人気のイスカの寝袋で快適なキャンプを!そのたたみ方とは?

最終更新日:2019/03/31

アウトドアで1日体を動かした後は、快適な寝袋でゆっくりとその日の疲れを癒したいですよね。

寝袋は、季節や用途などに合わせて選ぶことが大切です。

しかし、「デザインが気に入ったから」「手頃な値段だったから」といった理由だけで購入して、後悔する方も多いようです。

人気寝袋メーカーのイスカには、季節や用途などに合わせた様々な寝袋があります。

この記事では、イスカの寝袋とたたみ方などをご紹介します。

寝袋メーカーのイスカとは?

イスカの寝袋とたたみ方などをご紹介する前に、イスカとはどのような会社なのかについて触れていきます。

沢山のアウトドアメーカーが存在する中で、イスカは寝袋を専門に取り扱う日本発祥のメーカーです。

寝袋専門だからこそ、素材へのこだわりがとても強いです。

また、そこに勤める社員が実際にキャンプや登山で使用するなどの実験をし、寝袋の開発に力を入れています。

これにより、登山家の間でも大変評判の高い寝袋メーカーなのです。

その歴史は古く、45年以上前に大阪で創立され、それ以降寝袋だけを開発・生産・販売をしてきました。

暖かいのはもちろんのこと、軽量でコンパクトになる生地を考えたり、裁縫技術を高めることに力を入れたりと細部にまでこだわったものづくりを行っています。

イスカブランドのコンセプトである「HEARTY&QUALITY」(心あるものづくりで、最高の品質を)を常に追及しています。

また、古い寝袋を集めて修理をし、災害時にそれらを被災地に届けるといった慈善事業活動も積極的に行っています。

イスカの寝袋の特徴!①

ではまず、イスカの寝袋のたたみ方をご説明する前に、特徴をご紹介していきます。

●縫製技術の高さ

寝袋の品質を左右するのが、縫製技術とも言われています。

イスカの寝袋は、生産工場と協力のもと着実に裁縫技術を高めてきました。

購入後メンテナンスをきちんと行えば、10年から20年の製品寿命があります。

また、厳しい縫製基準を設けているので、高品質な寝袋を提供し続けられるのです。

●品質の良い素材

縫製技術と並んでイスカが力を入れているのが、モデルごとに適した素材を使って寝袋を作ることです。

最新の中綿の開発や導入なども行っています。

●形の工夫

イスカの寝袋は、マミー型といって体全体を包み込むような形のものが多いです。

一般的にこのタイプは寒さに強く軽量ですが、多少圧迫感があるため動きづらく、苦手の方もいます。

しかし、イスカのマミー型の寝袋は、ゆとりがあり立体構造(3D構造)になっているため苦しさを感じません。

また、裁縫の仕方や中綿の量を寝袋の場所によって変えているためフィット感がちょうど良く、コンパクトで軽量に仕上がっています。

イスカの寝袋の特徴!②

引き続き、イスカの寝袋の特徴をご紹介していきます。

●細部にわたる工夫

上記に挙げた特徴以外に、モデルごとに細部にわたって工夫がなされています。

例えば、寝袋の中にたまった暖かい空気が首元から出ていくのを防ぐために、首元をマフラーのような形にしているものが多いです。

また、足元にはより多くのダウンを入れて冷えを防止するなどの工夫がされています。

●中綿が素材別に選べる(ダウン)

イスカの寝袋の中綿はダウンが多いです。

ダウンは沢山詰めなくても大変暖かく、軽量でコンパクトになるため持ち運びにも便利です。

保温性に優れているため、冬場のキャンプなどにも対応します。

フカフカしているので、硬い地面が苦手な方にはダウンのものをおすすめします。

また、中綿がダウンの寝袋は、収納方法がとても簡単です。

空気を抜いて、収納袋に入れるだけでコンパクトに収納できます。

●中綿が素材別に選べる(化学繊維)

中綿に化学繊維を使用している寝袋の販売もしています。

ダウンと比べると重く、大きいですが価格がリーズナブルです。

ダウンは水にぬれると膨らまなくなったり、保存状態が悪いと中綿にカビが生えてしまう可能性がありますが、化学繊維はそのようなことはないので取り扱いが楽です。

洗濯機で丸洗いができるので、キャンプで汚れてしまっても安心です。

ただ、ダウンに比べるとたたみ方に少しコツがいるので、後で詳しくご説明します。

たたみ方の説明いらず!収納が楽で高品質なダウンの寝袋!

では、収納方法が簡単で高品質なイスカのダウン寝袋の商品紹介をしていきます。

【イスカ:エア 500 SL 三期用】

・参考価格 34,480円

・重量 890グラム

・羽毛量 500グラム 720フィルパワー

・サイズ 78センチ×208センチ

・収納サイズ 直径16センチ×32センチ

・最低使用温度 マイナス6度

使用温度はマイナス6度、重量が約900グラムと軽量で、後述する化学繊維のものと比べると、はるかに軽量性が高いです。

また、直径16センチ×32センチと、とてもコンパクトになるのでバックパックなどに収納して楽に持ち運ぶことができます。

冬場以外の3シーズン(春から秋)でご使用ください。

次にご紹介するダウンの寝袋がこちらです。

【イスカ:ダウンプラス ニルギリ EX】

・参考価格 33,480円

・重量 1270グラム

・羽毛量 700グラム 720フィルパワー

・サイズ 80センチ×213センチ

・収納サイズ 直径20センチ×33センチ

・最低使用温度 マイナス15度

冬場でも使用できる、本格的なダウンの寝袋です。

最低使用温度がマイナス15度なので、適温はマイナス10度くらいでしょう。

冬期の中級山岳や春の3000メートルクラス、冬のキャンプ、車中泊、春先の釣りなどで愛用している方が多い寝袋です。

マイナス15度まで使用できるダウンの寝袋の中では、リーズナブルな価格で提供しています。

次の項では、たたみ方に少しコツがいる、中綿が化学繊維の寝袋をご紹介します。

たたみ方にコツが必要!機能的なイスカの化学繊維寝袋!

続いてご紹介するのが、たたみ方にコツが必要な中綿が化学繊維の寝袋です。

【イスカ:パトロール 600】

・参考価格 7,884円

・重量 1300グラム

・中綿 中空ポリエステル600グラム

・サイズ 85センチ×210センチ

・収納サイズ 直径20センチ×33センチ

・最低使用温度 2度

化学繊維なので保管やメンテナンスが楽で、化学繊維の中では軽量なモデルです。

春や秋には平地でのキャンプ、夏場は山岳で使用することができるバランスのとれた寝袋です。

【イスカ:アルファライ 700X】

・参考価格 15,706円

・重量 1360グラム

・中綿 マイクロライトポリエステル100パーセント500グラム

・サイズ 81センチ×203センチ

・収納サイズ 19センチ×35センチ

・最低使用温度 マイナス6度

他の化学繊維と比べて軽量でコンパクトになる「マイクロライト」を使用しています。

3シーズンに対応し、マイクロライトと形状が立体型の適度なフィット感から保温性が高いです。

化学繊維の寝袋でありながら1360グラムと軽量なため、ツーリングや登山にも持参できるので人気が高いです。

イスカの化繊繊維寝袋のたたみ方!

最後に、イスカ寝袋のたたみ方をご紹介します。

イスカの寝袋は、ほとんどがマミー型なのでマミー型の寝袋の収納方法についてご説明していきます。

前述したように中綿がダウンの寝袋はたたまず、収納袋に詰め込んでいくだけとお伝えしました。

ダウンは多くの空気を含んでいるため、しっかりたたもうとすると空気が逃げてしまい綺麗にたたむことが難しいのです。

足元からグイグイ袋にいれていくと、頭の部分からうまく空気がぬけるので試してみてください。

では、化学繊維の寝袋のたたみ方です。

①縦に2つ折りします。

②頭の部分を足元に向けて折りたたみます。

この時、少し重ならない部分を残してください。

③空気を抜きながら、手前から巻いていきます。

④巻き終わったら体などを使って、できるだけコンパクトにします。

⑤収納ケースに収納しましょう。

この時、寝袋を回転させながら入れると、よりスムーズに収納できます。

化学繊維の寝袋をダウンの寝袋のようにたたまずに収納してしまうと、中綿を痛めてしまうのでやめましょう。

ダウン?化学繊維?季節や用途に合わせてぴったりの寝袋を選ぼう!

イスカの寝袋について色々とご紹介致しました。

ダウンの寝袋も化学繊維の寝袋もそれぞれ特徴がありましたね。

化学繊維でも、高品質で3シーズン対応のものもありました。

ただ、冬場にはダウンの寝袋でしっかり防寒することをおすすめします。

この記事を参考にして、季節や用途からご自身にぴったりの寝袋を見つけてください。

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