カヤックに乗りながらの釣りは、最高の大人の休日を演出してくれるでしょう。
この記事では、これからカヤック釣りをはじめようと考えている方におすすめしたい必要なアイテム、カヤックの選び方など、熟練者たちのブログを参考にお届けします。
ぜひ、安全で楽しいカヤック釣りライフにお役立てください。
カヤック釣りの魅力や特徴をブログから知ろう
カヤック釣りを楽しむ方たちのブログを見ると、カヤックでの釣りが人気の理由には、陸釣りでは出会えない魚を釣り上げる喜びや、手軽に船釣りを体験できるという点が挙げられています。
エンジンボートなどは重量が重いので持ち運ぶだけでも一苦労ですが、カヤックは20キロ程度の重さなので、成人男性であれば持ち運ぶことができます。
また、海でも川でも湖でも使え、自由さもあるので、初心者でも集中して絶妙なポイントを狙うことができます。
さらに、カヤックはエンジン音やエレキの音もないため、魚に敵の気配を感じさせることなく、静かに釣りができるということもポイントです。
沖にいるため、仕掛けは投げるのではなく投入し、そのまま錘にまかせて、風に流されるままゆらゆらと、アタリがくるまでのんびりと水面に浮かんでいるのも、至福の時間となります。
そして、釣りを終えた後、エンジンオイルの後始末などがないので片づけも非常に簡単です。
このように、カヤックは実に手軽に釣りを楽しめるということがわかります。
カヤック釣りのデメリットをブログから学ぼう
次に、カヤックで釣りをする際のデメリットも把握しておきましょう。
デメリットを予め知っておくことで、予防や改善に繋がります。
カヤック釣りのデメリットとしては、風に弱いところが挙げられます。
操船している時は釣りに集中できず、釣りに集中している時は操船できないため、風が強く吹いていれば操船に集中しなければならず、釣りどころではないでしょう。
特に、カヤックに慣れていないうちは、思うように釣りに集中することができないかもしれません。
また、魚を釣った後、手で魚をキャッチしてしまうと、確実に片手がふさがってしまうため操船不能となってしまいます。
素早くフックを外して、ストリンガーに魚を入れられるような訓練が必要でしょう。
さらに、荷物をたくさん積めないというのもデメリットの一つなので、持ち込むものは最低限にしぼりましょう。
そして、カヤックは波があると波の影に入ってしまい、見えにくくなってしまう危険があります。
フラッグといって、自分の位置を相手に知らせるための旗を立てると衝突回避になります。
これらデメリットは、実際にカヤックで釣りを楽しむ方がブログで紹介していたものです。
安全第一でカヤック釣りを楽しむためにも、以上の点はしっかりとおさえておきましょう。
カヤック釣りはまず安全第一の装備が大切!必要なアイテムをブログから学ぶ
カヤック釣りは、カヤック以外にも忘れてはいけない道具があります。
カヤック釣りを経験している方たちのブログを参考にご紹介しましょう。
・ライフジャケット
転覆した時、自分の生命を守るために重要な道具です。
着用が義務付けられているため、必ず準備しましょう。
カヤック専用の浮力材が入ったベストタイプのものをおすすめします。
・アンカー
ポイント付近でカヤックを停泊させておくために使うものです。
カヤックが風に流されるのを防ぐための、海底に沈める錘です。
・スペアパドル
水中にパドルを落としてしまうと、岸まで戻ることが困難になる危険があります。
必ずコンパクトなスペアパドルは積んでおきましょう。
・ランディングネット
カヤックから身を乗り出す行為は危険です。
そのため、カヤック用のランディングネットがあれば、魚を逃すこともありません。
枠の大きさはさまざまな種類がありますので、狙う魚に応じて用意しましょう。
・リーシュコード
転覆した際に、カヤックとパドルをつなぐパドルリージュは、生存率に直結する命綱になる道具です。
全て揃えるにはコストがかかってしまうのも事実ですが、安全にカヤックでの釣りを楽しむためには、これらの装備を万全に整えておくことが大切です。
そこで、ひとつひとつ装備を揃えるというのが苦手な方におすすめしたいのが「フィッシングカヤックフルセット」というものになります。
これは、カヤックで釣りを楽しむ方のための必要最低限の道具が全部揃っているセットです。
こちらは、参考価格で35.000円というリーズナブルな設定になっており、市場では品薄状態が続くほどの人気商品になっています。
フィッシングカヤックとして使うならどんなタイプがおすすめ??
フィッシングカヤックにもさまざまな種類がラインナップされていますが、釣りで使用するなら、カヤック本体の上に座るシットオンタイプのほうが安定性が高く、比較的安全に使えます。
また、自分がどのフィールドで使用するかを絞っておくことも重要です。
日本の場合、湖なら3メートル前後、沿岸部なら4メートル程の長さのカヤックが適しています。
横幅は、広ければ広いほど安定します。
また、一人乗りからファミリーで楽しめる楽しめるものまであり、大きさもまちまちですが、持ち運ぶ際、車の大きさによって積載量が制限されているので注意して選びましょう。
持ち運びに困らないもので選ぶとすれば、フォールディングタイプカヤックといって、分解可能な組み立て式があります。
また、インフレータブルカヤックといって、空気を注入して膨らませるタイプもあるので、これなら小さく畳んで運ぶことも可能です。
しかし、上記に挙げた収納面でコンパクトになり便利なタイプのカヤックは、フィールドによってはおすすめできない場合もあります。
事故を起こさないためにも、熟練者のブログから参考となる失敗例を少し詳しく見ていきましょう。
これだけはおさえておこう!事故を招かないためのカヤックの選び方
フィッシングカヤックについて、安全性を重視して、もう少し掘り下げてみていきましょう。
コンパクトに収納できて持ち運びに便利であれば助かりますが、釣りをしている最中、安心して使用できることが何より重要です。
まず、空気を入れて膨らませるタイプのインフレータブルカヤックは、風に流されやすい傾向があるため、天候には注意する必要があります。
もう一方の、組み立て式のフォールディングカヤックは、シットインタイプといって、カヤックの中に入り込んで座るタイプなので、転覆した際に、カヤック内部に水が入ってしまいます。
そのため、ビルジポンプといって、水を排出するポンプを持参しておく必要があります。
初心者の場合は、海でのフォールディングカヤックは避けたほうがよいと、カヤック釣りの熟練者のブログでも警鐘を鳴らしています。
釣りを安全に楽しむためのカヤックであれば、万が一転覆しても、上に乗っているだけなので脱出も簡単なシットオンタイプを選ぶといいでしょう。
特にリジット式といって、プラスチックなどの樹脂でできた一体成形のものでシットオンタイプなら、水面で止まった時に安定感があるので、釣りをしやすく安心です。
カヤックを選ぶ際には、持ち運びに便利な面だけでなく、実際のフィールドで安全に使用できるかどうかを第一に選ぶことが大切です。
カヤック釣りにおすすめの竿は?その他あると嬉しいもの
カヤックは、持ち込む荷物も厳選しなければなりません。
そこで、肝心な竿ですが、持ち運ぶなら2本以内に納めることをおすすめします。
水面では動きも制限されるので、穂先のガイドにラインが絡まった時のトラブルなどを考慮すると、手が届く短めのロッドのほうが扱いが便利です。
また、最初のうちは、ロッドが水面に沈んでしまうというトラブルについて、数多くのブログで注意喚起されています。
そのため、最初は比較的安価なルアーロッドを使用し、万が一水面に落としても後悔しないものを選びましょう。
他にも、あると便利なものが「魚群探知機」です。
水面下の情報や環境を知ることで、時間も有効に使いながらカヤックでの釣りが楽しめると、熟練者のブログでおすすめされています。
水深や地形は、本来潜ってみないとわかりませんが、機器の情報をチェックしながら釣りをすすめていくことで、自分の経験値や情報量が多くなり、釣りの腕も上達していくでしょう。
カヤック釣りを楽しむためには周囲の理解を得ることも大切な準備
カヤック釣りは、とても魅力的な趣味のひとつですが、始めるには準備をするためのコストや、危険をともなうため、周囲の理解を得ることも大切なポイントです。
カヤックは転覆するものだという認識を忘れることなく、事前に転覆から起き上がる練習や、脱出方法などの訓練をすることも必要です。
まずは、カヤックフィッシングの体験ツアーに参加してみるというのもいいでしょう。
ぜひ、自分に合ったカヤックに出会って、新しい釣りのスタイルを楽しんでください。