【SOTOのランタン大特集】商品別の特徴と魅力を詳しく解説

最終更新日:2023/12/11

【SOTOのランタン大特集】商品別の特徴と魅力を詳しく解説

「青い炎」を踏み出すをコンセプトに日夜安全性と耐久性を兼ね備えたアイテムを提供してくれるSOTO。SOTOの製品の中でも絶大な人気を誇るランタンを今回の記事では余すところなくご紹介します。口コミの評価が高いものから機能的なものなど、これからランタンを購入させる方はぜひ一度ご覧になってください。

SOTOのランタンの魅力

スタイリッシュな見た目で機能的なアウトドアアイテムを多くそろえるSOTO。
その中でもキャンプの夜を明るく照らしてくれるランタンはとても人気があります。
SOTOのランタンの魅力、それはプロ用のバーナーを製造していた技術を活かした安全性の高さと耐久性の良さをランタンの製造技術にも惜しみなく発揮しているところです。

SOTOのランタン製品の価格の相場は商品により異なりますが5,000円台から15,000円台までさまざまで、用途やキャンプスタイルに合ったランタンを選べるところも魅力の一つです。

SOTOのランタンに使えるガス缶

SOTOのランタンは、アウトドアに強いOD缶、また自宅でもおなじみのカセットガス缶(CB缶)を使用するタイプを中心にラインナップがそろっています。

SOTOのガス缶の種類

  • パワーガス トリプルミックス
    プロパン、イソブタン、ノルマルブタンの3種類のガスが配合されたOD缶です。
    サイズは500缶(SOD-750T)・250缶(SOD-725T)・105缶(SOD-710T)の3タイプあります。
  • パワーガス ST-760
    プロパンが混入されたCB缶です。
    寒冷地でも使える強い火力が魅力です。
  • レギュラーガス
    液体ブタンが成分のCB缶です。
    SOTOのランタンの他、バーナーなどにも使えます。

SOTOのガスランタンの使い方

それではSOTOのガスランタンの使い方についてご紹介します。

  1. マントルを空焼きをする
    マントルを固定し、下からライターなどで火をつけます。
    マントルが燃えて真っ白な灰のような状態になったら空焼きは完了です。
    空焼きを不十分に行うとお湯が漏れたり、マントルが変形したりすることがあります。
    また、空焼き後のマントルは非常にデリケートなので、取り扱いには注意しましょう。
  2. 全てのパーツを取り付ける
    ランタンとガス缶と取り付け、ホヤやグローブなどをセットします。
  3. 点火する
    燃料調節バルブを開き、ガスの出る音を確認します。
    点火装置が付いているタイプはスイッチを押し、点火装置が付いていないタイプはライターを使って点火をします。
  4. 消火する
    燃料調節バルブを締めるとランタンを消火できます。
    使用後は本体がとても高温になっているので注意しましょう。

SOTOのランタンを修理に出すには

SOTOのランタンは、保証期間内で保証書を持っていれば無償修理が可能です。
ただし、通常の使用範囲外での故障や、SOTOの純正品以外の製品を使用した場合の故障などは保証の対象外です。
SOTO製品の修理や問い合わせは、SOTO公式ページのカスタマーサポートのQ&Aを参考にすると良いでしょう。

SOTOのランタンが古くなってきたら?

SOTOのランタンに限らず、アウトドアで使うキャンプギアは使うごとに塗装が剥がれたり、汚れたりするものです。
見た目が悪いだけで本体が破損していないなら、塗装をし直す方法はいかがでしょうか。
塗装の方法は、古い塗料を剥がし、研磨をして、塗装をする作業工程ですが、完成させるまでには時間と労力が必要です。
そのため、時間がない、または道具をそろえるのが面倒なら専門業者にお願いをすることも一つの方法です。

SOTOのマルチなランタン:「Hinoto」

小さなサイズのランタン「Hinoto(ひのと)」は口コミサイトの評価が高く、一時完売になるほど人気のランタンです。
Hinotoの最大の魅力はOD缶、CB缶、ライターガスが使えるところです。
使用する時は、ガス缶をガス注入口から充てんするだけでOKです。
ただし、OD缶を使用する時は別売りの専用アダプター(フィルアダプタ-SOD-450)が必要です。
キャンドルの明かりのような優しい炎は癒しの効果が抜群です。

◆スペック

外形寸法幅38×奥行38×高さ156mm
重量237g
燃焼時間充てん式専用タンクで約1〜2時間
使用ガス缶OD缶・CB缶・ライターガス
Hinoto

SOTOの機能的なランタン:「虫の寄りにくいランタン ST-233」

夏の夜を悩ませる、ランタンに虫が寄ってくる問題を解決してくれる虫除け効果のある便利な機能のランタンが「虫の寄りにくいランタン」です。
その最大の特徴は、特殊なリフレクター「蚊トリフレクター」の装着で虫が感じにくい波長のオレンジ色の光を発し、明るさの欲しい箇所だけを照らせ、市販の蚊取りマットがセットできるところです。
また明るさが210W〜230W相当とメインランタンとして使えるところも魅力です。

◆スペック

外形寸法(使用時)直径136×高さ375mm
(収納時)直径136×高さ225mm
重量1.3kg(本体のみ)
燃焼時間約3〜3.5時間
使用ガス缶CB缶
虫の寄りにくいランタン ST-233

サブランタンに最適:「レギュレーターランタン ST-260」

OD缶に比べ連続使用や低温による光量低下が否めないCB缶の弱点を見事に克服したタイプのランタンがレギュレーターランタンです。
ランタン本体に内蔵されたマイクロレギュレーターにより、連続使用時や低温下でも圧力低下がしにくく、安定した光量を維持します。
さらに光量の調節のしやすさ、転倒時にも燃え上がりにくい構造、そして壊れにくいメッシュ製のホヤが人気の理由です。
ただし、メインランタンとして使用するには少々暗いので、テーブルランタンなどのサブランタンとして使うことをおすすめします。

◆スペック

外形寸法(使用時)幅100×奥行130×高さ150mm
(収納時)幅65×奥行105×高さ150mm
重量247g
燃焼時間約4.5時間
使用ガス缶CB缶
レギュレーターランタン ST-260

ランタン初心者におすすめ:「プラチナランタン SOD-250」

下準備の必要なマントル、そしてそれを保護したり、風を防ぐためのホヤの必要がないランタンがプラチナランタンです。マントルが光る代わりに風に強いプラチナが発光し、集光効果の高いリフレクターが使用されていることでさらに風の影響を受けにくくさせます。
プラチナランタンは購入してすぐに使えるガスランタンとして初心者の方にとてもおすすめのタイプです。
ただし、プラチナ(発光体)は消耗品のため、小さな穴や変形を見つけた時は交換が必要です。

◆スペック

外形寸法(使用時)幅77×奥行65×高さ110mm
(収納時)幅33×奥行58×高さ142mm
重量210g
燃焼時間約2〜6時間
使用ガス缶OD缶
プラチナランタン SOD-250

SOTOのランタンに便利なアイテム

SOTOのランタンをもっと便利にするアイテムをご紹介します。

  • ランタン用収納ケース ST-2106
    「虫の寄りにくいランタン」や「フォールディングランタン」には収納ケースが付属されていないので、別売りで購入すると持ち運びに便利です。
    Hinoto、レギュレーターランタン、プラチナランタンには専用の収納ケースが付属しています。
  • ランタン専用ケースの代用品
    ランタンケースを使用する目的は、持ち運びが便利になる他、ランタンを保護する目的もあります。
    ランタンの持ち運びと保管にはメーカーの専用ケースを使用することが一番安全な方法ですが、100均などの保冷バッグを使用する方法もおすすめです。
    保冷バッグは、保冷状態を保つために比較的厚めの生地で作られているため、ランタンケースの代用品として使えます。
  • ホヤ
    適応機種の確認が必要ですが、SOTOのホヤは、使い分けが可能なハーフスクリーンホヤと、割れにくく耐久性の高いメッシュホヤ、虫を寄せ付けない効果が期待できるハーフスクリーンカラーホヤの3種類のタイプがあります。
  • スタビライザー
    OD缶やCB缶を置くときに安定させるためのアイテムです。
    SOTOのスタビライザーは折りたたみ式なので持ち運びに便利です。
    また、先ほどご紹介したHinoto専用のスタビライザーも販売されています。

SOTOのランタンを他のメーカーと比較してみる

SOTOのランタンと他のメーカーで悩んでいるのなら、比較をして検討をしてみるのはいかがでしょうか。

SOTOとユニフレームのランタンの比較

まずは、同じCB缶を使用しているSOTOの「虫の寄りにくいランタン」とユニフレームの「フォールディングガスランタン」を比較してみましょう。

  • 虫の寄りにくいランタン
明るさ550〜660ルクス
燃焼時間約3〜3.5時間
サイズ直径136×高さ375mm(使用時)
直径136×高さ225mm(収納時)
重量約1.3kg(本体のみ)
虫の寄りにくいランタン
  • フォールディングガスランタン
明るさプレミアムガスを使用時で最大240W相当
レギュラーガス使用時で最大210W相当
燃焼時間プレミアムガス使用時で約4時間
レギュラーガス使用時で約5時間
サイズ約13.5×12×高さ35.5cm(使用時)
重量約1.4kg
フォールディングガスランタン

この2つを比べてみると、サイズや重量はほぼ同じで燃焼時間が若干違います。
明るさの違いは表記されている単位が違いますが、どちらもメインランタンをして使うには十分の明るさがあります。
このようなことから、この2つのどちらかを選ぶかは、見た目や機能性の違いを重視すると良いでしょう。

SOTOとイワタニプリムスの比較

次に、同じOD缶を使用しているSOTOの「プラチナランタン」とイワタニプリムスの「2245ランタン」を比較してみましょう。

  • プラチナランタン
明るさ120ルクス(80W相当)
燃焼時間2〜6時間(使用するOD缶による差)
サイズ幅77×奥行65×高さ110mm(使用時)
幅33×奥行58×高さ142mm(収納時)
重量210g
プラチナランタン
  • 2245ランタン
明るさ約370ルクス(Tガス使用時)
燃焼時間約8時間(IP-250タイプガス使用時)
サイズ8.3×8.3×12.7cm
重量200g
2245ランタン

明るさは圧倒的に2245ランタンの方があります。また、使用するOD缶の容量の違いもありますが、燃焼時間も2245ランタンは少し長いです。しかし、先ほどご紹介した通り、プラチナランタンはマントルを必要とせず、使い方がとても簡単なので、使い勝手で選ぶならプラチナランタンです。

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