夜のアウトドアに欠かせないランタン。
ランタンは、ガスランタン、ガソリンランタン、LEDランタン、オイルランタンなど種類がたくさんあります。
その中でも、オイルランタンは、ゆったりとした独特の雰囲気を醸し出してくれます。
揺らめく炎は、精神をリラックスさせ落ち着かせる効果があるとも言われています。
そこで今回は、歴史が古いオイルランタンブランドである「ペトロマックス」のhl1オイルランタンをご紹介します。
オイルランタン好きは知っている?ペトロマックス社についてご紹介!
はじめに、「ペトロマックス」というブランドについてご説明します。
ペトロマックスは、ドイツの灯油ランタンのブランドです。
ドイツを拠点とし1910年に創業しました。
ペトロマックスというブランド名は、灯油の「PETRO(ペトロ)」と開発者の名前「MAX(マックス)」を組み合わせたものです。
製品のラインナップは、創業当時とほとんど変わっておらず、オイルランタンを好む世界中の方々から支持されています。
今回ご紹介する「ペトロマックスhl1」は、創業当時の灯油ランタンを復刻したオイルランタンです。
オイルランタンの炎は柔らかく揺らめき、ガソリンやガス、LEDランタンでは醸し出せない独特な雰囲気を作り上げてくれます。
夜のキャンプやお部屋のテーブルランプとしてもおすすめです。
この後、「ペトロマックスhl1」の魅力や詳しい製品仕様などをご紹介しますのでご覧ください。
オイルランタンの独特な魅力とは?
ペトロマックスhl1の正式商品名は、「hl1ストームランタン」といいます。
このネーミングは、「嵐が来ても火が消えない」というところから来ていると言われています。
しかし実際は、小型で軽量なので、嵐の中では吹き飛ばされてしまうのでご注意くださいね。
hl1ストームランタンは、独特な趣のあるおしゃれな外観と、リラクゼーション効果があると言われる揺らぐ炎が魅力です。
その他にも人気の理由はたくさんあります。
〇シルバーのニッケルメッキやガラスの透明度、おしゃれなロゴなど、全体的にデザイン性に優れていて、お部屋のインテリアとして置くだけでもかっこいい。
〇まったりしたキャンプの夜タイムやソロキャンプに、このオイルランタンがあれば最高の雰囲気を作り出すことができる。
〇明るすぎず暗すぎない灯りはとても良い雰囲気なので、サブランタンとして活躍する。
〇自宅のリビングテーブルでも使え、ゆったりとした時間を過ごすことができる。
〇加圧不要で簡単に着火できるのがよい。
〇コンパクトで、縦横比がちょうどよくカッコいい。
〇燃料150mlで20時間ほど燃やせる燃費の良さ。
hl1ストームランタンのファンの方々からは、このような声が多数上がっています。
ペトロマックス「hl1ストームランタン」の製品仕様
ペトロマックスのhl1ストームランタンの製品仕様は次のとおりです。
・サイズ 径14×高さ21.5cm
・本体重量 460g
・燃料タンク容量 150ml
・燃焼時間 約20時間
・明るさ 5W
・燃料 灯油
着火は、オイルを芯にしみこませるだけでよく、ポンピングなどの加圧が必要ありません。
幅広い方々が簡単に扱いやすい作りになっています。
また、燃料タンクは150mlとコンパクトですが、およそ20時間ほど燃焼しますのでとても低燃費なのが魅力です。
外観は、スチールにニッケルメッキを施してあり、ピカピカのシルバー色が特徴です。
そして、「Petromax」のロゴが燃料キャップ、タンクの後ろ側に、「hl1」のロゴがトップの傘に刻まれています。
ホヤ(ガラス部分)には、「Petromax GERMANY」のロゴが印刷されており、おしゃれでかっこいい独特な書体がとても魅力的です。
着火の仕方など、使い方は後ほどご説明しますね。
ペトロマックス「hl1ストームランタン」におすすめのオイル
ペトロマックスのhl1ストームランタンの燃料は灯油ですが、普通の灯油を使用すると煤や臭いが気になる方も多いようです。
そこで、灯油の代わりに使用できるおすすめのランプオイルをいくつかご紹介します。
・WHITE BEARケシロン白灯油
オイルランタン用の白灯油です。
普通の灯油に比べて、煤や臭いが少ないのが特徴です。
500mlで1,000円前後(参考価格)で販売されています。
・ムラエ レインボーオイル
こちらも煤や臭いがほとんどないオイルランタン用オイルです。
アウトドアだけでなく、室内でも使用したい方におすすめです。
2リットルで2,000円前後(参考価格)で販売されており、コスパ的にも優れたオイルと言えます。
・ムラエ 天然ハーブアロマ防虫オイル
防虫効果のあるハーブを使用したランタンオイルです。
成分はユーカリやミントなどの天然ハーブがブレンドされています。
煤がほとんどなく、ほのかな香りなので、食卓テーブルでも気にせず使うことができます。
安心の日本製で、価格は1リットルで2,000円前後(参考価格)で購入できます。
普通の灯油だけでなく、このような煤や臭いがほとんど気にならないオイルが多数販売されています。
ペトロマックス「hl1ストームランタン」の使い方と注意点
それでは、ペトロマックスのhl1ストームランタンの着火と消火の仕方をご説明します。
①最初に、給油口を開けてオイルを注入します。
②次に、芯の先を山なりに整えます。
ハサミか爪切りで先端の両角をカットするとうまく整えることができます。
芯にオイルが浸み込むまで30分ほど待ちましょう。
③そして、右側のレバーを下げてホヤガラスを持ち上げて、点火します。
点火は、チャッカマンか先が長い形状のライターで行いましょう。
hl1は平芯なので、点火したらすぐに炎が安定します。
火力の調節は右側のハンドルで簡単に行えます。
④火を消すときは、この火力調整ハンドルを左へ閉めると芯が収納されて鎮火します。
このように、hl1ストームランタンの使い方は至って簡単です。
注意点としては、オイルの注入は使う直前に行うことです。
hl1ストームランタンのもともとの構造上、オイルが入ったまま持ち運ぶと、少し傾けただけで燃料キャップ周辺からオイルが漏れてしまいます。
使う時は平らな場所に置き、持ち運びや保管の際はオイルを抜いておきましょう。
ペトロマックス「hl1ストームランタン」は廃盤品?今も購入できるの?
今回ご紹介しましたオイルランタン「ペトロマックスhl1」ですが、実は2015年に廃盤になっている商品です。
とはいえ、現在もネットショップやオークションなどで購入することは可能です。
しかし、廃版になる前は3,000円前後で販売されていましたが、現在ではプレミア価格になっており、中古品でも10,000円以上出さないと手に入らなくなってしまいました。
新品も販売されていますが、さらに高い価格になっています。
それでも変わらず人気を保っている秘密は、やはり老舗オイルランタンブランド独特の雰囲気に魅了されるところなのでしょう。
そして、廃盤になっているからこそ、ペトロマックスの「hl1ストームランタンを欲しい!」と思っている方も多いようです。
因みに、ウィック(芯)、ホヤガラス、バナーセットなどのパーツは、メーカーで通常価格で販売されています。
とはいえ、中古品を購入するときは、製品の状態をよく確認してから購入するようにしましょう。
憧れの「hl1ストームランタン」で優雅な時間を過ごしませんか?
オイルランタンの老舗「ペトロマックス」の、hl1ストームランタンをご紹介してきました。
現在は廃盤になってしまい価格も上がっていますが、数多くあるオイルランタンの中でも未だに人気の高いランタンです。
夜のアウトドアや自宅でのゆったりした時間に、最高の雰囲気を作ってくれるhl1ストームランタン。
おしゃれなデザインと柔らかく揺らめく炎は、精神をリラックスさせてくれることでしょう。
hl1ストームランタンを、お気に入りのオイルランタンにしてみませんか?