ヨーレイカというメーカーを知っているでしょうか。
知る人は知っていることでしょう。
また、コスパが良いことから、知らず知らずにヨーレイカの商品を購入して使っていることもあるかもしれません。
そして、タープも扱っています。
このヨーレイカのタープは味があっていいタープなので、ここではこのヨーレイカのタープに焦点をあってて、タープの張り方をご紹介していきましょう。
ヨーレイカはどんなメーカー?
ヨーレイカというメーカーは、一般ユーザーでは馴染みが薄いかもしれません。
このメーカーは、100年以上の伝統的歴史を持つアメリカのアウトドアブランドで、アメリカ国内では初心者からベテランまで、幅広いユーザーに使われています。
そして、非常にコスパのいいアウトドア用品を、品数を揃えて扱っています。
そんなヨーレイカのタープは、ファミリーキャンプからソロのツーリングや登山と色々な所で楽しむことができます。
タープの形式は、ヘキサウイングデザイン、パラウィングデザインがあり、使用用途によって選ぶことができます。
キャンプ場や、オートキャンプ場に張っているとヨーレイカの独特のデザインが、優雅さを醸し出してくれるでしょう。
タープの張り方も、特に難しいことはありません。
国内で販売されているものと変わりはなく、ポール2本とガイドロープとペグで張っていきます。
ヨーレイカのタープの特徴
ヨーレイカのタープの特徴は、個性あふれたデザインで、国内一般メーカーから出てるものよりも違った雰囲気を周囲に与えます。
100年の歴史と伝統が受け継がれたデザインが、その形から見てとれるようでですが、昔の形というよりは伝統とともに成長した形です。
しっかりと現在に通じるファッション性が感じられます。
また、ヨーレイカ製品は、米軍がミリタリーテントとして使っているほどですから、丈夫さも十分です。
機能性もよく、張った形はヨーレイカらしさが出ており、非常に美しいフォルムで優雅さを感じます。
その張り方も工夫次第で、更に機能がアップします。
オールマイティーで使えるヨーレイカのタープは、テントと組み合わせた場合にはそのすばらしさをさらに体験できるでしょう。
高機能で丈夫であり、さらに使い勝手のいい所は、価格以上の価値があるものです。
アウトドアの場面でヨーレイカのタープを張り、優雅なひと時を過ごしてみれば、ユーザーの気持ちに満足感を与えてくれます。
ヨーレイカのタープの利用と利用目的に合った張り方の仕方
タープの似合う場所、それはやはりキャンプでテントの側に建てて、日中のリビングのように使うのが一般的ですね。
その他にも、お子さんの運動会や会社行事、地域の行事などタープの活用場面は様々です。
利用目的から考えて、タープの張り方にも一工夫すれば、よりヨーレイカのタープの機能を活かして快適に過ごすことができます。
その方法としては、屋根のように張り、日よけや風よけ、雨よけとして利用する方法です。
日よけにするには、なるべく低くする張り方がよく、風よけにするには、風上側を低くし風が屋根の上を通るようにする張り方にします。
雨よけにするには、なるべく多くの人が入れるように屋根を高くする張り方がおすすめです。
その時の場所と利用する人数などの、利用目的によって張り方を変えることにより、タープの性能を発揮することができるでしょう。
居住性を高めるには、屋根を高くして人の出入りをしやすくした張り方もありますが、落ちついた時間を重視する方におすすめの張り方があります。
それは、余計な景色を除くため少し低めにして、こぢんまりとプライベートを楽めるような張り方です。
利用目的によって、さまざまな張り方ができるのがヨーレイカのタープです。
日よけとして使うヨーレイカのタープの張り方
ヨーレイカのタープを、日よけとして使う場合の張り方は、当然日陰を多く作らないといけません。
その際、ポールを高くすると、当然日陰が少なくなります。
反対に低すぎると、日陰は多くなりますが、居住性も悪くなってしまいます。
せめて中腰で入れる高さで、チェアーに座っても50㎝くらいの頭の上に空間ができれば、くつろげる空間を作ることができます。
また、ヨーレイカのタープはポールが付属していないので、ポールは準備しておくといいでしょう。
ポールは、伸縮性のあるポールが望ましい所ですが、一つの基準としては自分の身長に合わせた位が丁度よいです。
低くする際は、ポールは直立ではなく斜めに立てれば、低く立てることができます。
また、ポールにするものはキャンプ地での、現地調達もいいかもしれません。
曲がった木の枝などをポールにすれば、それも味のある演出となります。
ポール(木の枝)から出ている小枝にものをかけると、ちょっとしたインテリアのある雰囲気が出るのではないでしょうか。
また、タープを張っている時間が長い時間なのか、また短い時間なのかなどによっても張り方を一工夫します。
一日中張るような時は、張る場所にもよりますが、東西にポールを立てて長辺を作り南側を低くして張ると、日出から日没まで、長い時間日陰を多く作ることができるでしょう。
ガイドロープの長さ調整と、ペグの位置を変えることで、時間に応じて日陰を作ることが可能になります。
風がある時のヨーレイカのタープの張り方
キャンプ場に到着して、いざテントやタープなど張る時、風が強くてなかなか建てられないことがあります。
このようなとき、4人以上いれば、風が多少強くても問題なく張ることができます。
しかし、少数でキャンプに行くこともあるでしょう。
また、最悪の場合、一人でヨーレイカタープを張らなければならない時もあります。
もし、1人もしくは少人数でタープを張るときは、長辺が風に対して直角になると、風を受ける面積が増えてタープが風になびきなかなか思うように張れません。
そこで、長辺を風の流れる方向に持っていく張り方をおすすめします。
それでは、張り方をご説明していきます。
①タープを風に流して、広げます。
②ポールのある方のガードラインは、2本使います。
③左右40度から45度位の角度でそれぞれ伸ばします。
④ポールを立てた時のことを考え、ロープは緩く伸ばし、タープを張った時のイメージを考えペグを打ち込みます。
⑤ペグを打ち込んだ後に、ロープとペグを結びましょう。
⑥風上側からポールを立て、ロープを引っ張りながらロープ長を調整します。
⑦ポールの地面位置と、左右のペグと、ポールが三角形になるように配置します。
⑧ガードラインを張ると、ポールが固定できます。
このとき、タープと地面の間に隙間ができれば、当然タープの下から風が入り、タープを持ち上げてしまいます。
風が強い時は、タープがあおられることがあるので注意して下さい。
⑨風下のポールも風上と同じように立てます。
⑩ペグで固定したのち、風下の2本目のポールを、タープにセットします。
⑪ポールを立て、左右のガードラインを調整すれば立ちます。
このようにして、張ります。
張る前には、事前準備をしっかりすることも忘れないで下さい。
張る前にタープを広げ、ロープ、ペグ、木槌を配置してから作業しましょう。
事前準備をしっかりして、淡々とタープが張れると、格好いいですね。
代表的なヨーレイカのタープの紹介
ヨーレイカを代表するタープの1つとして、「パラウィング(550㎝×550㎝×400㎝)」があります。
このタープは、人数の多いキャンプなどで使えるかなり大型のタープになります。
独特のシルエットが個性的で、色合いもキャンプ地で映えるサンドカラーがかなり目立ちます。
大型のタープですので、汎用性があり色々な機会で活躍してくれるでしょう。
「大型だから張り方が難しくなるのでは」と考るかもしれませんが、特に一般的なタープとの違いはありません。
素材もポリエステルリップストップが使われており、丈夫な上、重量も1.4㎏とかなり軽量で持ち運びに便利です。
収納サイズも16㎝×65㎝とかなりコンパクトになっており、車に積む時も、ちょっとしたスペースに入るサイズになっています。
値段も17,000円から18,000円程度で販売されており、性能、デザインから見ると、かなりお手頃の価格設定になっています。
ヨーレイカのタープを使って優雅なひと時をプレゼント
ヨーレイカのタープの紹介と張り方について、述べてきました。
タープを張る時は、気象やタープの目的に応じた張り方をして、より快適な空間と時間を過ごして下さい。
ヨーレイカのタープは、日本ではあまり知名度は高くありませんが、アメリカ国内においては、技術、性能、デザインから見ると料金は非常にリーズナブルです。
アウトドアのベテランから初心者まで幅広い層に愛用されており、その信頼性は非常に高いものでしょう。
アウトドアの場面において、ひと味違った雰囲気を醸し出してくれるこの商品は、大事なくつろぎの時間と場所を、更に深みを増してくれるでしょう。