キャンプ料理をより快適に楽しいものにするためのクッカーセットをご存知でしょうか。
アウトドアに出掛ける際、形や大きさの違う調理器具を持って行くのは大変です。
きちんと1つに重なる、持ち運びしやすいクッカーセットがあると嬉しいですよね。
この記事では、アウトドアブログで紹介しているクッカーを選ぶ際のポイントや、スノーピークのクッカーセットなどについてご紹介します。
キャンプ料理に便利なクッカーとは?
ブログでおすすめされているスノーピークのクッカーセットをご紹介する前に、まずは一般的なクッカーのご説明をします。
クッカーとは、キャンプなどのアウトドアで、種類によって手早く簡単な料理から本格的な料理まで作ることができるとても便利は調理器具です。
軽量で持ち運びがしやすく、コンパクトに収納できるものが多いです。
クッカーの種類によって、ご飯が炊けるものや形が浅いもの・深いものなど色々は種類があります。
また、その素材によっても特性が違います。
各ブランドからたくさんの種類のものがでていますが、それを選ぶ際のポイントをご紹介するので参考にしてください。
アウトドアブログでは、例えば登山などをするソロキャンパーで、運びやすさにこだわりたい人には軽量な「アルミ製」か「チタン製」をおすすめしています。
また、本格的なキャンプ料理を時短で楽しみたいならステンレス製がおすすめなど、素材によって作る料理の種類が変わってくるのです。
ブログで紹介されているクッカーの形とは?
クッカーは、まずは深さによって2種類に分類することができます。
深さによっても作る料理の種類が違うので、クッカーを選ぶ際に深さは大事なポイントです。
では、深型クッカーの特徴をご紹介します。
●深型
鍋のように深めになっているクッカーのことです。
深さがあるので、スープなどを作ることができ、また、パスタなどの麺類を茹でるのにも便利です。
収納は、一見高さがあり持ち持ち運びずらそうですが、クッカーの中に色々と収納できるので携帯性は高いと言えます。
●浅型
浅い作りのクッカーなので全体に火の通りが良く、炒め物や煮込み料理に使うことができ、1つあるとキャンプ料理で大変重宝します。
浅い作りになっているため、中に収納することはあまりできず、形だけをみると携帯性は低いと言えます。
後でご紹介する、アウトドアブログがおすすめするスノーピークのクッカーには、これら深型・浅型がセットになっているものもあります。
また、深さと合わせて覚えておきたいのが、丸型・角型の2種類の形状です。
沢山のアウトドアブランドからクッカーが発売されていますが、そのほとんどが丸い形状をしています。
同じシリーズのもので、コンパクトに積み重ね(スタッキング)できるものが人気です。
スノーピークには、角型コットの発売はありませんが、角からお湯を注いだり、袋入りのインスタントラーメンを作る際に便利といった特徴があります。
クッカーに使われている素材とは?
次にご紹介するのが、クッカーの素材です。
前述したように、素材によっても作れる料理が違うので、参考にしてください。
●アルミニウム
軽量で値段が安く熱伝導率が非常に高いという点から、クッカーに使われることが多いです。
スノーピークのクッカーも、アルミニウム素材を使用しているものが多いです。
アルミニウムの特性のまま、焦げ付きにくいのが特徴です。
軽量で持ち運びに便利ですが、アウトドアブログでは「強度が他の素材と比べると低い」といったことも記載されています。
また、傷がつきやすいといったデメリットもあります。
しかし、スピーディーに料理ができるという点からも、キャンプ料理に適した素材です。
●ステンレス
強度が高く、ゴシゴシ洗っても傷が付きません。
タフに使えて耐久性があり、熱伝導率も高く煮込み料理などの調理時間を短くすることができます。
ただ、重さがあり軽量性が低いため、登山やソロキャンプなどには向きません。
ステンレスは、お手入れが簡単で洗っても傷が付きにくいですが、酸性に弱いといったデメリットがあるので注意してください。
●チタン
強度がありながら、軽量性も高い便利な素材です。
チタン素材は金属臭がないので、食べ物の風味に全く影響がありません。
ただ、熱伝導率が低く焦げやすいのが難点です。
ブログでおすすめ!スノーピークのクッカーセット①ソロから2人用
では、アウトドアブログでおすすめの、スノーピークのクッカーセットをご紹介します。
【スノーピーク:トレックコンボ】
・参考価格 4,800円(税別)
・重量 555グラム
・素材 本体:アルミアルマイト加工
・収納サイズ 直径15センチ×高さ15センチ
スノーピークで人気のクッカーがセットになったものです。
セット内容はこちらです。
・トレック900(深型クッカー)
・トレック1400(深型クッカー)
・フタ2つ(浅型クッカーにもなる)
深型クッカーのフタが浅型クッカーにもなる優れものです。
スタッキングして、1つに小さくまとまるクッカーセットです。
容量が900ミリリットルのトレック900と、1400ミニリットルのセットです。
ブログでは、トレック900でご飯を炊いて、トレック1400で豚汁などの汁物を楽しんでいるところが紹介されています。
フタを食器に代用して、2人一緒に食事ができます。
湯沸かしから、インスタントラーメン、レトルト食品のあたため、炊飯など非常に便利に使用できます。
クッカーの内側にはアルマイト加工が施されているため、耐久性が非常に高いです。
ソロから2人用におすすめのセットです。
こちらのセットは、より軽量性の高いチタン素材のものもあるので参考にしてください。
ブログでおすすめ!スノーピークのクッカーセット②4人から5人用
続いてご紹介するのが、家族などの大人数でキャンプに行った際に重宝するステンレス素材のクッカーです。
重さは2.2キロとアルミニウム素材のものとくらべると重量がありますが、すべてスタッキングできるので、コンパクトにまとまります。
【スノーピーク:フィールドクッカー PRO.3フィールドクッカー PRO.3】
・参考価格 11,000円(税別)
・重量 2.2キロ
・素材 クッカー本体:ステンレス フライパン:黒皮鉄板 ツマミ・ハンドル:天然木
・収納サイズ 直径22センチ×高さ18.5センチ
・セット内容 深型クッカー2つ メッシュバスケット フライパン
このセットのなかで、ブログで1番おすすめなのが、フライパンです。
とてもしっかりした作りで、「キャンプで使うだけではもったいない」との意見がありました。
使いやすく、焦げ付きにくいと評判の黒フライパンです。
黒皮鉄板製で、強火で中華などにも挑戦できます。
鉄製のためダッチオーブンのようにシーズニングをして油をなじませると、さらに使いやすくなるでしょう。
ブログでも、「使えば使うほど味が出て、馴染んでくる一品」と高評価です。
ブログでおすすめ!スノーピークのクッカーセット③ソロセット
最後にご紹介する、ブログですすめのクッカーセットがこちらです。
【スノーピーク:ソロセットチタン】
・参考価格 6,980円(税別)
・重量 181グラム
・素材 クッカー本体:チタニウム
・収納サイズ 直径11センチ×高さ13センチ
・セット内容 深型クッカー2つ メッシュケース
スノーピークの人気アルミクッカー「ソロセット焚」のチタンバージョンです。
大きさは、ソロセット焚に比べて少し小さく軽量で耐久性の高い、チタン素材のクッカーです。
以前のモデルに比べると、クッカーの背丈が長くなったため、ブログにも「収納時にガスカートリッジや小型ストーブを収めることができる」との記載がありました。
チタンのクッカーは、料理をする際、熱伝導率が低いのが気になるという方が多いでしょう。
ただ熱が伝わりにくい分、ラーメンのスープなどでもそのまま飲むことができて便利という方もいるので、作る料理の内容などを考慮して好みで選んでください。
こちらは、他の深型クッカーとのスタッキングも可能です。
ぴったりのクッカーセットでより楽しいキャンプを!
キャンプ料理に便利なクッカーについて、色々とご説明してきました。
手早くパパッと料理をしたい方から、じっくりと煮込み料理などを楽しみたい方など作る料理によって選ぶクッカーが変わってきます。
形と素材から、ご自身の用途に合わせて選んでくださいね。
初めての購入を考えている場合は、断然セットがおすすめです。
便利にスタッキングができるクッカーセットがあれば、キャンプをより楽しめそうですよね。