アウトドアでの必需品として、テントやタープがあります。
タープは、テントよりも簡単に設営でき、日よけなどに使えて便利ですね。
そのタープですが、人と違うものを求めるのであれば、「ケルティ」のものがおすすめです。
ここでは、「ケルティ」というブランドのご説明と、タープの張り方なども一緒にご紹介していきます。
アウトドアブランドのケルティとは?
アウトドアブランドである「ケルティ」ですが、具体的にどういうブランドなのかご存知ですか。
ケルティは、バックパックを製造する会社として、1952年に設立されました。
日本では、どちらかというと、タープというよりもバックパックとしての印象のほうが強いかもしれません。
しかし、アメリカに拠点を置くケルティは、アウトドアブランドとして、バックパックだけでなくテントやランタンなど、あらゆるキャンプ用品の取り扱いをしています。
ケルティの人気ですが、他のブランドにはない色使いだったり、デザインにあります。
ですから、ケルティのタープを張っているだけで、キャンプ場などで目を引くことになるかもしれません。
ただし、アウトドア用品として、ケルティは他のブランドほど有名ではありません。
日本で取り扱っている店舗はそれほど多くないので、購入したい場合はネットからが一番簡単な方法です。
日本では、ケルティのタープ自体が手に入りにくい状況なので、アメリカから直接購入するということもありそうです。
その場合、タープの張り方など取扱書は英語になりますので、ご注意ください。
人気のあるケルティのタープをご紹介!
ケルティのタープは、張ったときのデザインが美しいことで知られています。
アメリカのケルティのホームページでは、2018年現在タープの取り扱いは、緑1色のみです。
人気の白やベージュのタープは、旧タイプのものです。
欲しい色が見つかったら、店舗などに問い合わせをしてみましょう。
ケルティのタープには、ポールが付属していません。
ですから、別にポールを購入する必要があります。
ケルティのポールは、色がゴールドでできているので、アウトドアに映える色合いになっています。
このポールだけでもおしゃれな雰囲気を演出できますよ。
それでは、おすすめのタープをご紹介します。
〇ケルティ ノアズタープ(12・16フィート)
・サイズ 356×356cm(12)/488×488cm(16)
12フィートは、3~4人用です。
16フィートは、人数が5人以上多ければおすすめですが、大きい分、張るのが大変になります。
・カラー 緑
ただし、旧タイプなら、白やベージュがあります。
・価格 11,000~14,000円位(参考価格)
〇ポール(ゴールド)
・アルミニウム製
・価格6,000~7,000円位(参考価格)
コンパクトで、人と被ることの少ないケルティのタープで、張り方も簡単ですよ。
ケルティのタープの張り方!
ケルティのタープの張り方は、テントなどと比べるととても簡単です。
ここでは、ケルティのタープの張り方をご説明します。
【タープの張り方】
①タープを地面に広げる
②ポールと張り網をタープに繋げる
2本の張り網は、寝かしたポールから60~90度くらいの角度に置きます。
③ペグを打ち込む
ポールがあるペグを打つ位置は、寝かしたポールの2/3くらいのところが目安です。
タープと反対方向の斜め60度くらいにペグを打ち込みます。
④張り網をペグに地面に引っ掛ける
張り網は、ペグを最後まで打ち込む前に引っ掛けると傷つきにくいです。
⑤ポールを立てる
ポールを地面に垂直になるように立てます。
もう1本も同様にします。
ただし、ポールを美しく立てるには、タープ側に少しだけ斜めにするといいですよ。
⑥タープの隅、残り2か所をペグで打ち込む
ポール以外のタープの隅、残り2か所をペグで固定します。
これが、一番簡単なケルティのタープの張り方です。
慣れてきたら、色々とアレンジしてみてください。
タープの張り方の注意点!ペグの使い方
ケルティのタープだけでなく、タープの張り方で見落としてほしくない注意点がいくつかありますので、それをご紹介していきます。
〇ペグの角度
前項でもお話ししましたが、ペグはタープに対して反対に倒し、60度くらいの角度で打ち込むことが大事です。
それでは、ペグをタープの向きに打ち込んだらどうなるでしょうか。
その場合、風が強い場合などに、地面から簡単に抜けてしまうことになります。
ですから、強い風に負けないよう、打ち込む向きには注意してください。
〇ペグの打ち方
ペグの向きだけでなく、打ち方も大事になります。
ペグを打ち込む際は、ペグの頭へまっすぐに力をかけましょう。
力加減が斜めだったりすると、ペグが折れたり曲がったりすることがあるからです。
〇ペグの抜き方
しっかりと打ち込んでペグを抜くとき、ロープを一緒に引っ張ると、ロープが切れてしまうことがあります。
ハンマーの反対側にペグ抜きが付いている場合は、そのペグ抜きを使うと楽に抜くことができます。
タープの張り方のポイント!
タープの張り方にはちょっとしたポイントがありますので、それをここではご紹介していきます。
〇風の通りを考える
風はいつも一定に吹いてはいませんが、風がタープ内を通り抜けるように設置すると、気持ちよく過ごすことができます。
〇太陽の動きを考える
日よけになるタープですが、太陽の角度によって日よけができないと困ります。
太陽の動きを考えて、タープ内が日陰になるように設置しましょう。
〇周りの木に注意する
タープを張る際、1本だけ立っている木の下は避けてください。
なぜなら落雷の恐れがあるからです。
また、タープを林間で張る場合も注意が必要です。
張る前に、周りの木を見上げ、よく観察しましょう。
天気の急変などで枯れ枝が落ちてきたり、最悪の場合、木自体がもろくて倒れてくる場合があるかもしれません。
〇川の近くは避ける
川で遊ぶ場合、川の近くにタープを張ると休憩もすぐできて楽ですよね。
しかし、山の天気は変化が早く、川が急に増水する危険性もあります。
水の事故を防ぐためにも、川の近くの設置は避けてください。
ケルティなどのタープは、これらのポイントを守って安全に楽しんでくださいね。
形が面白いケルティのタープ!ミラダタープ
最後に、シンプルな美しさのノアズタープとはまた違う、ケルティのタープのご紹介をします。
「ミラダタープ」といい、三角錐のような形が特徴です。
〇ミラダタープ
・サイズ 381×284×210cm
・カラー ベージュと茶のツートンカラー
・ポール スチール製、緑2本
・バックパック型収納袋付
・価格 20,000~30,000円と値段に幅があります。
参考価格とし、購入の際はご自分でご確認ください。
張り方は簡単で、タープを広げたら4隅にペグを打ち込みます。
真ん中にポールを立て、後部に短いポールを差して、ロープをペグ打ちすれば完成です。
設置は、ノアズタープよりもさらに簡単にできます。
タープには、後ろと両サイドにメッシュがあります。
前開きになっていますが、両サイドの位置を変えれば、フロント部分を閉め切ることも可能です。
設置の簡単さと形の面白さを持つミラダタープ、ノアズタープとはまた違った良さがあります。
ケルティのタープの張り方は簡単!
ここまでケルティのタープをご紹介してきましたが、いかがでしたか。
「他の人とは違うものを持ちたい」方や「デザインや色にこだわりたい」方に特におすすめです。
ケルティのノアズタープは、見た目の美しさだけでなく、張り方も簡単でしたね。
別売りのゴールドのポールと合わせて、ぜひ使ってみてください。