釣りガール、釣り女子という言葉を耳にしたことがありませんか?
男性に人気の趣味であるイメージが強い釣りですが、女性も気軽に楽しめる趣味として注目されています。
「釣りって女子でも楽しめるの?」そんな疑問にお答えして、当記事では釣り女子の服装や、女性目線の釣りの楽しみ方をお伝えしていきます。
釣り女子デビューをしたい方は必見です。
釣りは女子でも楽しめる!?どんな魅力があるの?
山ガールという言葉が定着し、山登りをする女子が増えたように、釣りを楽しむ釣りガールもまた増えています。
SNSなどでは、釣りにはまった女子たちのブログをたくさん見かけたり、釣り雑誌の表紙を女性のアングラーが飾ることもあります。
ちなみに、アングラーは釣りを楽しむ人のことをさす言葉です。
日本には有名な女性アングラーもいるほど、釣りは女子でも楽しめる趣味の一つでもあるのです。
とはいえ、なかなか女性同士で「釣りに行こうよ!」とはならないので、釣りを始めるきっかけは、恋人や家族、異性の友人の影響などが多いようです。
また、女子すべてが、最初から魚が触れたり、餌をつけられたりしたわけではなく、抵抗があったという人がほとんどのようです。
しかし、一度釣れる喜びを体験すると次第にはまっていき、いつの間にか釣りガールと化していくのです。
さらに、釣れる喜びだけでなく、釣れた後に美味しく魚を頂く楽しみがあるのも魅力です。
そして、山ガール同様、釣りガールの服装のコーディネートはとてもおしゃれです。
おしゃれを楽しみながら釣りも楽しむのは、女子ならではとも言えます。
ビギナーの釣り女子の服装!まずは自宅のタンスをチェックしよう
釣り女子の服装は、どのようなものか見ていきましょう。
初心者の方は、まずは買う前に自宅にあるアウトドア用品で代用するといいでしょう。
実際に釣りをやってみて、どうしても苦手意識が消えなかったというケースもあれば、いきなり海釣りに挑戦し船酔いをして断念したという方もいます。
一度で諦めてしまうのは勿体ないですが、人には向き不向きがあるので、何度か挑戦してから購入することをおすすめします。
そこで、自宅にある服装で代用するためのポイントをお伝えします。
季節やフィールドにもよりますが、上下とも防水の効いた服装を心がけましょう。
特に冬の海や防波堤での釣りは、厳しい寒さの中でするため、余計に着込むくらいがいいでしょう。
スキーウェアや、登山の防寒用ジャケットやレインウェアなどでも対応できます。
足元は、冬場であれば長靴やムートンブーツを履いて寒さや水から守りましょう。
また、動きやすい格好が大切なので、慣れるまではおしゃれよりも、身動きのとりやすい服装を選びましょう。
あとは、汚れや、臭いが気になるという方は、100ショップなどで販売しているレインコートを一番上に羽織るというのもおすすめです。
あるいは、釣り場で服装をレンタルしているところもあります。
そういったサービスを利用するのもいいでしょう。
釣り女子の服装!人気のブランドを知ろう
本格的な釣り用コーディネートを揃えることになった時、釣り女子の皆さんはどのようなところで購入しているのか気になるところです。
調べてみると、おしゃれに釣りを楽しむためのプロアングラーによるプロデュースのブランドなどがあることがわかります。
ここでは釣り師に人気のブランドをご紹介します。
●Blue Blue(ブルーブルー)
魚やルアーをモチーフにしたTシャツやキャップ、グローブを手掛けています。
●Irie Fishing Club(アイリーフィッシングクラブ)
釣りガールに人気の横浜発のアパレルブランドです。
釣りだけでなく普段使いにも人気で、ストリート系の雰囲気で親しまれています。
●LUNKER KILLER(ランカーキラー)
ブラックバスフィッシングをコンセプトにした、知る人ぞ知る釣り好きにはたまらないブランドです。
KAVUなど有名ブランドともコラボしています。
●coreman(コアマン)
ルアーでは有名ですが、実はアパレルでもCHUMSとコラボするなどして定番化している商品もあるほどです。
これ以外にも、釣り女子が好む服装のコーディネートは、一般的なアウトドアブランドの服などがあります。
釣りブランド以外で人気の釣り女子の服装とは?
釣りブランド以外の服装でコーディネートできるとなると、普段使いもしやすく幅が広がりますね。
では、おしゃれな釣り女子に人気のブランドを見ていきましょう。
●HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)
北欧ノルウェー発の歴史あるマリンブランドです。
防水機能が備わったレインジャケットやアンダーウェアは釣り女子に人気が高く、デザインもおしゃれなので一つは持っていたいアイテムです。
●THE NORCE FACE(ザ・ノースフェイス)
アウトドアブランドで目にしない日はないブランド、ザ・ノースフェイスは、防寒・防水に優れていることもあり、釣りをする女子に定番の人気アイテムです。
●patagonia (パタゴニア)
街使いで身に着けている人も多い人気のブランドパタゴニアは、釣りをする人の間でも老若男女問わず人気のブランドです。
これらは有名ブランドなだけに、金額も高めですが、このようなブランドをひとつ取り入れるだけでも、おしゃれな釣り女子に大変身できるでしょう。
その場合、他のアイテムはお財布に優しい価格で手に入れてコストを抑えたいところですよね。
そんな時におすすめなのがワークマンの製品です。
ワークマンの製品は、耐水圧と透湿度を兼ね揃えた上に、伸縮性抜群の低価格アウトドアウェアであることから人気です。
女性の防水ジャケットなら税込み2.900円で購入できる手軽さなので、ワークマンブランドを取り入れて上手にコーディネートするのもおすすめです。
釣り女子デビューしたら揃えるアイテム
それでは、実際に釣り女子デビューした際に揃えるアイテムには、服装以外でどのようなものがあるのか見ていきましょう。
●帽子・サングラス・日焼け止め
釣りは日焼けするものだと思ってください。
日中外にいる時間が長く、海や川の場合遮るものがないので、帽子と日焼け止めは忘れないようにしましょう。
また、魚に夢中になると、針がついたルアーや錘が飛んでくることがあるので、怪我を防ぐ意味もあります。
●ライフジャケット
船釣りやフィッシングカヤックの場合は必ず身につけましょう。
命綱だと思い忘れないようにしましょう。
●滑りにくい靴
足元が滑ることが多いので、滑りにくい靴を準備しましょう。
●手袋
手の怪我やマメ予防にもなります。
●ラジオペンチ
魚の口からルアーを外す時に使うと便利です。
●メゴチバサミ
ぬるぬるした魚や棘がある魚を掴む時に使います。
●釣り竿・道具
自分でどのような魚を釣りたいかにより、タイプが異なってくるため、レンタルできるなら借りてみるのがおすすめです。
購入する場合は、まずは高いモデルはおすすめしません。
本格的に揃えるには、どのタイプの魚を釣るのが好きなのか、ある程度分かってからがいいでしょう。
そのため、最初は安いロッドとリールのセットを買ってとりあえずやってみることをおすすめします。
●バケツやクーラーボックス
釣った魚を持ち帰る時に必要です。
まずは、必要最低限これらの物を準備してみましょう。
海釣り?防波堤?川?それとも釣り堀?
釣りは、フィールドによって釣れる魚も違えば、目的も変わってきます。
海や防波堤では、釣った魚を持ち帰り食べることを目的にする方が多いです。
川などは大型の外来種が多く深刻な問題になっていますが、それゆえに大きな魚を釣ることが目的で釣りを楽しむ人達もいます。
また、川や池釣りでの定番のブラックバス釣りも人気です。
しかし、これらの外来種は日本の生態系を崩す恐れがあることから、地域によって取り扱いの方法が異なります。
基本的には、釣った外来魚は川に戻さないように推奨しています。
釣り堀では、ますや鮎を釣り、その場で炭焼きにして食べることができます。
このように、釣りは、楽しみ方が人それぞれ違うこともあり、釣り竿を準備するにあたっても、まずは自分がどのような釣りに興味があるかを知ることが大切です。
川釣りなどは、水に下半身が浸かる位まで入り込む釣りのスタイルもあるため、その場合は膝までのウェーダーや釣り用スーツ(ウェーダー)を着用する必要があります。
ここまで来ると、だいぶ本格的な格好になりますので、おしゃれ釣り女子のコーディネートからは少し離れてしまいそうですが、自身の安全を考えた服装を優先しましょう。
さまざまな釣りに挑戦して自分の好きなスタイルを見つけよう
釣りは、男女問わず楽しめる趣味であることがわかりましたね。
しかし、釣りといっても、スタイルがいろいろあるので、どのようなフィールドでやりたいのか、またどのような魚が釣りたいのか、自分の好きなスタイルを見つけることが大切です。
それによっては、カジュアルなコーディネートでよかったり、本格的な装備が必要になったりします。
どのような釣りのスタイルでも、動きやすく防寒や防水が備わった服装を心がけて、楽しい釣りライフを送ってください。