コールマンのテントの上手なたたみ方をご紹介!

最終更新日:2019/02/07

キャンプなどのアウトドアで大活躍してくれるコールマンのテント!

苦労して設営して、キャンプを楽しんだ後に待っているのが、テントをたたんで収納するという作業。

この作業が苦手という方も多いのではないでしょうか?

どうすれば上手に収納することが出来るのでしょうか。

この記事では、そんなコールマンのテントの上手なたたみ方について、ご紹介していきます。

たたむ前のテントの下準備!

まずは、コールマンのテントをたたむ前の下準備として、やっておきたいことのご説明をします。

①テントを乾かします

フライシートやインナーテントは、雨や夜露などでどうしても濡れてしまいます。

濡れたままの状態でたたんで収納してしまうと、防水や撥水機能が落ちてしまったり、カビが生えてしまう可能性があるので、注意が必要です。

テントを軽く叩いて、砂などの汚れを落としてから、フライシートを外して乾かします。

フライシートを外したらペグを抜いて、テントを転がして底の部分を乾かします。

出来れば、風通しのいい場所での陰干しが理想です。

干す時は、テントが飛ばないようにペグダウンしておいて下さい。

②汚れ落とし

テントを長持ちさせるために、使った後は必ず汚れを落としておくことで、劣化を防ぐことが出来ます。

フライシートやインナーテントは、こまめに土や汚れを拭くようにします。

ポール類やペグは、濡れたタオルなどで土などの汚れを落としてから乾かすことで、サビを防ぐことが出来ます。

ポールのジョイント部分は特にサビやすいので、サビ止めを塗るなどのメンテナンスをしておくことをオススメします。

下準備が完了したら、いよいよテントをたたんでいきましょう。

次からは、コールマンの人気モデルのたたみ方についてご紹介していきます。

コールマンテント共通のたたみ方①フライシートのたたみ方

ここからは、コールマンの人気テントモデルの『タフドームシリーズ』『ウェザーマスターシリーズ』『2ルームシリーズ』などの共通のたたみ方について、ご紹介していきます。

まずは、フライシートのたたみ方です。

①フライシートの取り外し

フライシートを、固定していたペグ・リングに掛けているフック・ベルクロテープなどを全て外し、フライシートをインナーテントから取り外します。

②フライシートのたたみ方

1.屋根の前後の四隅を持って、中央部分を内側に折り込みながら半分にたたみます。

2.半分にした両端の三角形の部分を内側に折り込んで、長方形になるようにします。

3.長方形の両端を内側に折り込んで、元の大きさの1/4の大きさになるようにたたみます。

以上で、フライシートのたたみ方は完了です。

テントのサイズにもよりますが、フライシートは大きめなので、ポイントとしてはなるべく広めの場所にキレイに広げてからたたむようにして下さい。

コールマンテント共通のたたみ方②インナーシートのたたみ方

フライシートがたためたら、次はインナーシートをたたんでいきます。

①インナーシートを広げる

フロントポール・コーナーポール・ルーフポールを全て取り外して、インナーシートを広げます。

②インナーシートのたたみ方

1.コーナー部分を押さえながら、ジョイントパーツを持ってドア側の面をのばしたら、外側へ折ります。

後方のドア側と、サイドの面も同様に折ります。

2.ドアの面を中心にして、サイドの面を中心に向かって折り込んで、長方形になるようにします。

3.長方形になったら、さらにもう1回折り込んで、1/4の細さになるようにします。

4.細くなった長方形を半分に折りますが、この時半分にするのではなく、約30cmほどずらしておいて下さい。

以上で、インナーシートのたたみ方は完了です。

インナーシートも、コールマンの各シリーズのテントでたたみ方はほぼ同じです。

ポイントとしては、たたむ際に中の空気を抜きながらたたむと、キレイにたたむことが出来ます。

テントを上手にケースに収納!

フライシート・インナーシートがたためたら、ケースに収納していきます。

まずは、ポール類を全てポールケースに収納します。

ポールをたたむ時は、真ん中の部分から折るようにします。

そうすることで、ポールの内部にあるショックコードに無理な力が掛からず、ショックコードの寿命を延ばすことが出来ます。

ポール類を全てポールケースに収納したら、収納したポールケースをフライシートの端に置き、それを芯にしながらフライシートをグルグルと巻いていきます。

フライシートが巻けたら、インナーシートも同様にグルグルと巻いていきます。

全て巻けたら、キャリーバックに収納して完了です。

フライシートとインナーシートを巻く時は、中の空気を抜きながら、なるべく固めに巻いていくと、収納が楽に出来ます。

コールマンの人気シリーズの共通のたたみ方と収納方法が分かったでしょうか。

当然のことながら、テントが大きくなればなるほど、収納したキャリーバックは重くなります。

持ち運びをする際は十分注意して下さい。

番外編!コールマン『ポップアップシェード』のたたみ方

『ポップアップシェード』は、フルクローズタイプで着替えの時にも使える、コールマンのポップアップテントです。

室内は縦に広くて、大人2人が十分に寝転がれるサイズで、設営・撤収がとても簡単に出来るのが魅力です。

そんな『ポップアップシェード』のたたみ方は、

①たたむ時にテントの中の空気がスムーズに抜けるように、ドアの一部を開けておきます。

②四隅のうち1ヶ所の角を対角に向けて押していき、内側に折り込んで対角と角を合わせて半分に折ります。

③片手でへりをしっかりと持ちながら、②で折り込んだ頂点を底辺に向かって内側に巻き込むように折っていくと、その左右に輪が出来るので、その2つの輪を重ね合わせて、円形にし、専用のケースに入れます。

慣れるまでは少しコツがいりますが、慣れたらあっという間にたためるほど簡単に出来ます。

たたみ方カンタン!オススメのコールマンテント

ここでご紹介したもの以外でも、設営や撤収する際のたたみ方が簡単なコールマンのテントはたくさんあります。

そのオススメのコールマンのテントの一部をご紹介します。

『ツーリングドーム』

1人でも簡単に設営と撤収が出来る機能を採用したコンパクトシリーズの1つです。

コンパクトながら前室が高めに設定してあるので開放感があり、狭すぎず広すぎないちょうどいい空間を楽しむことが出来ます。

『インスタントドームテント』

なんと、60秒という超短時間で設営が出来てしまうテントです。

もちろん撤収の際もあっという間に片付けが終わってしまいます。

防水性や通気性も十分備えていて、最大5人で利用することが出来る広さもあります。

設営や撤収作業が苦手という方にオススメです。

『ウィンズライトティピー』

三角形のオシャレなシルエットで、女性に人気があるモデルです。

1本のポールで立ち上げるだけなので、設営も撤収も簡単にできます。

グループやファミリーのキャンプでも大活躍してくれます。

テントのたたみ上手になってさらに快適なキャンプを!

コールマンのテントのたたみ方について、ご紹介してきました。

楽しいキャンプが終わって、疲れている時の撤収作業は正直苦手な方のほうが多いのではないでしょうか?

そんな撤収作業を少しでも楽にするために、テントの上手なたたみ方をマスターして、さらに快適なキャンプを楽しんでいただけたら幸いです。

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