釣りに出かけるとき、どのような道具を持って出かけますか?
釣りのときに必要な道具と言っても、「必ず必要なもの」「持っていると便利なもの」「釣りの種類によって必要になるもの」と様々です。
そこで今回は、釣りに必ず必要なものをはじめ、釣りに便利な道具をご紹介していきます。
釣りをするのに必要な道具は?
初めて釣りをする場合、道具は何が必要なのでしょうか。
まず、釣りをするとき、必ず必要な道具に「釣り竿」があります。
この他、釣り糸も必要です。
釣り糸の先につける釣り針や仕掛けが必要です。
釣りの種類によっては、釣り糸を巻き取るリールが必要になります。
このように、釣りの道具と言っても、様々なものが必要になります。
魚を釣るための道具である上記の、釣り竿と釣り糸、リールをセットにしたものをタックルと呼びます。
タックルと仕掛けがあれば、釣りができそうですが、これらだけでは実際には道具が足りません。
では、この他にどのような道具が必要になるのでしょうか。
釣り糸を切るためのハサミや、水を汲むためのバケツも必要になります。
釣った魚を入れておくためのクーラーボックスや、魚をすくうタモもあると便利です。
このように、タックルと仕掛け以外にも、釣りには必要な道具がいくつもあります。
そこで、次項ではタックルと仕掛け以外の道具で持っていると便利な道具をご紹介していきます。
あると便利な釣りの道具はこれ!
タックルと仕掛け以外に、釣りに行くときに持って行くと便利な道具をいくつかご紹介していきます。
まずは「クーラーボックス」です。
釣りをするときに、釣った魚を入れたり、餌を保管しておいたりする場合に使えるほか、飲み物や食べ物の保管から、ときには椅子代わりにすることができます。
このほかにも、糸を切るハサミや、細かい作業をするためのピンセット、魚や餌を切るときのナイフや、道具をメンテナンスするためのちょっとしたドライバーがあると便利です。
しかし、これだけの小物を別々に持っているとかさばってしまったり、落としたりしてしまいます。
そこで、それらの道具がセットになっている「マルチツール」が便利です。
小物の道具をまとめて持ち運ぶという点では、「カラビナ」という道具も便利です。
このカラビナは、もともとクライミングなどで、ロープを保持するために使われているものですが、小物を取り付けて、腰に引っ掛けることができるため、とても便利です。
夜釣りに限定されてしまいますが、暗い場所で作業が必要な場合にはライトが必要になります。
これらのものは、釣り専用のものもありますが、釣具店以外でも取り扱っている場合も多いので、ホームセンターなどでも探してみましょう。
それでは、先ほどご紹介したマルチツール、カラビナ、ライトについて、詳しくご説明していきます。
釣りに便利な道具!マルチツール!
先ほどご紹介したマルチツールについて詳しくご紹介していきます。
釣りには、魚を釣るための道具のほか、糸や餌を切るためのナイフなどが必要になるとご紹介しましたが、それらの道具が一式にまとまっているものがマルチツールです。
もともとは、釣り専用というわけではなく、折りたたみ式のペンチにナイフ、ハサミのほか、様々な道具が一体化されているアウトドアツールのことを言います。
商品によって、組み合わされている道具が異なるため、釣りに持って行くと便利な道具の詰まったものをチョイスすることで、たくさんかさばるツールがコンパクトにまとめて持ち運ぶことができます。
また、物によっては、キーホルダーのようにカバンに取り付けることもできるようになっているため、荷物の中で、どこに収納したか探す手間を省くこともできます。
釣りは、荷物が多くなりがちなので、このような小物は一式でまとまっているととても便利です。
一式にまとめるという点では、次にご紹介するカラビナもとても便利に活用できる道具のひとつです。
釣りの最中の移動に便利な道具!カラビナ!
先ほどご紹介したマルチツールと同様に、釣りで使う小物をまとめて、持ち運ぶことのできる便利な道具にカラビナがあります。
カラビナも、釣り専用の道具というわけではありません。
カラビナは、登山やクライミングに使われている道具で、ロープとハーネスをつないで固定するために使われる道具です。
そのため、十分な強度があり、人一人の体重を支えることができるほどです。
しかし、釣りなどの小道具をまとめるためには、それほどの強度を必要とすることはありません。
そこで、「それほど強度は必要ないけれど、道具をまとめておきたい」という場合には、アクセサリー用のカラビナがおすすめです。
軽量なアルミを用いたものや、ファッション性に富んだ革を使ったものなどがあります。
また、カラビナというと、リング状に形作られたフレームに、ゲートが一箇所ついたものが多いですが、アクセサリー用になると、リングの形状が星型やハート形といった、強度よりも見た目を重視したものもあります。
また、フレーム部分に小さな穴がいくつか開けられていて、それぞれに道具を固定できるようになっているものもあります。
そのようになっていることで、実際に道具を使うときに、カラビナから取り外さなくても、ほかの道具が邪魔にならずに作業をすることができます。
釣りに使う道具を、カラビナでまとめて、そのカラビナをズボンやバッグにつけておけば、移動しながら釣りを楽しむ場合にも、必要な道具一式を常に持ち歩くことができて、とても便利です。
夜の釣りに便利な道具!ライト付きグローブ!
釣りに行くときは、いつも明るい時間帯とは限りません。
むしろ、夜釣りや、早朝明るくなる前の方が釣果が上がるといった場合もあります。
そのようなときにあると便利な道具にライトがあります。
釣りの場合、現場で細かい作業を行わなくてはいけないことが多々あります。
そのようなときに、ライトがあるととても便利です。
しかし、普通の懐中電灯を持っていても、手元を照らしたいのに、片手で懐中電灯を持たなくてはいけなくなり、もう一方の手でしか作業ができなくなってしまいます。
そこで、よく見かけるものが、頭に取り付けるライトです。
頭に取り付けることにより、両手を自由に使うことができます。
ただし、頭に取り付けてあるため、作業している場所から遠い上に、頭の向きを変えると、ライトも一緒に動いてしまいます。
そこで、おすすめなライトが、グローブにライトが付いているものです。
いくつか種類はありますが、電池式のもので、手元を照らしながら作業をすることができます。
作業している手元を、至近距離で明るく照らしてくれるので、手元のみを明るくてらすことができます。
また、釣りにはグローブは必要ないと感じている方もいると思いますが、グローブをしていることで、釣り針や魚を持つときなどからの怪我を防ぎ、臭いもつきにくくしてくれます。
そのようなグローブと一体化しているライトは、暗い場所で釣りを行うときにはとても便利なアイテムになります。
釣りの後のエチケット!消臭剤
先ほど、ライト付きグローブのところで、臭いについて少し触れました。
釣りをすると、釣りを行う本人はあまり気にならなくても、魚の臭いが周りの人の迷惑になったり、車の中などに臭いが残ったりしてしまいます。
そこで、そのような臭いを消すための、ウェットティッシュや消臭剤があると便利です。
車の中や、衣類についた臭いを消す場合には、スプレータイプの消臭剤が便利です。
また、釣りに使った道具の匂いを簡易的に取りたい場合には、ウェットティッシュを使うと便利です。
消臭効果の期待できる商品もあり、道具のメンテナンスや清掃も兼ねて、そのようなウェットティッシュで拭き取ってから、移動の車内に持ち込むようにすれば、車内の臭いも軽減することができます。
ちょっとしたことですが、少し手間をかけることで、周りの人の不快感を軽減したり、道具を長持ちさせたりすることができます。
釣り専用の道具でなくても使い方次第でとても便利な釣り用品になる!
これまで、釣りで使いたい便利な道具をいくつかご紹介してきました。
しかし、釣りで便利な道具と言っても、釣り専用のために開発されたものではありません。
釣りをするうえで、あると便利なものを別のジャンルの用品から流用できる場合がたくさんあります。
釣り用品にこだわらず、いろいろな分野の製品を見てみると、釣りをするうえでとても便利な道具に出会えるかもしれません。