ランタンを販売しているメーカーの中でも特に人気が高く愛用者が多い「コールマン」。使い勝手がよく、種類が豊富なのが魅力です。
そこで今回はコールマンのランタンについて、ガソリンランタンやLEDランタン、ケロシンランタンの使い方、ランタンスタンドの使い方、故障した再の修理費用やメンテナンスについてご紹介します。
ランタンを選ぶ際の参考にしてみてください。
種類が豊富なコールマンのランタン
「キャンプでランタンを使うならコールマン」と言われるほど、人気が高いコールマンのランタン。
キャンプサイト全体を照らす大光量のランタンから食卓テーブルを照らすサブランタン、灯りを分割できるパネル式LEDランタンなど、シーンに合わせたランタンが選べるのも人気の理由の一つです。
また、2021年にはコールマン120周年を記念した限定モデル「120th アニバーサリー シーズンズランタン2021」が抽選販売され、クラシックコールマンレッドのカラーが特徴的で、グローブやランタン本体には「120th」の文字が刻まれており、1960年代のコールマン200Aを再現した黄色いケースがついたのも人気を集めました。
このようにコールマンのランタンは、創業以来120年に渡ってキャンパーに愛されてきた歴史ある人気のランタンメーカーなのです。
コールマンのガソリンランタンの使い方
ランタンには、主に下記の4種類があります。
- LEDランタン
- ガスランタン
- 灯油ランタン
- ガソリンランタン
中でもガソリンランタンは、気温や気圧の変化に強く、光量が大きく広範囲に照らせるため、メインランタンとして最適です。
コールマンは、1901年にガソリンランタンの製造を開始し、以来、ガソリンランタンの開発と販売に力を入れてきました。その実績と安心感から、キャンパーに根強い人気があります。
コールマンのガソリンランタンの基本の使い方
コールマンのガソリンランタンの基本的な使用方法は、以下のとおりです。
【準備】
- ランタンをケースから取り出し、燃料タンクのキャップを開けます。
- フューエルファネルを使って、ホワイトガソリンを燃料タンクに入れます。
- タンクの8分目まで入れるのが目安です。
- 燃料タンクのキャップを閉めます。
- ジェネレーターとグローブを取り付けます。
【点火】
- ジェネレーターのフタを外します。
- ジェネレーターの内部にあるマントルに火をつけます。
- ジェネレーターのフタを閉めます。
- 燃料タンクをポンピングして、圧力を上げます。
【使用】
- 燃料タンクをポンピングして、圧力を維持します。
- 必要に応じて、マントルの位置を調整します。
【消火】
- 燃料タンクの圧力を下げるために、ポンピングを数回行います。
- ジェネレーターのフタを外し、マントルを消火します。
- ジェネレーターのフタを閉めます。
【注意事項】
- 燃料タンクには、ホワイトガソリン以外の燃料は使用しないでください。
- 燃料タンクの圧力が高すぎると、ランタンが破損する恐れがあります。
- マントルが濡れると、火災の原因となります。
コールマンのガソリンランタンは、使い方を覚えれば、長期間、安心して使うことができます。
安全に使用するために、上記の注意事項を守って、正しい使い方をマスターしましょう。
コールマン/CPX6クアッドLEDランタンの使い方
単一電池を4本使用するLEDランタンで、4分割できるのが特徴。
エリアライトを一つ外して手元を照らしたり、4つを外してそれぞれ使うなど使い方は色々です。
本体、エリアライトはそれぞれハイ・ロー2段階の切り替えができるのでシーンに合わせて使い分けられます。
エリアライトはプッシュボタンを押しながらハンドルを持って取り外すことが可能。
背面が電源ボタンとなっていて、本体にはめ込めばエリアライトは自動的に充電されます。
コールマンのガソリンランタンのチェックバルブの仕組み
チェックバルブはコールマンのガソリンランタンに共通するパーツで、シリンダー奥に取り付けられている”弁”です。
ポンプノブを左に2回転するとエアーステムがチェックバルブから解放され、圧縮された空気がチェックバルブのねじ山とエアーステムのすき間を通ってタンク内に送り込まれます。
圧力が強くなるとチェックバルブのボールベアリングが内圧で押し上げられ、空気や燃料の逆流を防ぐ役目があるので、空気が漏れたり逆襲した場合は、チェックバルブの清掃や交換が必要な合図です。
ランタンスタンドの使い方
コールマンのランタンを使用する際に便利なアイテム「ランタンスタンド」。
スタンドを使用することで広範囲を照らすことができるのはもちろん、虫を寄せ付けない効果もあります。LEDランタン以外は火を取り扱うので、スタンドを使用することで誤って触れる心配もなく安心・安全に使えるのも魅力です。
使い方も簡単で3本の足を広げ、ランタンフックを取り出して横に倒せばランタンを吊るすことができます。ペグ穴があるので固定もできますが、ペグ打ちしなくても安定感はあります。2箇所のストッパーを押し込むことで10段階の高さ調整ができ好みの高さを選べます。
コールマンのランタンのメンテナンスと故障した場合の修理費用
コールマンのランタンが何らかの原因で故障する場合があります。
その場合はどうすればいいのでしょうか。
メーカーへ修理に出した場合の修理費用や、メンテンナンス、マントルの寿命と交換についてご説明します。
修理費用
コールマン製品の修理は「直送修理受付センター」で受け付けています。
電話で名前や住所などの個人情報と故障の状況を伝えて修理の申込みを行います。
申し込み後に発送先を案内されるので、修理申込書を同封し、元払いで商品を修理センターへ発送します。
修理代金は、「送料」 + 「パーツ料金+技術料」 + 「サービス料(¥800+消費税)」 + 「返送時の代引き手数料」が支払額となり、代引便にての支払いになります。
詳しくはコールマンの直送修理受付センターへお問い合わせください。
メンテナンス
ランタンの中でも、しっかりとメンテナンスを行うことで長く孫の代まで愛用できるのがガソリンランタンです。
メンテナンスしたい項目は3つです。
- シーズンオフには燃料を完全に抜いておく。
- ホヤの割れやマントルに穴があいていないかをチェックする。
- ポンプカップが劣化しないようOILと書かれた穴に専用オイルを2~3滴注入する。
保管前に上記のメンテナンスを行いましょう。
マントルの寿命と交換時期
ガスランタンなどに必要なマントル。
マントルに明確な寿命はなく、破れなければいつまでも使い続けることができます。逆に言えば、小さな穴や少しの破れがあったらそれが寿命であり、交換の時期というわけです。
また、光量が弱くなってきた時もマントルの交換時期なのですぐに交換しましょう。
まとめ
この記事では、コールマンのランタンについて紹介しました。
コールマンのランタンは、キャンプだけでなく、災害時や非常用としても役立つアイテムです。
正しい使い方と注意事項を守って、コールマンのランタンを楽しく使いましょう。