キャンプの必需品であるランタンを選ぼう!おすすめをご紹介

最終更新日:2019/03/18

楽しいキャンプには欠かせないアイテムの中でも、必ずと言っていいほど必要なものの一つに「ランタン」があります。

快適に夜のキャンプを過ごすしたくても「ランタンの選び方がわからない」と戸惑うビギナーキャンパーも少なくないでしょう。

どのようなランタンが、利用シーンに適しているのか、解説とともに、おすすめの商品をご紹介します。

キャンプで活躍するランタンにはどのようなものがある?

キャンプで使用するランタンには、大きく分けて3種類ありますので、簡単にそれぞれの特徴をお伝えします。

まず1つ目はガソリンランタン・灯油ランタンがあります。

ガソリン・灯油タイプのランタンは、3つの中で一番明るいランタンといえるでしょう。

燃料のコストパフォーマンスもよく、燃焼時間も長いため、メインのランタンとして活躍します。

2つ目はガスランタンです。

ガスランタンは、ガソリン・灯油タイプのランタンに比べて明るさは劣りますがビギナーキャンパーでも取り扱いが簡単です。

ガス缶をセットすればすぐに使用が可能なので、使い勝手もよくバランスのとれたランタンといえます。

最後にLEDランタンです。

LEDランタンはやけどや火事の心配がないため、小さなお子様のいるファミリーキャンプにも安心して使用できるおすすめのランタンです。

燃料の取り扱いがスイッチ1つで点灯するので、簡単に使用できることからビギナーキャンパーにも人気です。

明るさは商品によって様々ですが、LEDランタンは1つ持っていると便利なランタンとなるでしょう。

設置場所で違う!おすすめのランタンは?

次に、それぞれの場所で使用するおすすめのランタンについてお伝えしていきます。

ランタンを使用するにあたって、一番欲しい明かりはキャンプ全体を照らすメインランタンです。

キャンプ全体の広い範囲を明るくする必要があるので、ここではコストのかからないガソリンや灯油タイプのランタンか、ガスランタンを使うのがおすすめです。

強い光量を持つランタンに虫が寄ってくるので、居住空間やテント内に虫が近づいてくるのを防ぐといったメリットもあります。

次に必要なのは机の上や調理場所を照らすテーブルランタンです。

ここでは手元を明るくする程度の明るさがあればよいので、LEDランタンや光の調節ができるコンパクトなガスランタンが向いているでしょう。

最後にテント内を明るくする室内用テントランタンです。

テント内は火気厳禁なので、燃焼系ランタンを使用して一酸化炭素中毒などならないように、十分に注意する必要があります。

テント内での火事を防ぐためにも、テントランタンにはLEDランタンを選ぶことをおすすめします。

キャンプらしいランタンにはこれ!ガソリン・灯油ランタン

ガソリン・灯油タイプのランタンのメリットは、何といっても低コストで燃焼時間が長いことです。

ベテランキャンパーに使い勝手の良いアイテムとしても活用されていることが多いです。

さらに寒い時期や高地でも、外気温に左右されずに安定した明かりが保てるメリットがあります。

デメリットとしては準備や取り扱い、メンテナンスなどが難しく、使いこなすにはキャンプに慣れている必要があるというところです。

ガソリンランタン・灯油ランタンの中でも、人気のあるおすすめの商品をいくつかご紹介します。

●コールマン:ワンマントルランタン 286A740J

コールマンの定番のホワイトガソリンランタンとして知られ、構造がシンプルなため取り扱いやメンテナンスが比較的簡単です。

燃焼時間は7.5~15時間と長めで、130W相当の明るさがあります。

●コールマン:ノーススター チューブマントルランタン

電池式の点火装置のあるガソリンランタンで、ライターなどを使わずに簡単に点火ができます。

その名の通りチューブ型のマントルで、そのマントルの形状により230W相当の強い光を放ちます。

燃焼時間は約7~14時間と長めです。

●ペトロマックス:ランタン HK500

実用性とデザイン性のある圧力式灯油ランタンで、変わらないデザインで長年人気のあるランタンです。

燃焼時間は約8時間とあり、明るさも400W相当の光量があります。

雰囲気のある明かりがキャンプを照らす・ガスランタン

ガスランタンのメリットは点火が容易で、メンテナンスも簡単なのでビギナーキャンパーでも扱いやすいことにあります。

デメリットとしては燃料のコストパフォーマンスが悪く、燃焼時間が短いので費用が掛かることです。

また、ガスランタンは大体が寒冷地や風に弱く、安定した明かりが保てないためメインランタンには向きません。

ガスランタンの中でもキャンプでサブランタンとして使える人気の商品をご紹介します。

●コールマン:ルミエールランタン

マントル不要の手軽に使用できるガスランタンで、ビギナーキャンパーにおすすめです。

コールマン専用の230g缶を使用時の燃焼時間は約28~38時間と長持ちです。

●スノーピーク:リトルランプ ノクターン GL-140

コールマンのルミエールと並ぶ人気の商品で、コンパクトで持ち運びが楽で点火も簡単です。

通常版の他に限定モデルが発売されるので、デザイン性が高くおしゃれにテーブルを照らしてくれます。

●SOTO:虫の寄りにくいランタン ST-233

虫嫌いの人におすすめのランタンで、虫が感じにくい波長のオレンジの発光で、光がついていても虫が気づくことが無くランタンに寄りつきません。

さらに市販の蚊取りマットをリフレクターに装着できるので虫よけになり、燃料に安価なカセットボンベを使え、メインランタンに使えるほどの明るさがあるのも魅力です。

安全なキャンプにおすすめ・LEDランタン①【大光量タイプ】

LEDランタンには充電式と電池式があり燃料切れの心配がほとんどありません。

さらに火を使わないので手軽に安心して使用ができるので、ビギナーやファミリーキャンパーにおすすめです。

選び方によってはキャンプだけでなく災害時にも活躍しますので、1台は常備しておくと安心ですね。

LEDランタンでもメインランタンとして使えるおすすめのランタンをご紹介します。

●ジェントス:パワーバンクランタン EX-000R

1000ルーメンもの明るさを持つランタンでメインランタンに利用できます。

電池だけでなくUSB充電式を搭載している上に、10mの落下の衝撃にも耐える丈夫さと防水機能を持ち合わせているので、緊急時に重宝すること間違いなしです。

●ロゴス:パワーストックランタン2000

メインランタンとして使えるだけでなく、テーブルや懐中電灯がわりにもなる万能ランタンです。

コンパクトなのに1200ルーメンの明るさをもつパワフルさで、明かりの色は3種類、明るさは10段階で調節が可能です。

●コールマン:ミレニアLEDキャンプサイトランタン

電池式のランタンでキャンプ全体を1000ルーメンの明るさで照らしてくれます。

光を反射させるリフレクター付きなので、ピンポイントで照らしたい方向に明かりを集中させることができます。

安全なキャンプにおすすめ・LEDランタン②【サブランタン】

前項ではメインランタンとして使えるパワフルなタイプをご紹介しましたが、ここでは手持ちやテント内で活躍する、LEDのサブランタンにおすすめのものをご紹介します。

●キャプテンスタッグ:フローティングLEDランタン typeⅡ【ソーラー&USB充電式】 UK-4044

キャンプだけでなく家でも使えるソーラー&USB充電タイプのLEDランタンです。

シリコン素材の防水タイプで水にも浮き、濡らしたくないものを本体に収納することができるのでとても便利です。

子供でも簡単に点灯でき、ソーラー充電式のため日中に蓄電しておけば電池を使わなくてすむので緊急時に活躍します。

●コールマン:クアッドマルチパネルランタン

4つの発光パネルが取り外しできて単体で使用できる電池式のLEDランタンです。

持ち歩きしやすいハンドルが付き、背面にはマグネットもついているので使い方に幅が広がります。

携帯の充電もできるUSBポート付きで、最大で800ルーメンの明るさがあり小規模なキャンプならメインランタンにもなります。

●スノーピーク:ほおずきシリーズとたねほおずきシリーズ

ほおずきシリーズはテント内に吊り下げて使用できるLEDランタンで、約100ルーメンほどの明るさがあります。

風や音に反応して明かりが揺らぐ「ゆらぎモード」と、辺りが静かになると光を抑える「おやすみモード」があり、キャンプの夜の雰囲気を心地よく演出してくれます。

たねほおずきシリーズはほおずきより小さいLEDランタンで、マグネットがついてるのでテント内のポールにつけたり、懐中電灯がわりに車中泊などにも活用できます。

どちらのシリーズもカラーが選べ、ゆき(ホワイト)、もり(ライトブラウン)、つち(ダークブラウン)の3種類があります。

自分の好みや利用シーンに合わせたランタンを選ぼう

キャンプサイトを明るく灯すことができる「ランタン」の存在はキャンプを楽しむうえで重要な存在ですよね。

温かみのある明かりを楽しむことができる燃料を使ったランタンや、火事の心配がないLEDランタンなど、様々なタイプがあります。

どのようにキャンプを楽しみたいかイメージして、自分に最適なランタンを選んでみてください。

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