機能的に優れていて、オシャレな見た目も持ち合わせているストウブ。
カラーバリエーションもあり、特に、ブラックやグレーなどの落ち着いた色味が人気ですよね。
しかし、そのグレーが、ひび割れしやすいのではと言われています。
また、グレーに限らず、ストウブの使い方によって、ひび割れしてしまうこともあるのです。
家庭だけではなく、アウトドアでも活用できるストウブですが、ひび割れさせないための注意点など、ご紹介していきます。
オシャレなストウブ!人気色グレーはひび割れの可能性が?
簡単においしく調理ができることや、SNSなどで写真映えするということもあり、ストウブは大人気ですよね。
ストウブは、カラーバリエーションがあり、どれも人気があります。
その中でも、ブラックやグレーが落ち着いた色味ということもあり、女性だけではなく、アウトドアでよくストウブを使う、男性にも好まれています。
その、ストウブのグレー色のものですが、鍋底がひび割れしてしまう事象があります。
はっきりとした原因は不明ですが、普通に使用しているだけではなく、オーブンでも使用したり、頻繁に使っていると、ひび割れが発生してしまうことがあるようなのです。
他のカラーでは、このようなことはあまりないので、ひび割れがする可能性があるのが人気色のグレーだけに、残念ですよね。
ひび割れは、鍋底の外側部分に入ることが多く、少し目立ちます。
今のところ、具体的な解決策はないものの、毎日それだけをヘビーに使うというようなことは、なるべく避ける方がいいでしょう。
グレーがひび割れしてしまう原因は?製造方法の違いに注目!
ストウブの中でも、グレーがひび割れしてしまう可能性があるということをお伝えしましたが、その原因の1つとして、ストウブのカラーによって、製造方法が異なることが挙げられます。
まず、ストウブの製造方法の違いとして、大きく2つに分けることができます。
①マジョリカカラーシリーズ
・グランブルー
・グレナディンレッド
・バジルグリーン
・シナモン
②通常のカラーシリーズ
・ブラック
・グレー
・チェリー
・マスタード
現在では、マジョリカカラーシリーズ4色と、通常のカラーシリーズ4色の、合計8色の展開となっています。
このマジョリカシリーズですが、鍋に一度白色の下地を塗り、その上から、カラーを塗っていきます。
通常のカラーシリーズでは、白色の下地を塗る工程はないため、マジョリカカラーシリーズより、1つ層が薄くなるのです。
このため、普通のカラーシリーズであるグレーは、ひび割れしてしまう可能性があるのではないかと言われています。
また、工程が1つ少ないため、普通のカラーシリーズの方が、価格もリーズナブルとなっています。
そもそもストウブのようなホーロー鍋はひび割れしやすい?
ストウブは、ホーロー加工がされている鋳物ホーロー鍋です。
そもそも、鋳物ホーロー鍋は、その取扱い方法によって、ひび割れの可能性があります。
主なひび割れの原因は、急激な温度変化によるものです。
例えば、調理直後の熱い状態のまま、冷蔵庫に入れてしまったり、それとは反対に、冷蔵庫から出してすぐに、強火で加熱すると、ひび割れてしまう可能性があるのです。
忙しいときに、これらはついやってしまいがちですが、十分に気を付けるようにしましょう。
また、ひび割れだけじゃなく、ストウブは焦げつきにも注意が必要です。
鍋のまわりに付着した汚れをよく拭き取らず、そのままストウブを使用すると、その汚れ部分が焦げついてしまいます。
特に、グレーやシナモンなど、汚れが目立ちやすいカラーは注意してくださいね。
ストウブが汚れたら、お手入れをきちんと行いましょう。
それでも、万が一汚れがついてしまったら、重曹できれいに取ることができますので、試してみてください。
汚れの落とし方については、次でご紹介していきますね。
グレーの焦げつき汚れは目立つ!汚れの落とし方をご紹介!
ストウブの人気色であるグレーは、ひび割れてしまう可能性があることをお伝えしましたが、薄い色なので、焦げついてしまうと、汚れも目立ってしまいます。
せっかくのオシャレな鍋のまわりに、汚れがついてしまうと残念な気持ちになりますよね。
それでは、どのようにしたら汚れを取ることができるか、ご紹介していきましょう。
①ストウブより大きい鍋に、水と重曹を入れる
重曹は、鍋の底が見えなくなるくらい入れてください。
②「①」に、ストウブを入れて、火をつける
火をつけた後は、沸騰させ、そこから約30分煮立たせます。
③ストウブを水洗いする
スポンジなどで、鍋から取り出したストウブをよく洗います。
以上の方法で、だいたいの汚れを取ることが取ることができます。
普段からきちんとお手入れをし、ストウブを綺麗に保つことが基本です。
しかし、もしも汚れがついてしまったら、この方法を試してみてくださいね。
アウトドアでストウブを使うとひび割れする?
ストウブは、直火がOK、見た目もオシャレで、機能面でも優れているので、アウトドアをしている方々にも大変人気があります。
特に、ブラックやグレーは、アウトドアをする男性にも人気があります。
しかし、アウトドアでストウブを使用するうえで、注意しなければならないことがあるのです。
アウトドアで、焚火や炭火などを使うと、温度を一定に保つことがとても難しいですよね。
自分が、思っている以上に温度が高くなってしまい、ホーローを傷めてしまったり、変色してしまったりということが起きてしまう可能性があります。
焚火などは、家庭でのガスの火や、IHと違い、温度管理が非常に難しいので、アウトドアでストウブを使用する際は、アルミホイルで包んだり、火の上に網を置き、上からストウブをつるすといいでしょう。
さらに、岩や石などの硬いものがストウブに当たってしまうと、ホーローがひび割れてしまうこともあります。
アウトドアシーンでは、石などの硬いものが当たってしまう可能性はあるでしょうから、その取扱いには十分気を付けるようにしましょう。
アウトドアでストウブが大活躍!オススメの使い方とは?
ストウブは、その使い方によっては、ひび割れてしまったり、焦げついてしまったりすることがありますよね。
しかし、きちんと使い方に注意すれば、アウトドアで大活躍間違いなしです。
それでは、アウトドアでの、ストウブのオススメな使い方をご紹介していきましょう。
例えば、アウトドアで使用する飯盒などは、でき上がってそのまま置いておくと、ご飯がすぐ冷えてしまいますよね。
しかし、ストウブの場合、ご飯が炊けたあと、バスタオルや新聞などでくるんでおくだけで、しばらくの間、温かさを保つことができるのです。
これができるということは、加熱調理が終わってすぐ、別な調理ができるということで、熱源に限界があるアウトドアにおいては、かなりありがたいものです。
ただし、ご説明しているとおり、急激な温度変化に注意し、強火は避けるなど、ストウブの使い方には気を遣うようにしましょう。
ストウブには、ブラックやグレーだけではなく、8色のカラーバリエーションがありますから、お好きな色を選んで、家庭でもアウトドアでも、楽しく調理しましょう!
使い方に注意してオシャレなストウブを活用しよう!
優れた機能性だけではなく、見た目もオシャレなストウブですが、使い方によっては、ひび割れたり、焦げつきが原因で汚れたりすることがあります。
使用方法をきちんと守り、お手入れもしっかりと行うことで、ストウブを長く愛用できることでしょう。
家庭にとどまらず、アウトドアシーンでも、ぜひ、ストウブを活用してみてくださいね!