キャンプ場へ行き、意気揚々とテントを設営する方は多いと思います。
しかし、片付けはどうでしょうか。
遊び疲れてしまって、面倒だと感じてしまう方も多いかもしれませんね。
そんな方におすすめなのが、ロゴスのテントです。
簡単に撤収できるように作られたロゴスのテントや、そのたたみ方、ケア方法についてご紹介していきます。
汚れのケアとかたたみ方とかテントの撤収は面倒!
テントを張ったり火をおこしたりと、夜を明かす場所を設営することもキャンプの魅力の一つです。
楽しく準備できるという方も多いでしょうし、むしろ設営が一番楽しいなんて方もいるかもしれませんね。
一方で、楽しいキャンプを終えて帰宅する前の「片づけ」はどうでしょうか。
きちんと原状回復をして帰ることがマナーだとはわかっているけれど、どうしても面倒に感じてしまって、撤収作業をする腰が重くなってしまいがちですよね。
特に、使用した後のテントは結露していたり泥がついていたりと汚れていて、設営に比べて面倒なことが多いと思います。
そんな方におすすめなのが、ロゴスのテントです。
設営が簡単に終わるように工夫されているため、たたみ方も簡単で、あっという間に撤収準備ができてしまいますよ。
次の項では、撤収が簡単なロゴスのテントのご紹介をしていきます。
簡単設営!簡単撤収!ロゴスのテントの魅力とは?
ロゴスのテントは、設営や撤収をスピーディーに行えるように、様々な工夫がされています。
例えば、代表的な機能としてクイックシステムがあります。
これは、テントを構成する天幕とポールがあらかじめ一体化しており、ポールの関節を伸ばすだけでテントが設営できるというシステムです。
以上のような工夫のおかげで、キャンプ開始時には短時間でテントを設営できるので、すぐに遊びに移ることができます。
また、疲労を感じているであろうキャンプ終了時にも、たたみ方がシンプルなことからすぐにテントを撤収できますので、早々に帰路につくことができますよ。
以上の事から、キャンプを目いっぱい楽しみたいという方にはロゴスのテントをおすすめしたいです。
ロゴスのクイックシステム・Q‐TOPシステムとは?
ロゴスのテントに搭載されているクイックシステムは、天幕とポールがすでに一体化しており、ポールの関節部分を曲げ伸ばしするだけで設営が完了するというシステムです。
設営の簡略化のため、大小さまざまなテントやタープに搭載されています。
具体的なポールのたたみ方としては、ポールの関節部分の上をおさえながら、下側をまっすぐ伸ばすことで設営ができます。
逆に、撤収時には関節部分のスリーブ状の部品を引き上げ、その間に下側のポールを曲げることで折りたたむことができます。
ロゴスのテントを畳む際に必要となる知識なので、覚えておいてくださいね。
また、クイックシステムをさらに発展させたもので、Q‐TOPシステムというものもあります。
これは、テントの骨組みを折り畳み傘のように構成することで、最短2分での設営が可能というものです。
こちらは主に小型のテントやサンシェードに搭載されています。
テントの基本のたたみ方!気を付けるべきポイントは?
それでは、ロゴスだけでなくすべてのメーカーに共通する、基本的なテントのたたみ方をお伝えしていきます。
まず、テントを撤収する前に、テントの乾燥を済ませておきましょう。
テント内で寝泊まりを行うと、結露や朝露によって、どうしてもテントの天幕が濡れてしまいます。
そこで、起床したらテントの風通しが良くなるようにすべての開口部を開いて、撤収時には水気が飛ぶようにしておきましょう。
天気が良くなくて撤収までに乾かなそうな場合には、雑巾やモップで水滴をぬぐって乾きやすくしてください。
あるいは、いったん撤収したのちに、自宅で改めて乾燥させるのも手です。
濡れたテントを入れて運べるように、大きめのビニール袋を持っていくと良いですよ。
ただし、なるべく早く乾燥させないと、カビの原因となりますから注意してください。
テントが乾燥したら、軽くたたいて汚れを落とします。
しつこい泥汚れなども、しっかり乾燥させれば固めのブラシなどでこするだけで落とすことができますよ。
汚れが落とせたら、フライシートとテント本体をそれぞれたたみましょう。
もし、ポールを抜く必要があるなら、引っ張るのではなく押すとスムーズに抜くことができます。
シートのたたみ方は、なるべく四角くなるようにするのがおすすめです。
また、前回の折り目とはずらしてたたむことで、生地が傷みにくく、テントを長持ちさせられます。
コツとしては、たたみながら空気が抜けるように、開口部に向かってたたんでいくことです。
空気がしっかり抜ければ、よりコンパクトにたたむことができますよ。
ロゴスのファミリーテントのたたみ方
それでは、ロゴスの代表的ファミリー2ルームテントであるドゥーブルを例にして、テントのたたみ方をご紹介していきます。
①テントの内部に入って、インナーテントとフライシートの連結している部分を外して、インナーテントを取り出します。
取り外したインナーテントは、乾いていないようであれば日光や風にあたるように干しておきましょう。
②入り口のパネルシステムを分解します。
ポールは、引っ張るのではなく押すようにすると、スリーブの中で外れることなく取り出すことができますよ。
③フライシートと天井のフレームを外していきます。
④テントの外に出て、フレームからピンを抜いて、テントを倒します。
テントを倒したら、パネルシステムを分解したようにポールを抜いていきましょう。
⑤ポールを抜いたシートは、再度しっかり乾燥させてから汚れを落としてたたみましょう。
たたみ方は前項でお伝えしたように、空気を抜きながら折り目をずらすようにしてたたんでくださいね。
⑥最後に、シートとフレームを収納袋にしまいます。
フレームはシートに挟み込むと安心感が高まりますよ。
また、シートを収納袋に入れようとするのではなく、収納袋をシートにかぶせて包むようにするとしまいやすいです。
テント乾燥・クリーニングサービスを利用しよう!
先ほどのたたみ方の説明の中でテントを十分に乾燥させることをお伝えしましたが、撤収時にあいにくの雨であったり、テントを持ち帰っても家に干す場所が無いという方も多いと思います。
そんな方におすすめしたいのが、テント乾燥サービスです。
スノーピークは、自社のテント限定で乾燥サービスを行っております。
乾燥だけでなく、遠赤外線を使って雑菌やダニを死滅させてくれますので、長期間テントを保管する前などにサービスを使えば安心して次のシーズンまでしまっておけますね。
ただし、ロゴスなどのメーカーは類似のサービスをやっていません。
そこで、スノーピーク以外のテントをお使いの方は、hinata trunk!を利用してはいかがでしょうか。
hinata trunk!は、家で保管するとかさばりがちなアウトドアグッズを月額料金で保管してくれるサービスですが、預け入れたテントのクリーニングや乾燥といったメンテナンスも行ってもらえます。
また、テントが必要な時になったら、対応しているキャンプ場でしたら直接の搬入も行ってくれますよ。
比較的リーズナブルな価格ですから、一度試してみてはいかがでしょうか。
撤収が簡単なロゴスのテントでキャンプを最後まで楽しもう!
以上、キャンプをフルで楽しみたい人におすすめしたい、簡単に撤収できるように作られたロゴスのテントや、そのたたみ方、ケア方法についてご紹介してきました。
撤収まできちんと行うことで、テントの寿命が延びたり、次に使う時にカビが生えていたなんてトラブルを防ぐことができますよ。
キャンプをする際には、片付けまできっちりと行うように心がけましょう。