人気ブランド「マムート」!フリースが高評価な理由とは?

最終更新日:2019/01/15

マムートはスイス生まれの、人気アウトドアブランドです。

赤と黒が印象的なマンモスのロゴは、アウトドアに詳しくない方でも見覚えがあるのではないでしょうか。

今回は、マムートのフリースの中でも評価の高い「サーマルプロ ゴブリンジャケット」を中心にみていきます。

マムートはどんなアウトドアブランドか

MAMMUT(マムート)は1862年に創業した、スイスのアルパイン・クライミング用品のブランドです。

150年以上の歴史を持ち、アウトドアブランドのなかでも老舗と言えるでしょう。

「Absoluyte alpine.すべては、アルパインのために。」を理念に掲げ、世界中のトップクライマーや山岳ガイドから大きな支持を集めています。

マムートはもともと、ロープの製造メーカーとしてスタートし、ロープメーカーとして培われた技術や品質へのこだわりが現在でも受け継がれています。

ウェア・フットウェア・バックパック・スノーセーフティーギアなどの全てのアイテムで「ユーザーの命を預かっている」という認識を共通して持ち、徹底した品質管理がなされています。

マムートの開発プロセスは、登山家や山岳ガイドがフィードバックし、マムートが彼らが求めるものを開発するというものです。

優れたテクノロジーや機能性、ヨーロッパらしい洗練されたデザインはマムートの特徴です。

そんなマムートのアイテムなかでも、フリースウェアはプロからの支持はもちろん、タウンユースとしても人気のアイテムです。

マムートのフリースが高評価な理由をみていきましょう。

マムートのフリースが高評価な理由①暖かい

マムートのフリースアイテムで一番有名なモデルと言えば「サーマルプロ ゴブリンジャケット」ではないでしょうか。

名前の通り、ポーラテック社のサーマルプロ・ハイロフトという素材が使われています。

ポーラテック社は、アウトドアなどで使われる高機能な繊維や生地を生産しているメーカーです。

ポーラテックの素材はその機能性が評価されていて、マムートをはじめとする一流アウトドアブランドで多く採用されています。

そんなポーラテックのサーマルプロ・ハイロフトは、毛足の長いタイプのフリース素材で、ポーラテックのフリースのなかでも最も軽く暖かいです。

一般的なフリース素材と比べて20パーセントも保温性に優れていて、厳しい自然環境のなかでも熱を逃しません。

長い毛足が体温で温められた空気を保持する、エアポケットを作りだしています。

また毛足が長く、保温性のあるフリース素材でありながら、とても軽いところも高評価の一つです。

登山などで出来るだけ荷物を軽くしたいときや、体力の消耗を抑えたいときはこの軽さが重要なポイントですね。

さらに、毛足の長いフリースでありながら、高い通気性と速乾性があるのもサーマルプロ・ハイロフトが評価される要因です。

マムートのフリースが高評価な理由②機能性

マムートのフリースジャケット「サーマルプロ ゴブリンジャケット」は暖かさ以外の機能性にも優れていて、高評価なポイントは他にもあります。

・メッシュ素材の裏地

まず、袖部分以外はすべてメッシュ素材の裏地が付いた2重構造となっています。

他ブランドの同じようなフリースジャケットには、身ごろ全体には裏地が付いておらず、裏地はポケット部分だけというようなものもあります。

マムートのゴブリンジャケットは身ごろ全体に裏地が付いているので、フリースの繊維がインナーに付着する心配がありません。

また、裏地が全体に付いていることで、フリース素材よりも着脱が楽になります。

・袖のドローコード

袖にはドローコードと呼ばれるひもが付いています。

これを締めることで、袖口から入ってくる冷たい外気を遮断することが出来ます。

・フロントジップガード

肌に直接ファスナーが触れないよう、フロントジップガードが付いています。

気温の低い環境下でも、冷たいファスナーが体に触れないので、体温を下げることなく活動に集中することが出来ます。

マムートのフリースが高評価な理由③デザイン

マムートのフリースジャケットは、デザイン性でも評価されています。

マムートと言えば、印象的なマンモスのロゴではないでしょうか。

そのロゴの可愛さから、女性が最初に選ぶウェアとして人気があります。

マムートの多くのフリースジャケットでは、左袖の肘あたりにロゴが刺繍されています。

またシルエットとしては、マムートのフリースジャケットは、細身のつくりになっていると感じる人が多いのではないでしょうか。

パタゴニアなどの米国系のブランドは幅広なつくり、マムートをはじめとする欧州系のブランドは細身のつくりになっていることが多いです。

フリースは防風性がないので、フリースの上にジャケットなどを着る場合は、マムートのような細身のタイプが使いやすいです。

細身のシルエットは、フリースでもカジュアル過ぎる印象を与えないので、タウンユースとしてもおすすめです。

フリース素材の弱点

とても評価の高いマムートのフリースジャケットですが、フリースゆえの弱点もあります。

・少々かさばる

マムートのフリースは、ポーラテックの高性能素材を使っているものも多く、暖かく軽いです。

しかし、毛足の長い素材であればそれだけかさが増すので、コンパクトになりにくいという特徴があります。

軽さはありますが、荷物を出来るだけ小さくしたいと考えている方には不向きな素材かもしれません。

コンパクトさを重視する方は、毛足の短いフリースも検討してみてください。

・防風性がない

防風性がなく、風が吹くとスースーしてしまうのはフリースの特性です。

マムートのフリースには、毛足が短く防風性の高いフリースジャケットもあります。

防風性が欲しい方は、そのような耐風タイプのフリースジャケットを選ぶか、フリースの上に防風性のあるジャケットを着ましょう。

マムートのおすすめフリースジャケット

ここからは、高評価なマムートのフリースジャケットをご紹介していきます。

フリースにもいろいろなタイプがありますので、選ぶ際の参考にしてみてください。

【アコンカグア フリースジャケット】

毛足の短いタイプのフリースジャケットです。

ポーラテックのパワーストレッチ・プロを使用していて、一見するとフリースには見えないくらいツルっとした素材です。

保湿性と速乾性が高く、また裏地が起毛しているので保温性もあります。

サムループなどの機能性もあり、アウトドアはもちろん、ウォーキングやジョギングの1枚としても便利です。

【サトニッツジャケット】

伸縮性に優れていて、着心地が抜群のフリースジャケットです。

軽くて薄い素材を使っていながらも、しっかりとした温かさがあります。

重ね着をせずに防寒したいときにおすすめの1枚です。

マムートのなかではお手頃価格なのも嬉しいですね。

【ボルダーサーマルHDパーカー フリースジャケット】

名前の通りフードの付いたパーカータイプのジャケットです。

保湿性と防風性があります。

フードが付いているので、タウンユースとしておすすめです。

マムートのフリースは機能もデザインも高評価

マムートのフリースは、高価格なだけあって保温性や速乾性、軽さなどが評価されています。

また、ヨーロッパテイストのデザインとシルエットはアウトドアだけでなく、タウンユースとしても人気となっています。

一口にフリースと言っても様々なタイプの素材が使われていますので、自分に合った機能のフリースを見つけてみましょう。

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