「バーベキューに挑戦したい!」と思っても、どんなアイテムから揃えたらいいか迷ってしまう方も多いようです。
また、初心者が安心してバーベキューにトライするためにはどのようなことを知っておいたらよいのでしょうか。
この記事では、バーベキューを楽しむためにおすすめのアイテムやそれに伴う知識などを中心にご紹介します。
気軽に庭でバーベキューを楽しむのもおすすめ!
「バーベキュー」というとどのようなことをイメージしますか?
欧米でいうバーベキューは、「大きな塊肉(丸焼き)をじっくり時間をかけて炙り焼きや蒸し焼きにすること」を意味します。
バーベキューで使用するアイテムは日本とは異なり、メインには「バーベキューグリル」とよばれる温度調節ができてフタが付いている、大きなグリル台を使用します。
日本でバーベキューというと、「野外で行う焼き肉パーティー」というイメージでしょう。
鉄板や網を使って、食べやすい大きさに切った肉や野菜を焼いて食べるといった、お馴染みのスタイルです。
家族や仲間と野外でわいわい過ごす時は大変楽しく、思い出深いものになりますね。
初心者の方でも手軽に利用できるバーベキュー場などもあるので、後ほどご紹介します。
最近では、自宅の庭で家族だけで気軽にバーベキューを楽しむ方も増えてきているようです。
屋外で食事をするというだけでも非日常を感じることができるので、キャンプなどの遠出ができないといった方にもおすすめの楽しみ方ですね。
ただ、自宅の庭の場合はバーベキューを行う時間帯や、騒音を立てないなど十分考慮して行いましょう。
また、住宅が密集しているところでは、ご近所トラブルのもとになってしまう可能性もあるためおすすめできません。
周囲への配慮を忘れることなく、バーベキューを楽しめるよう準備をしましょう。
バーベキューの要!初心者の火おこしを簡単にする便利なおすすめアイテム
初心者の方でなくとも、バーベキューで1番大変な作業は「火おこし」といえるでしょう。
コンロや木炭、新聞紙の用意をしても「火が木炭にスムーズに付かない」といった声をよく聞きます。
そんな難しい火おこしを楽にしてくれるのが、「着火剤」です。
着火剤は、大きく分けて「固形タイプ」と「チューブタイプ(ジェルタイプ)」の2種類あります。
固形タイプは、炭に燃料が染み込んでいるものや紙くずを溶かして固めたものが一般的です。
着火剤に点火すると簡単に火がつくため、柄の長いマッチやチャッカマンなどの口が長いライターを使って点火しましょう。
煙が多くでるので、食材を焼くまでに少し時間を置きましょう。
また、チューブタイプは固形タイプに比べると少し値段がはりますが、炭・蒔など好きな所に着火できます。
固形タイプに比べて、携帯が便利で火力も強いので、特に初心者の方にはチューブタイプはおすすめです。
おすすめのチューブタイプの着火剤を1つご紹介します。
【ニチネン:アウトドア着火剤】
・本体重量 240グラム
バーベキューに持って行くべきおすすめアイテム!
火おこしに便利な着火剤の使い方が分かったところで、バーベキュー初心者が知っておくべきバーベキューに使うアイテムをご紹介ます。
・バーベキューコンロ
・鉄板や網
・木炭と着火剤
・炭バサミ
・新聞
・軍手
・ごみ袋
・ライター
・クーラーボックス
・タープ
・テーブルセット
キャンプ場やバーベキュー場で、レンタルができる場合もあるので事前に確認しましょう。
このほかにも、もちろん食材・調味料・包丁やコップやお皿や箸などの調理器具など細々としたものも必要ですね。
食器を洗う洗剤やスポンジ、アルミホイルやラップといったものもあると便利です。
ティッシュやキッチンペーパーはもちろんのこと、ウェットティッシュも持って行くことをおすすめします。
特に夏場であれば、虫よけスプレーや虫刺されの薬なども必要です。
ご自身の用途に合わせて準備しましょう。
キャンプブログには、バーベキューの持ち物の詳細が示されたチェックリストなどもあるのでぜひ参考にしてください。
初心者が知っておきたいバーベキュースタイル!おすすめのコンロは?
続いて、初心者の方が迷ってしまうことの多いコンロ選びについてご説明します。
バーベキューコンロには、バーベキューのスタイル別に大きく分けて3つあります。
●スタンダードタイプ
コンロをみんなで囲み、それぞれが焼く定番スタイルです。
使うコンロは、ベーシックな長方形をしたコンロに脚がついたタイプです。
比較的コンパクトなので、キャンプ場やバーベキュー場に持ち運ぶのに便利です。
●ガーデンタイプ
焼く人がいて、完成したものを渡すパーティースタイルです。
こちらは前述した、欧米のバーベキュースタイルに該当します。
こちらで使用されるコンロは持ち運びは難しいですが、フタつきのものや炭がいらないガスタイプやコンセントタイプなど機能面で優れています。
大きな庭のある家にお住まいの方に、おすすめするスタイルです。
●焚火台タイプ
焚火台といえば、焚き火も楽しめるスタイルです。
あわせてローテーブルやローチェアも必要になるため、バーベキュー場ではなくキャンプに行くときに持参して使うのがおすすめです。
キャンプサイトで焚き火台があれば、バーベキューはもちろんのこと炎を見て癒されることができます。
それでは、初心者の方におすすめのコンロを1つご紹介します。
【コールマン:クールステージツーウェイグリル】
初心者の方には、みんなで網を囲んで焼くことができるスタンダートタイプのコンロがおすすめです。
脚の長さが約43センチと約70センチに調節できるだけではなく、卓上コンロにもなるのでテーブルの上において焼くことも可能ですよ。
シーンに合わせて色々と活躍してくれそうですね。
バーベキューで必要なお肉の量!野菜の美味しい食べ方!
続いて、バーベキューの食材について少し触れていきます。
初心者の方ですと、お肉をどの位用意すればよいかも迷ってしまいますよね。
お肉の量は、野菜やウインナー、シーフードなど他のものをどの位食べるかなどにもよります。
しかし、一般的にバーベキューで必要とされている量は「男性は300グラム/女性は200グラム」のようです。
小学生くらいのお子さんであれば女性と同量、中学生以上の男子であれば男性と同じ量を目安にするのがおすすめです。
後は、お子さんが普段食べる量で調整しましょう。
インターネットでは、バーベキュー用に色々な種類のお肉がセットになっているものも販売されているので参考にしてください。
大量のお肉を買うバーベキューでは、「コストコ」を利用するのもおすすめです。
普段は「コストコの食材は少し量が多い」と感じる方でも、バーベキューにはぴったりですね。
次に野菜についてご紹介します。
野菜は食べやすい大きさに切って用意しておきましょう。
キャンプブログでは、トウモロコシをあらかじめ茹でたり、漬物の素などを使って「きゅうりの1本漬け」作って持っていくといった方もいました。
お肉の合間に食べるとさっぱりするので、どちらもおすすめです。
初心者におすすめのバーベキューが手軽に楽しめる施設!
最後に、初心者の方でも気軽に楽しめる関東地方にあるバーベキュー場をご紹介します
【リバランタ~ベジQ飯能~】
埼玉県の飯能にある、綺麗でおしゃれなバーベキュー場です。
川が隣接しているため、時期によっては川遊びを楽しむことができます。
バーベキューで使う機材が完備されていて、食材はご自身で持ち込むことも、手ぶらで行ってって食材を購入することもできます。
地元も農家の方と契約しているため、「飯能産の野菜が美味しい」と評判です。
駅から歩いて15分で着くので、電車で気軽に行くことができます。
【ボンゴヴィラ】
千葉県八千代市にあるバーベキュー場です。
普段はあまり体験できない巨大竹の流しそうめんコースやアスレチックの森など、お子さんが喜びそうな設備もそろっています。
キャンプ機材や食材は、レンタルすることも持ち込むこともできるので、詳細は事前に確認しましょう。
初心者の方は、ご自身で道具を揃える前に、このようにレンタルできる場所でバーベキューを体験してみるのもおすすめです。
仲間や家族とのバーベキューで楽しい時を過ごそう!
ご紹介したアイテムを持参してキャンプ場でバーベキューを楽しむのはもちろんのこと、密集した住宅街でなければ、ご近所に迷惑にならないことを考慮に入れて、手軽に庭でバーベキューを楽しむこともできます。
バーベキューで使うアイテムを揃える前に、まずは機材をレンタルできるところで試してみてもいいですね。
この記事を参考に、家族や仲間と楽しいバーベキューを体験してください。