムな素材を組み合わせ、快適性を向上させています。
裏地にゴアテックスを使用しているため、防水性や透湿性にも優れています。
幅広の靴型なので靴擦れもしにくく、サイズ感にも余裕があります。
ミッドモデルなので、足首のサポート感もありつつ着脱がしやすく、利便性が高いモデルです。
『リッジコンビハイ WL GTX メンズ/ウィメンズ』
ハイキングだけでなく、ハードな冬山登山にも対応しています。
優れたフィット感とグリップ感、サポート力を持ち、裏地のゴアテックスが防水性と透湿性を確保してくれます。
多機能のテクノロジーが詰め込まれた登山靴です。
登山をしない人も歩ける靴があると便利!
日常生活でも靴が合っていないと、歩くのがツライものです。
登山というハードな場面であればなおさらです。
靴は重要なアイテムだからこそ、慎重に信頼できるものを選びましょう。
そういった点で、マムートはとてもおすすめできるブランドです。
登山をしない人でも、ハイキングやウォーキングはしますよね。
きちんと歩ける靴があると、とても便利ですよ。
今回の記事が、靴選びの参考になれば幸いです。