ユニークなアウトドアグッズを次々と開発しているユニフレームですが、2018年のカタログには羽釜が追加されました。
普段暮らしていて羽釜の実物を見る方はほとんどいないと思いますが、昔はどこの家庭でも羽釜でご飯を炊いていました。
そんな羽釜で炊いたご飯がおいしいと、ブログなどで話題になっています。
この記事では、ユニフレームの羽釜についての情報や、ブログでの話題についてまとめてみます。
アウトドアで絶品ごはん?ユニフレームの羽釜がすごい!
アウトドアの楽しみの一つとして、屋外で楽しむごはんが挙げられますよね。
キッチンほど設備が整っていない屋外で作る料理は、家庭で作るものよりシンプルになってしまいがちです。
しかし、屋外のさわやかな空気や美しい景観が調味料となって、料理が何倍も美味しく感じられるから不思議ですよね。
ごはんといえば、日本人ならやっぱり白米でしょう。
屋外で白米を食べる時には、飯盒を使って炊飯したり、レトルトご飯を温めて食べるという方が多いと思います。
しかし、ユニフレームから販売された羽釜を使うことで、アウトドアでも本当の意味で最高な、粒が立った銀シャリを食べることができますよ。
その証拠に、ユニフレームの羽釜を購入した人の喜びの声が、様々なブログに掲載されています。
ここから、ユニフレームの羽釜についてご紹介をしていきます。
ユニフレームから販売された『羽釜』ってどういうもの?
アウトドアメーカーであるユニフレームから、まさかの羽釜が商品化されたことで、アウトドアブログなどでは話題になっています。
しかし、そもそも羽釜とはどういうものなのでしょうか。
羽釜は、お米を煮て蒸す工程、いわゆる「炊く」ことを目的に改良が重ねられた鍋です。
その特徴としては、かまどにはめ込んで使えるように、鍋の周囲に羽と呼ばれる鍔状の平板がついている事が挙げられます。
また、丸底であることも特徴のひとつと言えるでしょう。
鍋が丸底であることで、鍋底で熱された水が鍋の中で対流を起こし、お米がふっくらと炊きあがるのです。
ユニフレームの羽釜はコンロやバーナーでも使えるように平底ではありますが、炊飯器の内釜のような丸みを帯びているため、しっかりと対流が起こっておいしいご飯が炊けますよ。
更に、大きくて重い蓋を使うことで、熱や蒸気を逃がさずにお米に圧力をかけて甘みを引きだします。
その点ユニフレームの羽釜は、本体がアルミ製であるのに対して蓋はずっしりとしたステンレス製で、しっかりと圧力をかけて炊飯できそうですね。
ユニフレームの羽釜!ブログなどでの評判は?
それでは、ユニフレームの羽釜のスペックについて見ていきましょう。
容量は1.8Lで、一度に3合まで炊くことができます。
3合炊ければ、家族でのキャンプにも十分な量ではないでしょうか。
羽釜の内側には線が刻印されているので、分量を簡単に計ることができますよ。
羽釜の本体はアルミ鋳造で作られているので、重さは見た目よりずっと軽い1.35kgと、持ち歩きやすい重さです。
軽いから取り回しも楽なので、アウトドアだけでなく、毎日食べるご飯を炊くためにもお使いいただけます。
本体が鋳造アルミ製であることは、炊きあがるお米のおいしさにも関係しています。
なぜなら、アルミは金属の中でも熱伝導性がいいという特徴があるので、火にかければあっという間に鍋全体が温まるからです。
また、蓋はしっかりとしたステンレス製ですから、お米を蒸らす時に蒸気を逃がしません。
参考価格は、6500円程度です。
羽釜としては平均的な価格と言えます。
お米やおいしいご飯にこだわりがあるのであれば、投資してみてもいい価格ではないでしょうか。
実際、購入された方のブログでは、「非常においしいご飯が炊きあがる」と評判ですよ。
ブログで評判の羽釜炊きごはんのお味は?
ブログなどでも評判のユニフレーム製羽釜で炊いたお米ですが、実際のところどのような感想が寄せられているのでしょうか。
web上で見かけた感想について、ここにまとめてみます。
まず、羽釜で炊いたご飯はつやつやとしていて、見た目からおいしそうという意見が多かったです。
これは、釜の中でお米がしっかりと対流する丸底構造であることが理由です。
味の上でも、非常に高評価が寄せられています。
アウトドアでお米を炊くとすれば、飯盒などを使うケースがほとんどであると思います。
しかし、そういった器具で炊いたご飯と羽釜で炊いたご飯を比較すると、やはり羽釜で炊いたものに軍配が上がるといった意見が多かったです。
やはり、屋外でコンパクトにお米を炊くための道具である飯盒よりも、おいしくお米を炊くために作られた羽釜の方が、味の面では上手なのでしょう。
火加減によってはおこげも作れますので、おこげが好きな方にとってもたまらないですよね。
アウトドアだけでなく、日常使いにも便利です。
アウトドアブログで話題のユニフレーム羽釜で炊飯する方法
ユニフレームの羽釜でご飯を炊く方法は簡単です。
「はじめちょろちょろ中ぱっぱ、赤子泣いても蓋とるな」というように、はじめは鍋を「ちょろちょろ」とした弱火であたためて米に給水を促します。
鍋をあたためなくても、30分を目安にお米を浸水させておけば十分に吸水しますよ。
次に、お米が十分に吸水したら「ぱっぱ」とした強火にかけて、一気に沸騰させます。
鍋が沸騰して、蓋の隙間から吹きこぼれてきたら弱火にして、20分を目安に炊き続きます。
20分経過するか鍋から水の音が聞こえなくなったら、鍋から蓋を取らずに火からおろして、5分程度をめやすにしっかりと蒸してあげます。
これでおいしいお米を炊くことができますよ。
注意点としては、「はじめちょろちょろ」と聞いて、沸騰するまで弱火であたためるんだなと解釈する方がいらっしゃいますが、これは誤りです。
沸騰するまで弱火で加熱してしまうと、お米のうまみが逃げてしまって上手に炊くことができません。
アウトドアのレポートブログなどで、炊飯の失敗談をよく目にしますが、原因はきっとこういった勘違いが多いことでしょう。
「はじめちょろちょろ」は、あくまで鍋を温めてお米に吸水を促すだけなので、沸騰するほど火にかけ続けないでください。
ユニフレームの合わせ技!羽釜とネイチャーストーブを組み合わせ
最後に、ユニフレームの羽釜を使う上で、併せて用意して使っていただきたいツールがあります。
それは、ユニフレームのネイチャーストーブLです。
実はユニフレームの羽釜とネイチャーストーブLは、同社製であるためかサイズがぴったりなんです。
まるでかまどに羽釜をはめ込んだ時のように、ネイチャーストーブの上部に羽釜の羽の部分を引っ掛けることで、まさしくぴったりと取り付けることができますよ。
羽釜をぴったり取り付けられるメリットは、安定性だけではありません。
鍋底がまんべんなく炎にあたりますので、ムラなく釜の中に熱が伝わり、米がしっかりと対流して粒が立ったお米を炊くことができますよ。
ユニフレームを推しているブログ主さんなどが、これらを一緒に使っている記事も散見されますね。
羽釜を購入したいと思われた方は、ぜひ併せてネイチャーストーブLを購入することをおすすめしますよ。
アウトドア炊飯の革命児!ユニフレーム羽釜でおいしいご飯を食べよう!
ここまで、ユニフレームからの取り扱いが始まった羽釜のご紹介をしてきました。
アウトドアの調理器具としてはダッチオーブンやスキレットがもてはやされがちですが、あえて「ごはん」にこだわって羽釜を購入してみるのはいかがでしょうか。
日本人の味覚を支える白米がおいしいと、それだけで幸せな食事ができるかもしれませんね。