キャンプの夜に無くてはならないものの1つに「ランタン」があります。
ランタンの中でも、LEDランタンはガソリン・ガス・灯油などの燃料を消費しないため、便利で経済的です。
各人気アウトドアブランドも、色々な種類のLEDランタンを販売してます。
この記事では、キャンプの夜に最適なLEDランタンについてご紹介していきます。
キャンプでLEDランタンを使うメリット!①
キャンプの夜は街灯なども無いため、とても暗くなります。
そこで必要なのが、しっかりと手元を照らしてくれるランタンです。
LEDランタンは様々な機能を持ったものが多く存在し、その便利さから人気です。
また、火をおこさないため安全性が高く、キャンプだけでなく緊急用に家庭で1つ持っていても大変便利なアイテムです。
便利なLEDランタンですが、キャンプで使うメリットをもっと詳しくご紹介していきましょう。
●明るさの調節が可能
ほとんどのモデルが、段階的または、無段階で明るさを調整可能です。
ハイビーム、ストロボ、キャンドルなどの機能を備えたものもあり色々なバリエーションの明かりを楽しむこともできます。
モデルによっては、暖色、白色、色白色といった色味も変えることもできます。
色々なシーンで対応してくれるのが、便利ですよね。
●燃料切れ・火災の心配がない
燃料が必要な、ガソリン、ガス、灯油ランタンとは違って、電池式または充電式なので燃料がきれてしまうといったアクシデントはありません。
充電式のものは、キャンプサイトに電源があれば充電も簡単にできます。
中には、手で回して充電するものやソーラー充電式のものもあり、便利です。
火を一切使用しないため、火災や一酸化炭素中毒になるリスクもないなど、使用する場所を選ばないのも嬉しいポイントです。
火傷を引き起こすこともないため、お子さん連れのキャンプにもおすすめです。
キャンプでLEDランタンを使うメリット!②
続けて、キャンプでLEDライトを使用するメリットについてご紹介していきます。
●連続点灯時間が長い
LEDランタンは燃料系ランタンと比較すると、連続して点灯する時間が長いのも特徴です。
消費する電力が少ないため、乾電池を使うモデルの中で、最も大きい光量で15時間のあいだ連続して点灯するものもあります。
LEDランタンの中には、100時間以上連続して点灯するモデルもあるようです。
このような理由から、災害時の対策としてご家庭に所有しているという方もいます。
●お手入れが楽
ガソリン、灯油ランタンのように、分解して部品を磨くといった面倒なお手入れは必要ありません。
また、パーツを交換したりといったメンテナンスも必要なく簡単に扱える点も、LEDランタンのメリットです。
基本的にキャンプで使うものだから、メンテナンスは楽なほうがいいですよね。
使い始める前の、空焼き、ポンピングなども不要ですぐに使えます。
キャンプ初心者にも安心して簡単に扱えます。
キャンプに最適なLEDランタンを選ぶときのポイント!①給電方法
LEDランタンをキャンプで使用するメリットが分かったところで、続いてLEDランタンの選びかたをご紹介していきます。
●給電方法を確認
【充電式】
充電式には下記のものがあります。
・家庭用コンセント
・シガーソケット
・手回しタイプ
・ソーラータイプ
この中でも、手回しタイプとソーラータイプは、電源や電池を使用せず充電ができるので便利です。
また、USB対応モデルの中には、スマートフォンやタブレットの充電ができてしまうものもあるので興味がある方は参考にしてみてください。
【電池式】
一般的なのは、こちらの電池式です。
だいたいのモデルが単1電池か単3電池を使用します。
ただ、単1電池を4本使用するモデルが多いため、多少重量が大きくなります。
キャンプに最適なLEDランタンを選ぶときのポイント!②明るさ
続けて、LEDランタンを選ぶときのポイントをご紹介します。
●用途に合った明るさ
【メインランタン】
LEDランタンの明るさを示す単位は、「ルーメン」です。
この数値が上がれば上がるほど、光量が多く明るく照らします。
家族などの大人数でキャンプを楽しむ場合のメインランタンを選びたいなら、1,000ルーメン以上をおすすめします。
少人数であれば、眩しさを避けるために700ルーメン位が理想です。
ソロキャンプであれば、自分のスペースを十分に照らせる、300ルーメン程度で十分です。
【サブランタン】
テーブルやテントの中、手元を照らすのに必要なのが、サブランタンです。
光量が大きすぎてしまうと、眩しくて目が疲れる原因になってしまったり、虫が寄ってきてしまったりします。
サブランタンのおすすめの光量は、100から300ルーメン程度でしょう。
100ルーメン以下のランタンをテーブルにいくつか並べておけば、よりキャンプの雰囲気が上がるのでおすすめです。
【持ち運び用ランタン】
夜、散歩やトイレに行くときに何かと便利なのが、持ち運び用のランタンです。
足元と照らすためのものなので、光量は100ルーメン位が適しています。
また、LEDランタンに中には懐中電灯のように形を変化できるタイプもあるので、荷物をコンパクトにしたい方にぴったりです。
キャンプに最適なLEDランタンを選ぶときのポイント!重量と点灯時間
次に、キャンプに使うLEDランタンを選ぶ際に確認したいポイントはこちらです。
●重さ
キャンプで使用するLEDランタンは、できることなら携帯しやすいものを選びたいですよね。
購入時には、必ず重さを確認するようにしましょう。
LEDランタンの重さの幅は広く、100グラム以下のモデルから1キロ以上あるものまで様々です。
前述したように、単1電池を使用する電池式のものが多少重量が大きくなってしまうことが多いようです。
単1電池だと、4本以上電池を使用することが多くなる傾向にあるためです。
電池の予備を持参することを考慮すると、重量がさらに大きくなってしまいますよね。
車などで行くオートキャンプ以外の、登山やトレッキングなどには、単3電池か単4電池を使用するタイプか充電式のものをおすすめします。
●連続点灯時間
前項でも少し触れましたが、連続点灯時間が長いものがおすすめです。
点灯時間が長ければ長いほど、電池の交換や充電をする手間もかかりません。
また、コストも抑えることもできます。
キャンプの夜では、大体1日6時間から7時間の点灯が必要になってくるので参考にしてください。
キャンプにおすすめのLEDランタン!商品紹介!
最後に、キャンプにおすすめのLEDランタンをいくつかご紹介します。
【ジェントス:EX-1000C】
・明るさ 100ルーメン
・点灯時間 5.5時間
・電池仕様 単1電池4本(556グラム)
・サイズ 直径12.9センチ×24.6センチ
・重量 694グラム(本体のみ)
日本のLED専門メーカーである「ジェントス」から販売しているアイテムです。
その品質の高さから、キャンパーの間で人気です。
メインランタンにぴったりの1000ルーメンの光量モデルで、3色に色が調整できる機能が付いています。
初心者にも使いやすいアイテムです。
ただ、重量があるのでどちらかというとオートキャンプ向きです。
【コールマン:CPX 6 リバーシブルLEDランタンⅢ】
・希望小売価格 4,838円
・明るさ 350ルーメン
・点灯時間 15時間
・電池仕様 単1電池4本(556グラム)
・サイズ 直径13センチ×29.5センチ
・重量 775グラム(本体のみ)
逆さに吊るせば、広い範囲を照らすことができるランタンです。
クラシックなデザインも人気で、温かみある暖色系の優しい光でサイトを照らしてくれます。
シーンに合わせ、ハイ・ロウ・ナイトライトと3段階の切り替えが可能です。
別売りの充電式カートリッジで対応しているので、重量が気になる方にはそちらをおすすめします。
また、防水性もあるので、天候を心配する必要がありません。
機能性・デザイン性を兼ね備えた、おすすめのLEDランタンです。
機能的なLEDランタンでキャンプの夜をより快適に!
キャンプにおすすめのLEDランタンについて、色々とご紹介しました。
一口にLEDランタンと言っても、明るさや色、機能性もそれぞれ違いましたよね。
オートキャンプか登山かなどアウトドアの種類によっても、選ぶランタンが変わってきます。
今日ご紹介したランタン以外にも、各ブランドから便利なLEDランタンが発売しているので確認してみてください。
ご自身の用途に合わせてぴったりのものが見つかるといいですね。