ユニフレームのダッチオーブン!サイズ展開は8インチから!

最終更新日:2019/07/03

アウトドアメーカーのユニフレームからは、バーナーや焚き火台など、アウトドアでの活動をサポートする様々なグッズが販売されています。

本日はそれらの中でも、野外での調理に人気のあるダッチオーブンスーパーディープについてご紹介していきます。

サイズ展開には8インチ、10インチ、12インチがありますから、人数に合わせて適切な大きさを選びましょう。

アウトドア料理をダッチオーブンで!ユニフレームなら8インチからのサイズ展開!

皆様はダッチオーブンをご存知ですか?

ダッチオーブンとは、一般的には分厚い鋳鉄製の鍋のことを指します。

普通の鍋との外見的な違いとして、蓋の縁が立ち上がっていて、トレイ状になっていることが挙げられます。

ここに熾した炭を乗せられるので、食材を上下から加熱し、その名の通りオーブンのような使い方をすることができることが大きな特徴と言えるでしょう。

そのため、オーブンが無いと作れないと思われがちなパンやピザも、ダッチオーブンを使えばおいしく焼くことができます。

また、ダッチオーブンの使い道はそれだけではありません。

基本的な煮る・焼く・炒める調理ももちろん可能ですし、炊飯や燻製すらもこなせますから、万能の鍋という事ができるでしょう。

近年では、ここまでにご説明したように実用性がある点に加えて、写真映えする点からも評価されて、アウトドアでの定番調理器具とされています。

そんなダッチオーブンにもたくさんの種類があります。

もしこれからご購入されるのであれば、ユニフレームのダッチオーブンをおすすめします。

サイズ展開も少人数向けの8インチから、ファミリー向けの10インチ、12インチがありますので、一緒にアウトドアを楽しむメンバーや用途に合わせて、ピッタリのものを選ぶことができると思います。

ユニフレームのダッチオーブンは錆びにくくて頑丈!

ダッチオーブンとひと口に言っても、様々なメーカーからたくさんの商品が販売されています。

その中でも、ユニフレームから販売されているダッチオーブンの強みとして、鋳造ではなく鍛造で作っているという点が挙げられるでしょう。

鋳造は、砂などで作った型に溶けた鉄を流し込んで、冷え固まったものを製品とする方法です。

鋳造に対して鍛造は、一枚の鉄板にプレスや打ち出しの加工を施すことで、鍋の形を作っていく方法です。

鍛造でダッチオーブンを作るメリットは、鍋の強度が上がることです。

鋳造で作った鍋の鉄の中には炭素が多く含まれているため、比較的もろい構造になっており、衝撃を加えたり急激な温度変化をさせると割れてしまう事があります。

一方、鍛造した鍋には粘り強さがあるため、ラフな扱いをしても割れることはほとんどありません。

次のメリットとして、鍋の洗いやすさが挙げられます。

一般的な鉄鍋は油でコーティングしないと錆びてしまいますが、ユニフレームのダッチオーブンにはあらかじめ黒サビによるコーティングが施されています。

そのため、それ以上赤錆が発生しにくいように作られているのです。

また、鍛造で作られていることもあって温度変化にも強いですから、鍋が熱いまま冷水で洗っても問題ありませんよ。

もし、鋳造のダッチオーブンであれば、温度変化に耐えられずに割れてしまう事もあります。

以上の事から、アウトドアにおいては、鍛造したダッチオーブンのメリットの方が勝ることでしょう。

サイズが8インチから12インチまでありますので、取り回しやすいサイズを選ぶとより便利に扱えることでしょう。

ユニフレームのダッチオーブンのスペック比較!12~8インチまで

それでは具体的に、ユニフレームから販売されているダッチオーブンについて、サイズ別にスペックをチェックしていきましょう。

市販されているサイズには、以下の3種類があります。

〇ダッチオーブンスーパーディープ:8インチ

寸法:φ20.5×9.5cm

容量:2.9L

重量:4.2kg

可能炊飯量:1~4合

〇ダッチオーブンスーパーディープ:10インチ

寸法:φ26x11cm

容量:5.0L

重量:5.8kg

可能炊飯量:1~7合

〇ダッチオーブンスーパーディープ:12インチ

寸法:φ30.5x13cm

容量:8.2L

重量:8.8kg

可能炊飯量:2~12合

1インチは2.54cmですから、サイズが1つ上がるたびに直径がおよそ5cm変わります。

注意点として、上記の容量は鍋のすりきりまで水を入れた時の容量ですから、実際に料理できる量はもう少し少なくなります。

8インチってどれくらい?人数に合わせたダッチオーブンの選び方!

ユニフレームのダッチオーブンが欲しいと思っても、迷ってしまうのはサイズの部分でしょう。

10インチのもので4~5人分にちょうどいい分量の料理ができると言われていますので、それを目安に少人数であれば8インチを、大人数であれば12インチを購入すると良いでしょう。

また、作りたい料理によって鍋を選ぶのも良いでしょう。

飯盒がわりにおいしいご飯を炊きたいのであれば8インチで十分でしょうし、丸鶏を使ったローストチキンのように、豪快な料理を楽しみたいのであれば12インチを手に入れるのがいいかもしれません。

ただし、一方的に「大は小を兼ねるから、大きいものを購入するのがいい」とおすすめはしません。

なぜなら、大きいダッチオーブンほど重くなるからです。

次の項では、ダッチオーブンの重さなど、デメリットとなってしまう面についてお話をします。

ダッチオーブンのデメリット!重さに注意?

ユニフレームの製品に限らず、ダッチオーブンは分厚い鉄でできた鍋ですから、非常に重いというデメリットがあります。

もし水を鍋の8割くらいまで満たしたとすると、8インチなら5kg、10インチなら10kg、12インチなら16kgにも達します。

12インチの16kgは、もはや気軽に持ち運べる重さではありませんよね。

そのため使用時の取り回しを考えると、使うのが女性の方であれば、なるべく軽い8インチや10インチのダッチオーブンをおすすめします。

また、その他のデメリットとしては、使っていく中である程度のケアが必要になってくるという点があります。

鋳鉄製のダッチオーブンと比較すると錆びにくいとはお伝えしたのですが、鉄製ですからどうしても錆びてしまう事があります。

そのため、ダッチオーブンの使用後には油を塗布して、鍋肌を空気から遮断すると錆を未然に防ぐことができますよ。

こういったケア方法について、次の項で詳しくお伝えします。

ダッチオーブン使用後のメンテナンス!サビに注意!

ユニフレームのダッチオーブンは錆びにくいのですが、鉄製であることから絶対に錆びないとは言い切れません。

そこで、使っていく間に必要になるであろうケアの方法についてお伝えします。

〇使用前のケア

購入したばかりのダッチオーブンは表面にコーティングが施されています。

コーティングが残っていても問題はないのですが、まばらに剥げてくると不便ですから、はじめに『シーズニング』をして焼き切ってしまいましょう。

方法は、まず鍋を火にかけて、煙が出るまで空焼きします。

次に、鍋に野菜くずとオリーブオイルを注いで、鍋肌全体に油をなじませて完了です。

〇使用後のケア

ダッチオーブンを使用したら、なるべく早いうちに綺麗な状態に戻しましょう。

料理は塩分が多いうえに酸性であることが多いため、鉄鍋が錆びることを促進させてしまいます。

洗剤できれいに洗ったのちに火にかけて、完全に水分を飛ばしてから、植物油を薄く塗りつけて保管しましょう。

〇錆びた場合のケア

赤錆が出てしまったら、スチールたわしでこすり落とした後に、改めてシーズニングをしましょう。

こういったケアを考えると、軽量で取り回しやすい8インチの製品も魅力的に思えてきますね。

作りたい料理と、使用後のメンテナンスを考えてダッチオーブンを選ぶと、購入後に後悔しませんよ。

アウトドア料理ならダッチオーブンが便利!万能鍋でおいしい食事を!

以上、ユニフレームのダッチオーブンについてご紹介してきました。

ダッチオーブンは煮る・焼く・炒めると、どんな料理でもできる魔法の鍋です。

そのうえ、ユニフレーム製品はサイズ展開が豊富ですし、アウトドアユースにも耐えきるような強度があるため、ぜひ使ってみていただきたい逸品なのです。

ダッチオーブンを持って自然の中へと繰り出し、おいしいごはんを食べましょう!

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