バーベキュー用の肉は上手に選ぼう!おすすめ部位をご紹介

最終更新日:2019/06/16

肉はバーベキューには欠かせない食材です。

牛・豚・鶏が主にメインの肉となりますが、それぞれバーベキューに適する部位は違います。

バーベキューでおいしくいただくためにも、バーベキューの買い出しに行く前に、買う肉や部位をあらかじめ決めてから買い出しに行くことをおすすめします。

また、バーベキュー用の肉以外のおすすめ食材や子どもが喜ぶ食材もあわせてご紹介します。

バーベキュー用の肉といえば牛!

バーベキューでは牛肉を焼きたいという人も多いでしょう。

バーベキュー用の牛肉におすすめの部位はこちらになります。

●サーロイン

サーロインは、きめ細かく柔らかい背中の部分になります。

霜降りなら、脂が落ちないように網焼きではなく鉄板で焼きましょう。

網焼きの場合は、脂の少ない赤身を選ぶといいでしょう。

●ロース

肩のロースは柔らかい一方、少々筋の部分があるため、薄切りにして焼きましょう。

●リブロース

サーロインと肩ロースの間となるリブロースは、赤身がおすすめです。

●ヒレ

やわらかい肉質が特徴のヒレは、サーロインの内側の部分になります。

赤身の柔らかさがありますが、焼きすぎると固くなってしまいますから焼き加減に注意が必要です。

●タン

タンをバーベキューで楽しむならタン元(牛タンの根元)部分の厚切りがおすすめです。

豚肉でバーベキュー用におすすめ部位とは?

豚肉はさまざまな料理にも使える肉ですが、特にバーベキュー用としておすすめの部位をご紹介します。

●バラ

バラは別名三枚肉とも呼ばれています。

脂にコクがあり、薄切りならそのまま焼いたり、野菜に巻いたりすることができます。

●ロース

背中の筋肉部分になるロースは、きめが細かく脂が適度にあります。

筋切りなどの手間を掛けることによって縮みを防ぎます。

●スベアリブ

肋骨まわりについた赤身を味わえるスベアリブは、骨付きのためかぶり付いて食べます。

いかにもバーベキューと感じられる部位でしょう。

●豚トロ

首部分で、脂がたっぷりの部位です。

脂を落とさないよう上手に焼きましょう。

●バックリブ

ロース側の骨付き肉です。

淡泊ながら風味があり、バーベキューの本場であるアメリカでは大人気の部位です。

しかし、日本ではあまりメジャーではない部位のため、購入はネットショッピングがおすすめです。

人気の鶏肉!ジューシー?さっぱり?おすすめの部位は?

鶏肉は大人だけでなく、子どもにも人気がある肉です。

価格がリーズナブルなのもうれしいポイントですね。

なお、鶏肉は厚みがある部位が多く、タレをつけてしまうと表面だけ焦げて中が焼けていない場合もありますから、塩コショウの味付けがおすすめです。

●手羽先

身と脂のバランスがよく、脂肪やゼラチン質も多く含む手羽先は、バーベキュー用としても人気の肉でしょう。

厚みがあるため、じっくりと火を通す必要があります。

●モモ

モモは、小さく切って焼くより、一枚で焼くのがジューシーさを感じられるのでおすすめです。

炭火で焼いてもパサつきにくいといった特徴もあります。

●ささみ

脂肪が少なく、さっぱりとした味のささみは、牛肉のヒレ部分と同じです。

炭火で直接焼いてしまうとパサついてしまうので、ホイル焼きにしてみましょう。

●砂肝

食感が楽しめる砂肝は、胃の筋肉部分で、淡泊でクセがありません。

炭火で焼くと焼き加減が難しいので、ホイル焼きがおすすめです。

また、下処理として白い部分は固く食感が悪いので取り除きましょう。

バーベキュー用のおすすめ食材はまだある!

ここでは牛肉・豚肉・鶏肉以外のバーベキュー用のおすすめ食材をご紹介します。

肉以外のバーベキュー用の食材といえば魚介類です。

●貝類

貝類は殻付きのまま網の上に置いておくだけでいいので楽です。

特に、ホタテやハマグリは旨味のつまった汁も一緒に味わいましょう。

壺焼きが楽しめるサザエは、バーベキューでも大人気ですが、傷みやすいので生貝を購入しましょう。

●エビ

貝類に負けない人気なのが、エビです。

エビはクルマエビなら殻付きで焼けるので簡単です。

●イカ

魚介でも特に人気が高いのは、イカです。

甘い醤油ダレを塗り炭火で焼くと、良い香りが漂い食欲をそそります。

イカの一夜干しはお酒にとても合うので、お酒好きの方にはおすすめです。

●アジ

アジは干物がおすすめです。

焼くだけでお酒のつまみにもなりますよ。

次に、野菜も忘れてはなりません。

野菜は、ナス、玉ねぎ、ニンジン、カボチャ、ピーマンあたりはバーベキューでも定番でしょう。

その一方、バーベキューには意外と思われるような野菜をご紹介します。

●アボカド

皮付きのまま、炭火で焼きましょう。

なかがトロトロになって、チーズと相性がいいですよ。

●トマト

破裂しないように様子をみて炭火で焼くと、甘味が凝縮された焼きトマトが味わえます。

●長いも

シャキシャキ感を楽しむなら、サッと炭火で焼きましょう。

ほくほく感を楽しむなら、じっくり炭火で火を通します。

子どもが喜ぶおすすめのバーベキュー食材

ここまでご紹介したバーベキュー用の肉は、子どもには少々不向きといえる部位もあるでしょう。

ここでは、特に子どもに人気のバーベキュー用食材をご紹介します。

●ウインナー・ソーセージ・フランクフルト

腸詰になったものは、お子様には人気があります。

炭火で焼くことでいつもとは変わった風味になりますね。

フランクフルトは、棒付きにすると喜びますよ。

●焼きそば

食べきれなかった肉と野菜で焼きそばをつくっておきましょう。

子どもは動くとすぐに小腹が空くので、バーベキューがひと段落した後でも、焼きそばがあると安心です。

●おにぎり

冷凍の焼きおにぎりを持参して、炭の上でじっくり火を通します。

香ばしさがより高まって子どもはもちろん、大人も納得のおいしさです。

片手で食べられる手軽さも人気の理由でしょう。

●チーズ(チーズフォンデュ)

アルミホイルで作った容器にチーズを溶かせば、簡単にチーズフォンデュが楽しめます。

野菜やパンといった自分の好きなものを選んで楽しめるので子どもが喜びます。

大人もお酒のつまみにもなりますから、おすすめですよ。

肉の後はデザート!炭火を活かして楽しもう!

おいしい肉を思う存分、堪能したあとは、デザートはいががでしょうか。

バーベキューにおすすめなデザートをご紹介します。

なお、詳しいレシピなどは、アウトドアブログなどでご紹介されています。

●焼きリンゴ

リンゴの芯をくりぬき、バターと砂糖を入れてアルミホイルに包んで炭の端に置いて火を通します。

15分程を目安にしてください。

お好みでシナモンをトッピングしても合いますよ。

●焼きマシュマロ

串焼き用の串や、割り箸にマシュマロをさして炭火で焼きます。

外はカリッとして中はトロトロのマシュマロを味わえます。

ビスケットやクラッカーがあれば、挟んで食べるのもおすすめです。

●バームクーヘン

ホットケーキミックスで作った生地を、割り箸や竹棒につけて炭火で焼きます。

焼き色がついたらまた生地をつけて焼く、その工程を繰り返すとバームクーヘンが作れます。

バーベキューは肉からデザートまで楽しもう!

大人から子どもまで、皆で楽しめるバーベキューにするためにも、食材選びは重要です。

バーベキューで肉を味わうなら、ご紹介したおすすめの部位をぜひお試しください。

炭火にすると、独特の香ばしさと肉の旨味が味わえる、それがバーベキューです。

肉をたっぷり味わったら、焼きそばやデザートも楽しみましょう。

空の下で味わう肉やデザートで、大人も子どもも大満足ですね。