コールマンのランタンを使っている方は多いかもしれません。
ランタンケースはどうですか。
使っている方、使っていない方、それぞれではないでしょうか。
ランタンケースは、市販もされていますが自作を行う方もいます。
この記事では、ランタンケースの作り方をご紹介します。
コールマンのランタンにランタンケースは必要?
キャンプに必要な道具として挙げられることが多い「ランタン」。
コールマンからももちろん、発売されています。
そんなランタンですが、どのように持ち運びをしていますか。
ランタンは、形状に凹凸があり、グローブがガラスで作られていたりすることから、割れてしまうことがあります。
そうなると、ランタンは使えなくなってしまいます。
そのようにならないために役立つのが「ランタンケース」です。
持ち運びのときはもちろん、使わずに保管しているときにも使うことができます。
市販品では、ソフトケース・ハードケースのものがあります。
市販品を買ってしまう方もいますが、自作して使っている方も多いのです。
中には、思わず自作なのかを疑ってしまうほどの、高クオリティのものを作っている方もいるそうです。
自分好みのランタンケースはどのように作るのでしょうか。
コールマンのランタンケースを自作してみよう
コールマンのランタンケースは、市販品で買うとなると大体2,000円から7,500円ほどします。
値段に差はあるものの、実際に手に取って見てみて納得のいくものでないと購入をするのはなかなかできないですよね。
納得のいくランタンケースが見つからないときには、自作してみるのはどうでしょうか。
材料にもよりますが、市販品よりもお金をかけずに作ることができます。
ランタンケースを自作している方のほとんどは、木製のハードケースを作っています。
材料の調達は、廃材を使っていたり、100円ショップのすのこやまな板を使っていたりと実に様々です。
ですが、作り方の基本はどのランタンケースもほとんど同じです。
自作したものにオリジナルのロゴや装飾の金具などを付けてもおしゃれですね。
自作ランタンケースの作り方
では、自作のランタンケースの作り方をご紹介していきます。
コールマンのランタン以外のものでも、サイズさえしっかり測って作れば入れることができます。
【材料】
・木製の板
・蝶番
・蝶番を止めるためのねじ
・ドアキャッチ
・装飾金具(扉や持ち手部分に)
・パッド(ケースの中に使用)
【道具】
・のこぎりなど、板が切れるもの
・金槌
・かんな
・ドライバー
【作り方】
①板を組み立てます。
ランタンの大きさに合わせて板を裁断します。
サイズを測って裁断するものは、以下の通りです。
・扉用の板、裏板(2枚)
・天板、底板(2枚)
このほかに、適度な大きさの板を2枚を用意しておきます。
扉板以外の板を、箱型になるように組み立てます。
②かんなやヤスリをかけます。
組み立てた板同士の段差がなくなるように、かんなやヤスリをかけます。
③扉板に蝶番を付けます。
かんなで扉を閉めたときに、丁度いいと思う頃合いにくるようにかんなを使って調節してください。
微調整できたら、扉のロック金具を取り付けます。
④ドアキャッチを取り付けます。
ここまでで、ケース本体の完成です。
次は、ランタンを固定するパッドの製作・取り付けを行います。
①ランタンの下部・上部に合わせてパッドを裁断します。
②上部のパッドに、ケースに取り付けるための木製の補助を付けます。
③パッドをケースの中に取り付け、完成です。
あとは、装飾用の金具・取手や塗装をしましょう。
自作ソフトランタンケースの作り方
コールマン純正のランタンケースは、ソフトのものが多く販売されています。
そこで、ソフトの自作ランタンケースの作り方もご紹介していきます。
これも、コールマン以外のランタンのサイズさえ測って作れば、入れることができます。
【材料】
・お好みの布
・フェルト生地A
・フェルト生地B
・ストライプコード
・ループエンド
【作り方】
①ランタンの最下部の大きさを測り、ランタンのハンガー部分を考慮しながら側面部分のフェルトAを裁断します。
②フェルトAを筒状にして、ボンドで貼り付けます。
フェルトBをフェルトAに巻き付けるようにしてボンドで貼り付けます。
③ケースの底部分に、フェルトAを円状に切り抜き、筒状にしたフェルトに貼り付けます。
この時、円状に切り抜いたフェルトAの四隅に出っ張りを作っておきます。
このようにすることで、筒状にしたフェルトに貼り付けやすくなります。
これで、ランタンケースの内側が完成です。
次は、ケースの外側を作ります。
①布をランタンケースのサイズに合わせて裁断し、袋状になるように縫っていきます。
底に、丸くマチができるようにしながら縫いましょう。
②でき上がった袋の上部にほつれ止め縫い・巾着のように紐を通す輪を作ります。
③輪に紐を通しループエンドで止めたら、外側のケースのでき上がりです。
この布の袋の中にフェルトのケースを入れたらソフトランタンケースの完成です。
コールマンのランタンにも!ランタンケースの代用品
「ランタンケースを自作するのは面倒。」という方もいらっしゃるかもしれません。
では、コールマンなどのランタンのランタンケースに代用できるものはないのでしょうか。
実は、100円ショップに代用できるものがあるのです。
そのいくつかをご紹介します。
・アームカバー
まるで、巾着袋のようにランタンを収納することができます。
・ペットボトルカバー
このペットボトルカバーもランタンにはピッタリです。
保温用のアルミがある物も使えますが、ニット風のペットボトルカバーも使うことができます。
ですが、あくまでも「代用」です。
ランタンにひびなどの不具合をランタンケースであれば防ぐことができます。
可能であれば市販のもの・自作のものに関わらず、ランタン専用のランタンケースで収納することをおすすめします。
コールマンのランタンケースはどんなものがある?
最後に、「自作はしたくないけど、しっかりとしたランタンケースが欲しい。」、「市販のランタンケースを参考に自作したい。」という方のためにコールマンのランタンケースをご紹介します。
【ランタンケース(レッド)/M】
【ランタンケース(レッド)/L】
参考価格:1922円(M)、2138円(L)
サイズ:使用時(M)約16.5×16.5cm、(L)約19×19cm、収納時(M)約15×3cm、(L)約17.5×17.5cm
重量:(M)約310g、(L)約345g
材質:EVAフォーム
このランタンケースは、Mサイズは約16×16cm、Lサイズは約18×18cm以下のランタンに使うことができます。
折りたたみ式なので、ランタンを使うときにはケースをたたんで収納しておくことができます。
【IL ソフトランタンケース】
参考価格:7538円
サイズ:使用時 約18.5cm×18.5cm、収納時 約18.5cm×6cm
重量:約545g
素材:表地コトナポリエステル、裏地ポリエステル
アイボリーのさわやかな色合いのランタンケースです。
このランタンケースには、ランタンを守るために補強版が入っています。
裏地には、コールマンのオリジナルプリントが施されています。
ランタンケースを使って持ち運び運ぼう
ランタンケースの作り方をご紹介しました。
ランタンケースは、ランタンを持ち運ぶ際に衝撃から守るために必要なものです。
ランタンをケースを使わずに持ち運びすると割れてしまったりという危険があります。
それを防ぐためにも、ケースを使うことをおすすめします。
自作したランタンケースで持って行くと、きっとキャンプも盛り上がることでしょう。
お気に入りのランタンケースで持って行き、キャンプを楽しみましょう。