キャンプ場などで、乗用車とトレーラーが連結している「キャンピングトレーラー」を見たことはありませんか。
キャンピングトレーラーは近年人気が高まり、所有者も多くなってきています。
なお、キャンピングトレーラーはキャンプだけの使い道だけではないのです。
実際に、所有している方のブログを参考に、キャンピングトレーラーの魅力を探ってみましょう!
キャンピングトレーラーの使い勝手や楽しみ方はブログを参考に
乗用車でトレーラーをけん引する「キャンピングトレーラー」をご存知でしょうか。
キャンピングカーは自走が可能な車ですが、キャンピングトレーラーは自走する機能がありません。
つまり、キャンピングトレーラーの移動手段は、乗用車でけん引することなのです。
自走できないキャンピングトレーラーより、自走できるキャンピングカーの方が便利と思うかもしれません。
しかし、日常でキャンピングカーを使うには大きすぎて取り回しなどに困ることも少なくないでしょう。
その点、キャンピングトレーラーの場合はキャンプや旅行に出かけたいときにだけ、乗用車でけん引すればいいので日常生活で困るようなことはありません。
なお、キャンプや旅行に出かけていない間は、ちょっとしたお部屋としても使うことができます。
また、エンジンや運転席のスペースがない分、キャンピングカーに比べて居住空間をより自由に楽しむことができるタイプもあります。
装備が充実したキャンピングトレーラーは、何かと準備が大変なキャンプも気軽に行くことができます。
使い勝手や楽しみ方は、所有者のブログを参考にすると、より具体的にその魅力を感じることができるでしょう。
キャンピングトレーラーの車内装備はブログの写真を見てみよう!
キャンピングトレーラーの内部がどうなっているのか気になりますよね。
所有者のブログを見ると、とても充実した装備であることがわかります。
ブログによっては、わかりやすいような写真を載せてくれているものも多くありますので、イメージが湧きやすいでしょう。
【キャンピングトレーラーの設備】
・バッテリー
・給水設備
・ガス設備
【人気のキャンピングトレーラーの車内(居住空間)の一例】
・キッチン
・冷蔵庫
・電子レンジ
・トイレ
・シャワー
・テーブル
・ソファー
・ベッド
・エアコン
これらが備わっており、ほぼ家で過ごすのと同じくらいのクオリティがあります。
これだけの充実した空間があると、キャンプに行く際、荷物の積み込みなどの手間も大幅に軽減されます。
また、テントなどのキャンプ用品の組み立てや、メンテナンスなどの心配もありません。
雨や風を凌げることはもちろん、シャワーやトイレが備わっていることで、小さなお子様や女性でも安心してキャンプを楽しむことができますね。
キャンプだけではない!使い道はブログを参考にしてみよう
キャンピングトレーラーは、キャンプや旅行でしか使えないと思っていませんか。
毎日、キャンプに行くわけではないですし、ただ置いておくだけではもったいないですよね。
実際、出かけていないときはどのような使い道をしているのかをブログを参考にしてみましょう。
所有者の多くの方は、離れの部屋として活用しているようです。
例えば、
・「子供部屋」として落ち着いた場所で勉強に専念させることができる
・書斎としてゆったり自分の時間を過ごす
・邪魔されない空間で趣味を楽しむ
などといった使い方ができます。
また、充実した装備があることから庭などでのバーベキューも気軽にでき、自宅に保管する場所によっては、「目隠しとしての役割」を果たしてくれるとの意見もありました。
自宅のすぐそばに安心して過ごせる空間があるのはとても魅力的といえるでしょう。
キャンピングトレーラーで大切なことは?
ここまで、ブログを参考にキャンピングトレーラーの魅力をお伝えしてきました。
キャンピングトレーラーがあることでキャンプをより気軽に、そして快適に楽しむことができますよね。
これだけの魅力があると欲しくなる一方、所有するにあたりさまざまな疑問がでてくるでしょう。
多くの方が疑問に思うことをご紹介します。
●「ヒッチメンバー」というけん引装置が必要
キャンピングトレーラーの多くは海外製で、主に輸入されたものになります。
そのため、けん引する装置の取り付けは一般の自動車整備工場では難しい場合があります。
購入時に、ヒッチメンバーを取り付けてくれる整備工場を聞いておくといいでしょう。
●広めの駐車スペースの確保
自宅内の敷地に保管できる場所があるのであれば問題ありませんが、そうでない場合、ある程度の広さがある駐車場を確保する必要があります。
その際、自宅から2キロ以内で見つけるようにし、その住所でトレーラーの車検登録を申請しましょう。
●移動中はトレーラー内に人は乗れない
道路交通法により、高速道路や一般道路は、トレーラー内部に人を乗せて走行はできません。
荷物やペットは大丈夫ですが、重さに注意しないとバランスが取れなくなる可能性があります。
●大きさによってはけん引免許が必要
トレーラーの総重量が750kg以上の場合、けん引免許が必要となります。
しかし、収容人数4人の一般的なキャンピングトレーラでも750kg以下ですから、ほとんどの場合、普通免許でのけん引が可能です。
●気になる維持費
トレーラーと聞くとかなりの維持費がかかると思う方も多いでしょう。
しかし、思いのほか経済的といえるかもしれません。
【維持費の内訳】
・自動車税:10,200円程
・重量税:8,200円程
・2年に一度の車検:45,000円程
・自賠責保険料(2年):4,650円程
任意保険料は牽引車両と一体扱いとなり、基本的に追加料はかからないとされています。
●けん引は難しくない
けん引というのは取り回しが難しいと思うかもしれません。
しかし、車体の真ん中あたりにタイヤがあるので意外にも小回りがきき操作しやすいでしょう。
軽自動車でもキャンピングトレーラーでキャンプを楽しみたい!
近年では、軽自動車でもキャンプを楽しむというコンセプトの車が人気があります。
そういった軽自動車でキャンピングトレーラーをけん引して「キャンプをより充実させて楽しみたい」と思う方も少なくないでしょう。
もちろん、軽自動車でもけん引できるキャンピングトレーラーはあります。
装備として、バッテリー・ベッド・ソファー・流し台・収納などがあり、オプションを付ければさらに充実した装備となります。
コンパクトでありながら、就寝時には広くなる設計になるものや二段ベッドのタイプもあります。
天井をポップアップさせると開放的な空間となります。
通常のキャンピングトレーラーより、コンパクトな分、より取り回しが楽にできることが軽キャンピングトレーラーの魅力です。
また、個性的でおしゃれなデザインなものが多く、選ぶときは迷ってしまいますね。
ソロキャンプや2人でのキャンプなら十分といえるでしょう。
軽自動車でキャンピングトレーラーを検討する場合も、実際に使っている方のブログや写真などを拝見してみると参考になりますよ。
まずはトレーラーコテージやレンタルでキャンプを体験してみよう!
キャンピングトレーラーを購入する前に、まずはトレーラーでキャンプを楽しむのがどのような感じなのかを体験してみるものいいかもしれません。
まず、キャンピングトレーラーを体験するために「レンタル」してみるのがおすすめです。
レンタルは、使いたいときだけ借りるので常時保管しておく必要がありません。
さらに、ショップによっては目的地まで運搬・設置・撤収までしてくれます。
人数に合わせて車両の大きさを選ぶこともできるため、無駄がありません。
また、キャンプ場によっては、トレーラーコテージという宿泊施設があり、トレーラー内での生活が体験できます。
このようなトレーラーコテージは、けん引免許の要らないキャンピングトレーラーより大きいサイズのトレーラーなのでゆったり感があります。
実際、トレーラーコテージに宿泊した方のブログを拝見すると、狭いながらも充実した装備で楽しんでる様子がうかがえるものでした。
トレーラーでのキャンプを体験してみると、何もかもがそろっていて便利と思う一方、もっと自然を感じたいという物足りなさを感じるかもしれません。
さらに、「キャンピングトレーラーフェスティバル」というものも開催される場合がありますので、そういった会場で実際に見てみるものいいでしょう。
購入をする前に、まず「トレーラー」でのキャンプを体験してみてからゆっくりと検討してみるといいかもしれません。
キャンピングトレーラーでよりキャンプを楽しもう!
キャンピングトレーラーは、テントを持参したり設置したりする手間がないため、限られた時間を有効活用できます。
いきなり購入するのではなく、レンタルやトレーラーコテージなどを体験するのもおすすめです。
また、トレーラーでキャンプを楽しむ方法は、実際に所有している方のブログがとても参考になります。
より気軽にキャンプを楽しむために、キャンピングトレーラーを検討してみてはいかがでしょうか。