コールマンテントでキャンプ!初心者もできる建て方をご紹介

最終更新日:2019/02/07

アウトドアといえば、キャンプ。

そんなキャンプは、テントを建てることからはじまりますね。

そして、数多くあるテントのなかでも、コールマンのテントを持っている方は多いのではないでしょうか。

コールマンは、アウトドアをよくする方たちに、とても支持されているブランドです。

ここでは、なぜコールマンが人気なのかと、初心者の方でもできるテントの建て方をご紹介していきます。

コールマンとは?

はじめに、コールマンについてみていきましょう。

コールマンは、1900年頃にウィリアム・コフィン・コールマン氏によって、アメリカのオクラホマ州で創業された会社です。

もともとコールマンのはじまりは、当時粗悪品が多く、売れ行きが悪かったガソリン式ランプのリースだったようです。

しかし、このリース代金には修理費込みであったため、大量の修理依頼がくるようになってしまい、会社の負担がどんどん膨れていってしまいました。

そこで、1914年から耐久性に優れたガソリンランプの自社生産をはじめます。

ここから「ガソリン式ランタン」が開発され、米軍に納入し知名度を広めていったのです。

1923年には、オートキャンプの将来性を確信したコールマン氏により、キャンプストーブが開発されはじめました。

この製品は現在でいうツーバーナーであり、今でも多くのキャンパーに愛用されている商品です。

これによって、コールマンのブランド力が決定的になったともいわれています。

1976年に日本に初上陸し、当時は漁業用の灯火としてキャンプストーブの売り上げを伸ばしていったのです。

これがきっかけで、今の「アウトドアといえばコールマン」といわれるほどのブランド力や技術力などが評され、日本にキャンプ文化を築かせてくれたメーカーともいえます。

現在は日本法人コールマンジャパンがあり、日本人向けに設計・製造された商品も取り扱っています。

取り扱っている商品のなかにはテントもあり、コールマンの定番ともいわれています。

その建て方についてもこのあとご説明しますが、次の項ではコールマンの魅力についてみていきましょう。

なぜ人気?コールマンの魅力をご紹介!

先ほどは、コールマンについてお話をしてきましたが、ここではそのコールマンがなぜアウトドアをよくする方たちから支持されるようになったのかをみていきます。

大きく4つのポイントがあります。

①老舗ブランドであるがゆえの安心感

創業が1900年代ですので、かなりの老舗ブランドであることがわかりますね。

老舗だからこその細かなサービスも充実していて、壊れたときは修理なども行ってくれるのでとても安心です。

②機能性

コールマンはアイテム数でも充実していますが、機能面においても同様です。

特に、コールマンの創立当初からあるツーバーナーは、コンパクトに収納できるので持ち運びにも便利です。

さらに、耐久性にも優れているので長い年月もの間愛用されているのでしょう。

③デザイン性に優れたコラボアイテム

コールマンは多数のアパレルブランドとコラボしているので、機能だけでなくデザインにおいても充実しているのは嬉しいですね。

④コールマン主催のイベントが多いこと

コールマンはアウトドアを行うことで「家族」や「仲間」、そして「自然」と触れ合うことで生まれてくる、心のつながりを大切にしています。

そこでコールマンではただアイテムを提供するだけではなく、キャンプを楽しむ場の提供もしているのです。

こういった魅力があるので、コールマンはアウトドア派の方々に人気になったようです。

それでは次から、コールマンの定番商品の1つ、テントについてお話をしていきます。

初心者の方でもできる建て方もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

コールマンテントの大きさをみてみよう!

それではここから、コールマンのテントについてお話をしていきます。

テントといっても、コールマンだけでも数多くの種類があります。

もし、キャンプをすると決めている方は、テントのサイズに注意して購入しなくてはいけません。

サイズによって定員人数も変わりますので、必ず確認しておきましょう。

コールマンのテントの定番のサイズといえば、270と300があります。

270は定員4~5人用で耐水圧は1500mm、300は定員4~6人用で耐水圧は2000mmとなっています。

このように、サイズによって定員人数も変われば、耐水圧も変わります。

キャンプを山で行う場合、天気が大きく変わることが考えられますね。

このとき、激しい雨にも負けないようにするのであれば、300のほうがオススメです。

次から実際にテントの建て方についてみていきましょう。

建て方の前に!テントを建てる場所の選び方も知っておこう

これからコールマンなどのテントの建て方についてお話をしていきますが、テントを建てるうえで重要なことが「建てる場所」です。

ここではまず、テントを建てる場所の選び方についてお話しします。

簡単にテントを建てることができても、場所選びに失敗してしまうと、せっかくコールマンのような良いテントを選んでも最悪な事態を巻き起こしてしまう可能性も否定できません。

特にあまりキャンプの経験がない方は、テントの場所選びは慎重に行うようにしてください。

テントを建てる場所を選ぶときの注意点は、以下のようなものです。

●くぼみのある場所は避ける(雨が降ったら水たまりができてしまう恐れがあるため)

●直射日光を回避するためにも、極力木の下を選ぶようにする(根っこのない平らな場所を選ぶこと)

●河川敷や砂浜のような場所は絶対にNG

以上の注意点を参考に、場所を選ぶようにしてくださいね。

初めての方であれば、きちんと整備されているキャンプ場に行くのがオススメです。

初心者でもできる!テントの建て方①

では、ここからコールマンのテントの建て方についてお話をしていきましょう。

先ほどお話ししたテントを建てる場所が決まったら、早速開始です。

①はじめにテントを広げます。

しっかりと広げると、建てやすくなります。

②ポールをテントに通します。

テントによっては、ポールを通す順番も決まっているようですので、説明書を確認しておくと良いですね。

③ポールを差し込んで、エンドピンに差し込みます。

クロスするようにポールを差し込んだあとに、テントの四隅のすそにあるエンドピンにも差し込みましょう。

これによってポールが張り、インナーテントも立ち上がりますよ。

④インナーテントとポールを接合させ、フロントポールを設置します。

インナーテントにフックがありますので、それらにポールに引っ掛けて接合します。

フロントポールを伸ばし、エンドピンに差し込みましょう。

そして、インナーテントについているテープをフロントポールに巻きましょう。

初心者でもできる!テントの建て方②

引き続き、コールマンのテントの建て方についてお話をしていきます。

⑥リアバイザーポールを設置します。

フロントポールを設置させた側と反対の入り口の上部にフックがあります。

このフックにリアバイザーポールを設置してください。

⑦ペグを打ち込みテントを固定します。

ペグで固定するときは、打ち込み角度を45度にすると強度が上がりますよ。

⑧リッジポールを固定します。

⑨フライシートを被せて、インナーテントを固定します。

インナーテントの四隅についているDリングにかければ、固定されます。

⑩フライシートとインナーテントを接合させます。

フライシートの内側にあるベルクロテープを、ポールに固定にしましょう。

⑪フライシートをペグダウンさせて、地面と固定させます。

まず、フライシートをペグで地面に打ちつけ、さらにロープでフライシートを結んで固定します。

最後に、自在ロープを締め上げればテントが完成します。

ここで注意して頂きたいのが、必ず1人ではなく2人以上で行うことです。

まだ慣れていない方は特に、1人でテントを建てるのは危険です。

大人2人以上で、安全に建てるようにしてくださいね。

コールマンのテントでキャンプしよう!

コールマンについてと、テントの建て方についてお話をしてきました。

コールマンの充実した機能であれば、多少天候が悪くなったとしても問題なくテントで過ごすことが可能です。

キャンプに興味を持っている方は、これを機会にコールマンのテントでキャンプに出かけてみてはいかがでしょうか。

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