ニーモ(NEMO)のタープが欲しいというキャンパーは多いです。
ニーモのテントを購入して、その使い勝手の良さに惚れ込んでタープも購入したい方や、友人が使っていて欲しくなった方もいることでしょう。
パッと見ると、複雑そうな形をしているため、張り方が難しいんじゃないかと思われるかもしれませんが、実際のところはどうなのでしょうか。
張り方も簡単!?アウトドアブランド・ニーモ
アウトドア好きならニーモのテントやタープは気になりますよね。
キャンプやフェスで大活躍する、機能性とスタイリッシュさを兼ね備えたブランドです。
ニーモが大好き、という方やこれからアウトドアアイテムを揃えたい方のために、まずはニーモについて簡単にご説明します。
〇アイディア溢れるテント・タープが魅力
ニーモの創業者はアメリカのデザイン大学出身のカム・ブレンシンガーです。
感性豊かな発想力で次々とアウトドアシーンに革命的な商品を送り出し、世界で名の知られるブランドになりました。
技術力も高く品質もいいうえに、見た目もおしゃれなんて最高ですよね。
登山にだって使えます。
キャンプの初心者が悩むのは、価格が安いアイテムをとりあえず揃えるか、品質がよく本当に気に入ったブランドで揃えるか、ということがあると思います。
コスパがよくて便利なブランドは他にもありますが、趣味はやはり形から入ることも大切です。
ハマってしまえば、あとで気に入ったブランドのアイテムを買いたくなる方が多いですし、初期投資をかけても惚れ込んだブランドのものを買うのがおすすめです。
ニーモなら、あとで後悔するということはまず考えられませんし、老若男女好きなデザインで、家族や友人も「おっ!」と思うかもしれませんよ。
ニーモの人気の理由は他にもあります。
シャドウキャスターの張り方の前に、少しご紹介させてください。
ニーモの人気の理由!
ニーモのテントやタープの人気の秘訣は、その軽さと扱いやすさ、デザイン性にあります。
例えば、1人用のシェルター、「スパイク1P」はわずか440gと軽量で、すっきりした見た目が根強い人気を誇る商品です。
さらに、テントもタープも耐久性が十分で、世界で活躍する登山家やキャンプマニアからも支持されています。
張り方も覚えてしまえば簡単で、女性だけでもできますので安心です。
テントを持っている方なら、すでに実感されていることでしょう。
タープも同様です。
さらに、先ほどから触れていますが、緻密な計算で考えられたデザイン性も魅力です。
アシンメトリーで惹きつけられるデザイン、他のブランドには無い自然に映えるフォルムにこだわって作られています。
一度、気になってしまうと購入せずにはいられない方が多いのも頷けます。
色使いはシンプルですが、自然の景観を邪魔しない点がいいですよね。
ニーモの人気タープ「シャドウキャスター」の張り方
今回、張り方をご紹介するニーモのタープは、「シャドウキャスター」です。
アシンメトリーで個性的でありながら、一人でも簡単に設営可能なので、おすすめのタープです。
サイズは110と165の2つから選べます。
【シャドウキャスターの張り方】
1.ファストピッチライン(シャドウキャスターの最大の特徴)が内蔵された縮こまっている方が尾根部分です。
ですので、尾根部分を真ん中にして地面に広げましょう。
2.尾根の両端のガイロープをそれぞれ伸ばしてペグダウン(地面にペグで固定)していきます。
3.尾根部分のメタルアンカーにポールを入れます。
4.タープの片側を立ち上げます。
シャドウキャスターの場合は、片方だけ上げた状態でもぐらつきません。
5.もう一方のポールを立てていきます。
6.6つのループをペグダウンします。
7.サイドポールを入れると、タープ内の出入りがしやすくなります。
これで完成です。
伸縮性のあるファストピッチラインというラインのおかげで、ポール一本でもテンションがかかり、初心者や女性でも張りやすいタープです。
ただ、このラインがあるので、縮んだ状態からの設営になります。
そのため、慣れるまではスペースの確認が難しく感じるかもしれません。
また、どうしてもたたんだときにしわくちゃ感があり、きれいに収納したい方には、少し物足りないこともあるようです。
ニーモのタープの使い方
張り方は、だいたいご理解していただけたでしょうか。
ニーモのタープを使うと、他の安いタープには戻れないかもしれません。
かなり強い風にも耐えられますし、いろいろな使い方ができます。
テントを覆うシェルターとして使えば、キャンプの変わりやすい天気でも安心してくつろげますし、日焼け対策も万全です。
人目をさけてリラックスすることもできます。
大人数でも活躍しますが、もちろんソロキャンプでも使えます。
ナチュラルカラーですので、カラーの系統を合わせれば他のブランドのテントとも合いますし、イエローカラーも青空や海に映えて人気です。
海キャンプで利用している方が多いのも分かりますよね。
グリーン系ではなくベージュ系でまとめると、アーティスティックな雰囲気で楽しむこともできます。
ニーモのタープがあればアウトドアライフが快適に
タープの張り方には、いくつか注意点もあるのですが、ニーモの場合には機能性が高いので気にしなくてもいいことが多く、本当に便利です。
例えば、タープは天面に雨水がたまって崩壊することもありますが、ニーモの場合は傾斜がしっかり付いています。
他の平らなタープを使っている場合、天候を見て張り直したりと手間がかかります。
また、張り網が余ることもありません。
しっかりとテンションがかかっていて、本当に信頼できます。
すっきりと設営されていても、夜間のライトアップはしっかりとしてください。
ポールははっきりと見えるようにしておきたいですよね。
それに、ライトアップするとニーモのデザインの美しさが際立ち、遠目から見ても「かっこいい!」の一言です。
キャンプは夜の時間も楽しみの一つです。
ランタンを灯して団らんするときや、ソロキャンプで非日常を味わう際に、ニーモのタープは洗練された雰囲気を演出してくれます。
カメラが好きな方なら、購入したばかりの頃はテントやタープの写真を撮りたくなるかもしれませんね。
あとで見返して、そのころの気持ちを思い出し、また出かけたくなるので、ぜひ陰影が美しく浮かび上がるニーモのタープを写真に収めてみて下さい。
ニーモのタープと迷う?張り方が簡単なおすすめタープ
最後に、ニーモのタープ以外も候補に入れたい方のために、おすすめのタープをご紹介します。
張り方が簡単で自在に変化するタイプをチョイスしてみました。
・コールマン XPヘキサタープ/MDX 170T16550J
有名なコールマンのタープで、特徴的なのが「クロスポール」です。
その名の通り、メインポールがエックス状にクロスしてつながれており、それぞれの角が1本のロープでテンションがかかります。
そのため、ペグダウンの本数が少なく、大きめのサイズですが短時間で設営できます。
高さ調節も可能で、自分の好みの張り方ができますよ。
サイドポールも2本ついています。
・ドッペルギャンガー ナチュラルタープTT5-473
ドッペルギャンガーにも、ナチュラルカラーがあるんです。
張り方も選べて形が多様に変化します。
また、延長ポールテープがついており、小川張りでの設営が簡単にできます。
収納もコンパクトで軽く、価格も安いので、ニーモと迷う方も多いかもしれません。
ニーモのタープの張り方は簡単!
ニーモのタープは、初心者にもおすすめです。
シャドウキャスターは特に張り方が簡単ですし、形から入りたい場合も最適です。
もっとビビットなカラーがいい、という場合は他のタープが候補になるかと思いますが、ナチュラルカラーならテントとも合わせやすいですよね。
もちろん、ニーモのテントと組み合わせて統一感を出すのもいいでしょう。
他のタープもご紹介しましたが、ぜひ、後悔のないお買い物をしてくださいね。