モンベルのクッカーは、丸型・角型・深型と形状が豊富なのが魅力のひとつですが、フライパンも使い勝手が良いと評判です。
モンベルのフライパンの中では特に、熱伝導率が良く取っ手が持ちやすいアルパインシリーズが人気です。しかし、中には焦げるという声もあるようです。
この記事では、モンベルの人気クッカーアルパインシリーズについてご説明した上で、モンベルのフライパンの特徴や焦げの落とし方、焦げ付きを防ぐ方法などについてご紹介します。
モンベルのアルパインフライパンの特徴
- アルミ製なので熱伝導率が高い
- 蓋の取っ手や本体のハンドルカバーがシリコン素材で持ちやすい
- ハンドルがしっかり噛み合うので、安定性抜群
- 硬質アルマイト処理加工が施されているので、耐摩耗性に優れる
- フライパンの内側にリベットの出っ張りがないため手入れが楽
- 収納用のメッシュ袋が付いてくるので持ち運びや乾かすのに便利
- 焦げ付きを軽減させるフッ素加工が底面に施されている
蓋の取っ手や本体のハンドルの黄色くなっている部分は、シリコン素材が使われています。
このシリコン素材のハンドルカバーにより取っ手が熱くならず、素手で掴むことができますよ。
モンべルの人気クッカー-アルパインフライパン
モンべルの人気クッカーのひとつ、アルパインフライパンは、アルミニウム素材を使用した軽量のフライパンです。
フライパンの内側にフッ素加工を施し、焦げ付きにくくしています。
直径のサイズが3種類あり、16cm・18cm・20cmの中から選ぶことができます。
熱くならないシリコン製の黄色いカバーが付いたハンドルは、折りたたむことができて収納にもかさばりません。
キャンプや登山で使うフライパンは、大きすぎると持ち運びにくく、かと言って小さいと調理しにくいですよね。
その点アルパインフライパン20なら、重量も255gと大変軽く、持ち運びに便利。
サイズも目玉焼きなどが作りやすい大きさで調理しやすく、リュックにも収まりやすい大きさです。
もう少し深さが欲しい方には深さが6.6cmある、「アルパインフライパン20ディープ」もありますよ。
【アルパインフライパン20】
サイズ:21.8×6.6cm
重 量:255g
容 量:2100ml
モンベルのフライパンは本体も食材も焦げる?
モンベルのフライパンは、アルミ製で大変熱伝導率が良いため、火力調整を強くしてしまうと、炊いたご飯などが焦げることがあります。
直火に対応できるので、焼肉などももちろん調理することができますが、火力や使い方によってはフライパンやお肉が焦げる場合がありますので、火力には注意しましょう。
また、取っ手に付いている黄色いハンドルカバーはシリコン製のため、過度に加熱すると焦げてしまうことがあります。
モンベルのフライパンを焦げ付かせない方法
モンベルのフライパンの内側には、焦げ付きを防止するためにフッ素加工が施されています。
しかしアルミという素材の性質上、まったく焦げ付かないというわけではありません。
使い方や火力によっては、どうしても焦げ付いてしまう場合もあるでしょう。
付いてしまった焦げを落とすよりも、最初から焦げ付かないように工夫するほうが簡単ですよね。
モンベルのフライパンを焦げ付かせないようにするには、あるアイテムを用意するだけでOK。
そのアイテムとは、アルミホイルです。
フライパンを焦げ付かせずに使うには、フライパンにアルミホイルを敷いて調理してみましょう。
アルミホイルを敷いて調理するだけで、焦げ付きやすい焼肉なども楽しめます。
フライパン用のホイルシートなどを使うと、油も不要で食材もくっつかないので便利でしょう。
モンベルのフライパンの焦げの落とし方
フライパンに付いた焦げを落とす方法はいくつかありますが、ここでは酢を使った簡単な方法をご紹介します。
こすり洗いする際は、金タワシなどを使うとコーティング加工が剥がれてしまうので、柔らかいスポンジを使用するようにしましょう。
- 焦げ付いたクッカーに焦げが隠れる程度の水を入れる
- 大さじ2杯程度の、酢と中性洗剤を入れる
- 沸騰させ、約10分加熱する
- スポンジで軽くこすって洗う
モンベルのフライパンを使った焦げない焼肉レシピ
アルミホイルで焦げを防ぐことができる、簡単な焼肉レシピをご紹介します。
アルミホイルを使うことで、煙やにおいも抑えることができますよ。
凹凸になったアルミホイルの間に油が落ちるので、ヘルシーな焼肉を作ることができます。
焼くのに少し時間がかかるかもしれませんが、焦げ付きを防止できるので試してみてはいかがでしょうか。
- アルミホイルを一度丸め、しわくちゃにしてフライパンに敷く
- アルミホイルの上で下味を付けたお肉を焼く
- サニーレタスなどに包んでいただく
モンベルのフライパンでやってはいけないこと
モンベルのフライパンのパッケージにもある注意点についてご紹介します。
モンベルのフライパンを扱う時は、取り扱いの注意事項を読んでから使用すると安心です。
- 空だきしない
- 万一空だきした際は、水などで急冷しない
- 金属たわしや磨き粉は使用しない
- 食器用洗浄機は使用しない
- 電子レンジ・オーブン・IH調理器具で使用しない
フライパンとセットで欲しい、モンベルアルパインシリーズ
最後に、アルパインフライパンとセットで使いたい、アルパインシリーズのアイテムについてご紹介します。
いずれもアルミ製で軽量なので、登山や山岳キャンプなどにも人気の高いアイテムです。
アルパインクッカー
モンベル製品の定番と言っても良いクッカーです。
14cm・16cm・18cm・20cmと、直径の長さによりの4種類があります。
サイズ展開が豊富なので、シーンに合わせて選ぶことができるでしょう。
収納袋も付属しているので、中身を保護しながら傷つけることなく持ち運ぶことができます。
【アルパインクッカー16】
サイズ:10.4×18×18.6cm
重 量:236g
容 量:1500ml
アルパインクッカースクエア
アルパインクッカーが四角くなった、スクエアタイプです。
ハンドルが本体の角にあるため、スープや飲みものを器に移すのに使いやすくなっています。
12cmと13cmの2種類のサイズがあり、インスタントラーメンなど袋麺を調理するには、ラーメンの角が欠けない13cmのスクエア13がおすすめです。
【アルパインクッカー13】
サイズ:14. 2×14.2×8.6cm
重 量:200g
容 量:900ml
アルパインクッカーディープ
底の深い、深型アルパインクッカーです。
鍋や食器、フライパンとしても使える蓋が付いています。
直径サイズが11cmと13cmの2種類があり、中にシングルバーナーやガス缶などを入れて持ち運ぶことができます。
【アルパインクッカーディープ11】
梱包サイズ:17.4×13.7×13.6cm
重 量:288g
アルパインケトル
アルミ素材を使用したケトルで、サイズは600mlと900mlの2種類があります。
扱いやすい手頃な大きさで、どちらもアルパインクッカー16の中にすっぽり収まるのが嬉しいですね。
【アルパインケトル0.6l】
サイズ:16×7.5cm
重 量180g
容 量:600ml
まとめ
モンベルのフライパンは焦げ付かないよう加工はされていますが、どうしても焦げ付いてしまった場合は、酢と中性洗剤で焦げ付きを落とすことができました。
また、調理の際はアルミホイルなどを敷くと、フライパンや食材の焦げ付きを防止することができます。
使ったあとはアルミホイルを丸めて捨てるだけなので、後片付けも簡単です。
ぜひキャンプなど、アウトドアシーンで試してみてはいかがでしょうか。