コンパクトで使い方が簡単なユニフレームの燻製器「インスタントスモーカー」は、ベテランキャンパーから初心者まで人気の商品です。今回の記事ではなぜユニフレームのインスタントスモーカーが支持されているのか、そして使い方の他、おすすめの食材やアイテムなどを徹底的にご紹介します。
ユニフレームの燻製器が人気の理由
ユニフレームの燻製器「インスタントスモーカー」は、ツーリングキャンプをする方や、ソロキャンパーなど、多くのキャンパーからの指示が高いアイテムです。
その理由は、収納がコンパクトで持ち運びがしやすい、組み立て方など使い方がとても簡単、そして熱燻と温燻どちらの方法でも燻製が作れるところです。
まず、収納がコンパクトなところですが、ユニフレームのインスタントスモーカーは、本体とハンドルを畳めば、持ち運ぶ時のサイズは約28x25x4.5(厚さ)cmと、ちょっとした隙間にも入ります。
次に組み立て方と使い方が簡単なところですが、本体を立てて開き、網をセットすると組み立てが完成しますので、説明書に一度目を通しておけばすぐに組み立てられるほど簡単です。
さらに、燻製を作成中には上のフタと横の扉から中の様子をみることが可能です。
最後に熱燻と温燻ができるところですが、後ほど燻製の仕方の違いについてはご紹介しますが、この2つの方法で燻製できるメリットは、レシピの幅が広がるところです。
このようにユニフレームの燻製器が多くのキャンパーから支持される理由は燻製作りが楽しくなるメリットがたくさんあるからです。
ユニフレームのインスタントスモーカーの使い方
ユニフレームのインスタントスモーカーは、熱燻と温燻、2通りの方法で燻製が作れます。
熱燻と温燻の大きな違いは燻製を作る時の温度です。
熱燻は100度前後の高温で短時間、温燻は60〜70度前後の中温で数時間燻します。
また、熱燻は一般的にスモークチップを、温燻にはスモークウッドを使用します。
スモークチップやスモークウッドは、使う種類によって燻製の香りが変わるので、食材に適した、もしくは好きな香りを使うと特別な燻製に仕上がります。
熱燻で作る方法
- 下準備した食材を網棚に乗せる、またはフックにかける
- チップ皿にスモークチップを入れて底網の中央にセットする
- バーナーなどに本体をセットしたら、点火します
- 扉を開けて中火で熱し、煙が出たら弱火にして扉を閉めて燻します
- 食材に適した時間スモークをして出来上がりです
温燻で作る方法
- 下準備をした食材を網棚に乗せる、またはフックにかける
- チップさらにスモークウッドをセットし、火を着けます
- 扉を閉め、食材に適した時間スモークをして出来上がりです
ユニフレームの燻製器を使う時の注意点
インスタントスモーカーを使用する時は以下の点に注意しましょう。
- 燻製中に食材から油が落ちると引火する可能性がありますので、アルミホイルを網の上に置いて油が落ちるのを防ぎましょう
- 屋外を想定して製造された燻製器ですので、室内やテント内での使用は禁止です
- バーナーなどの炎の大きさによっては、チップに引火する可能性がありますので、火加減には十分注意する、もしくはアルミホイルなどでガードしましょう
- 強風による転倒を避けるため、安定した場所に設置しましょう
- 燻製中は燃えやすいものへの引火による火事を防ぐため、燻製器から目を離さずにいましょう
インスタントスモーカーで作るおすすめの燻製
燻製は熱燻と温燻のそれぞれに最適な食材選びと下準備がおいしい仕上がりにするコツです。
また、下準備の必要がない燻製の食材もお手軽でおすすめです。
それではスタンダードな燻製の作り方についてご紹介します。
基本的な燻製の作り方
- 肉や魚を使う時は、下処理をして食材を食べやすい大きさに切ります
- 食材を塩漬けにする、もしくは10〜15%の濃度の食塩水に漬ける
- 食材を流水にさらし塩抜きをする
- 食材をキッチンペーパーなどで拭き取り乾燥させます
- 好きな方法で燻製します
魚を燻製する時は、内臓などしっかりと取り除き処理をすると出来上がりに差がでます。
また、塩抜きの際は、水を張った容器に食材を入れて冷蔵庫で一晩置く方法もあります。
燻製におすすめの食材
燻製は下準備が不要な食材と、下準備が必要な食材の2つに分かれます。
下準備が不要の食材
下準備のいらない食材は、スモーカーに直接入れるだけで作れるのでとても手軽に燻製が楽しめます。
また、コンビニエンスストアなどで購入できる食材が多いところも魅力の一つです。
- チーズ
- ベーコン
- ウィンナー
- 魚の干物
- ゆでたまご
- ナッツ類
- 練り物類(ちくわ・かにかま)
- めんたいこ
- 冷凍えだまめ
ゆでたまごはそのままでもおいしいですが、めんつゆに一晩つけると違い味わいに仕上がります。
また、溶けやすいチーズや、小さなナッツ類はアルミカップに入れると便利です。
干物は入り切らない可能性があるので、カットして使うと燻製がしやすくなります。
冷凍えだまめは、解凍して水分を拭き取ってから燻製しましょう。
下準備でおいしくなる食材
- 肉類(鶏ささみ・鶏むね・豚かたまり・砂肝など)
- 魚介類(サーモン・鯖・ほたて・ほや・たこなど)
下準備が必要な食材は主に肉や魚介類です。
下準備や下味は、塩の他にこしょうやハーブ、アウトドアスパイスやめんつゆを使うと、いろいろな味が楽しめるところが魅力です。
さまざまな味付けをして、キャンプ飯のレパートリーを増やしましょう。
調味料も燻製できる?
燻製ができる食材は、肉や魚だけではありません。
調味料も燻製をしていつもと違い味仕上げられます。
燻製におすすめの調味料は、塩やしょうゆ、マヨネーズ、とうがらしやこしょう、カレー粉などです。
調味料を燻製する時は、アルミホイルやアルミカップを使うと便利です。
この他にもお好きな調味料で燻製を試してみてはいかがでしょうか。
ユニフレームの燻製器におすすめのスモークウッドやチップの選び方
スモークウッドやスモークチップは、使われる木の種類によって香りや色付きが変わります。
そのため、使う食材にあった選び方が大切です。
桜
クセの強い食材、特に肉類におすすめです。
ヒッコリー
欧米ではポピュラーな素材で、肉やベーコン、サーモン、チーズにおすすめです。
りんご
甘い香りでマイルドな仕上がりになるので、鶏肉や白身魚などの淡白な食材におすすめです。
ナラ
クセのない香りで色づきが良いので、魚介類におすすめです。
インスタントスモーカーにおすすめのバーナー
熱燻をする時は、必ず熱源が必要になります。
そこでユニフレームで購入できるおすすめのバーナーをご紹介します。
ツインバーナーUS-1900
火力調節がしやすく、燻製以外の調理にも活躍します。CD缶を使用します。
テーブルトプバーナーUSーDⅡ
CD缶を使用したガスバーナーです。
ユニフレームでそろえる燻製用のアイテム
ユニフレームのインスタントスモーカーには、本体の他、棚網が3枚とチップ皿がセットになっているので、購入後すぐに燻製が作れます。
さらに燻製作りを充実させるなら、ユニフレームの燻製用アイテムを使ってみましょう。
インスタントスモーカーケース
持ち運びに便利なインスタントスモーカー専用の収納ケースです。
スモークフック
Lサイズのフックが5本、Sサイズのフックが5本セットです。食材を吊るして燻製するときに便利です。
スモーカー温度計
燻製作りは温度が命です。
温度計があると適温でおいしい燻製が作れます。
北海道フレーバーチップ 桜
スモークチップの中でも人気の香りの桜を使ったタイプです。北海道産の山桜を使用し、香りづけをしやすいタイプです。
fanマルチロースター/ミニロースター
本来は乾き物を焼くアイテムですが、下準備をした食材を乾燥させる時に便利です。
コンパクトに持ち運べるので、マルチに活躍します。