マントルの空焼きって何?破れることがあるってホント?

皆さんは、どんなランタンを使用していますか?

今回は、ランタンの中でも、手が出しにくいとされている「マントル」を使用したランタンについて、詳しくお話しをしていきます。

「空焼きって何?」、「破れることがあるの?」など、素朴な疑問にもお答えしているので、ぜひ参考にしてみてください!

そもそもマントルってどんなもの?

そもそも、マントルについて詳しく知らないという方がいるかもしれませんね。

まずは、マントルはどのようなものか、どのようなランタンに使用するものかをご説明してきましょう。

マントルは、塩化ナトリウムが染み込ませてある、化学繊維で出来た袋状のものです。

マントルを使用するには、まずは「空焼き」という作業を行い、灰化させることが必要になります。

灰化させることで、袋状になったマントル内にガスが溜まり、そのガスが燃えることで熱を発します。

その熱を持ったマントルが、ランタンの灯りとなるのです。

ちなみに、昔のマントルには、放射線物質が含まれていました。

その放射線の影響を心配している方がいるかもしれませんね。

しかし、現在のマントルには、そのような放射線物質は含まれていません。

もちろん、どのランタンでもマントルが必要という訳ではありません。

主に、ガソリンランタン・ガスランタンで使用されます。

現在では、あまり使用している方を見かけないのではないでしょうか。

なぜならば、先ほど少し触れた「空焼き」という作業にコツがいること、またマントルはとても脆いもので、扱いに注意しないと簡単に破れることがあり、手間と費用が掛かるという欠点があるからなのです。

マントルを使用したランタンの魅力とは?

先ほどは、マントルはどのようなものか、どのようなランタンに使用するかをご説明しました。

後半では、「空焼きが難しい」・「マントルが破れることがあるため、手間と費用が掛かる」といった欠点について触れました。

しかし、ここではその欠点をもかき消す、マントルを使用したランタンの魅力についてお話ししていきましょう。

やはり、最大の魅力と言えば、そのマントルが放つ「灯り」ではないでしょうか。

現在、多くのキャンパーが利用しているLEDランタンは、扱いが簡単で火のトラブルの心配がありません。

しかし、直線的な光なため、全体的に照らすということが難しくなります。

一方で、マントルを使用しているランタンは、LEDランタンと比べて光量が大きいためテントサイトをしっかりと照らしてくれます。

また、「キャンプならでは」の非日常的な雰囲気を楽しむことが出来るでしょう。

その他にも、昔ながらのデザインのランタンが多く、オシャレなものを手に入れることが出来ます。

次では、マントルを使用するランタン、「ガソリンランタン」と「ガスランタン」の違いについてお話しをしましょう。

マントルを使用するガソリンランタンとガスランタンの違いとは?

では、ガソリンランタンとガスランタンの違いについてご説明します。

●ガソリンランタン

ガソリンを燃料とするランタンです。

ガソリンを気化し、マントルに送り込むことで灯りを放ちます。

ガスランタンと比べ、安定した灯りを得ることが出来るでしょう。

また、寒さに強いため、冬のキャンプなどでも光量を落とすことなく使用出来ます。

また、燃焼時間も長いという長所があります。

しかし、空焼きの他にも、ガソリンを入れたり、ポンピングという作業が必要になるため、手間と感じる方もいるかもしれませんね。

また、本体価格が少し高めになっているようです。

キャンプに慣れている、ベテランキャンパーにはおすすめと言えるでしょう。

●ガスランタン

ガスを燃料とするランタンです。

ガスを送り込むことで、灯りを放ちます。

ガソリンランタンと比べ、安定した灯りを得ることは出来ませんが、その分光量が大きいとされています。

燃料として使用されるガスは、ランタンだけでなくバーナーなどでも使用出来ることがあるため、荷物の削減にもつながりますね。

また、着火の手間も掛からないので、初心者キャンパーにおすすめと言えるでしょう。

しかし、寒さに弱いため、冬のキャンプには向かないかもしれませんね。

ちなみに、どちらのランタンも本体が熱くなるため、テント内での使用は出来ないので注意しましょう。

次では、マントルの空焼きや、マントルが破れる可能性があるタイミングについてお話しをしましょう。

マントルの空焼きとは?破れるタイミングって?

まずは、マントルの空焼きについて簡単にご説明をしていきます。

①ランタンのグローブを外す

まずは、ランタンのグローブを外します。

②噴射口にマントルを取り付ける

ほとんどの場合、紐を結ぶタイプのマントルが多いでしょう。

噴射口にきゅっと結びましょう。

③燃料バルブの確認

燃料バルブがしっかりとOFFになっていることを確認します。

④マントルに着火

柄の長いライターなどを使用し、下からマントルに火を付けます。

まんべんなく燃やしましょう。

全体が綺麗に灰化したら、空焼きの完了です。

空焼き直後のマントルは、とても脆い状態にあり、少し触れただけで破れる可能性があるので注意が必要です。

説明を見ると、作業自体は簡単ですよね。

しかし、これらの作業は、要所ごとにしっかりとコツを掴んで行わなければ、いくらランタンを慎重に扱ってもマントルが破れてしまう可能性があるということを覚えておきましょう。

マントルが破れる原因を排除!空焼きのコツとは?

先ほどは、簡単に「空焼き」についてご説明しました。

ここでは、マントルが破れることがないよう、意識すべき「空焼き」のコツをお教えしましょう。

●空焼きを行うシチュエーション

空焼きは、野外で行います。

しかし、風が当たる場所は避けましょう。

風のない時に、無風の場所でやることが大切です。

●マントルを取り付ける前に行うこと

ガソリンランタンの場合、着火するにはポンピングが必要になります。

ポンピングをすることで、振動が起きるため、灰化後のマントルが破れる原因となります。

マントルを取り付ける前に、必ず済ましておきましょう。

●マントルを取り付ける時に注意すること

マントルを取り付ける時は、しっかりとシワを取り除きましょう。

上下左右、ゆがみのないようにすることが大切です。

ゆがみがあった場合、灰化にムラが出来てしまうからです。

また、紐で結ぶタイプのマントルで余った紐は、灰化後に触れてマントルを破いてしまうことがあるため、しっかりとハサミで切っておきましょう。

●空焼き後にすること

空焼きが完了したら、燃料バルブを開けて一度燃やしましょう。

この作業で、マントルの強度が増します。

マントルが破れる原因を排除!空焼き後の持ち運びにも注意!

マントルを使用したランタンは、空焼きが完了すると、持ち運びにも注意が必要になります。

移動中の車内などで、他の荷物と少し触れただけでも、マントルが破れる可能性が考えられるからです。

また、マントルだけでなく、グローブなどの破損にも繋がることがあります。

そのようなことがないよう、ランタンケースの使用をおすすめします。

ランタンケースは、ほとんどの場合、購入したランタンのメーカーで専用のものを販売しているでしょう。

しかし、決して安価とは言えません。

その分、安定性には信頼を置けると思います。

どうしても、お金を掛けたくないという方は、DIYしてしまうというものもいいかもしれませんね。

しかし、ケースに入れたから安全という訳ではありません。

車内に積み込む場合は、落下したり、倒れることがないように工夫することが大切です。

万が一、マントルが破れてしまった場合は、必ず交換しなければなりません。

キャンプなどに行く際には、予備のマントルを用意していきましょう。

コツを覚えてマントルランタンにチャレンジ!

今回は、マントルを使用したランタンや、空焼きのコツなどについてお話しをしました。

確かに、マントルを使用したランタンは、手間が掛かるかもしれません。

しかし、その分、愛着が湧くという方も少なくありません。

コツを覚えればどうってことない、という意見もあります。

これを機に、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。