石油ストーブの臭いで目が痛いのはなぜ?一酸化炭素の影響?

石油ストーブは昔から多くのご家庭で使われていて、冬が近づくと石油ストーブの独特の臭いを思い出す、という人もいます。

また、扱いやすいので、キャンプなど屋外で暖を取るときにも重宝します。

ですが、あの臭いが大の苦手で、目が痛い、気持ちが悪いなどの不快な気分になる人もいます。

この記事では、石油ストーブで目が痛くなる原因や、一酸化炭素中毒の予防法について書いています。

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臭いが独特!石油ストーブは冬キャンプでも使われる

石油ストーブは、火力が強くて使い方も簡単です。

また、広範囲を温めることができます。

上に、やかんや鍋が置けるタイプなら、料理や保温もできて、キャンプでの調理に重宝します。

やかんの蒸気で、湿度も維持できるという点もメリットの一つです。

さらに、付けると明るくなるので、夜間のライト代わりにも使えます。

一般的に、テント内での使用は控えるように注意されることが多いですが、コンパクトな石油ストーブはテント内でも使用されています。

テント内を優しく照らす石油ストーブの明かりは、ランタン同様、キャンプの雰囲気を盛り上げます。

そんな石油ストーブですが、キャンプ内や自宅など屋内で使用する際に、臭いが気になるという人も多いようです。

中には、「目が痛い」と感じて嫌がる人もいます。

石油ストーブの臭いで目が痛くなるというのは、敏感すぎるのでしょうか。

石油ストーブの臭いで目が痛い!原因って?①

石油ストーブの臭いで目が痛い、と感じる人は少なくありません。

考えられる原因をご紹介しますので、当てはまるかどうかチェックしてみてください。

〇一酸化炭素

一酸化炭素中毒は、石油ストーブを使う際は一番、気を付けなければいけないことです。

一酸化炭素中毒を防ぐために、石油ストーブを使用する際は換気することは基本です。

これが十分でないと、頭痛や吐き気が起こり、目の痛みも起こる可能性があります。

〇乾燥

臭いとは関係ないのですが、目が痛い原因の一つと考えられます。

ドライアイを経験したことがある方ならわかるかもしれませんが、乾燥しすぎると目の奥まで痛くなりますよね。

灯油は燃えると酸素と結合し、水蒸気が生まれるので、もともとある程度の加湿効果はあります。

しかし、温度が上昇すると湿度は下がりますし、石油ストーブとの距離が近いと、目が乾燥してショボショボしてくると感じる人もいます。

湿度計があれば、簡単に確認できますので、一度、測ってみるといいでしょう。

そして、乾燥していることがわかったら、上にやかんを置いたり、ご自宅なら加湿器を使用したりして対処してください。

石油ストーブの臭いで目が痛い!原因って?②

石油ストーブの臭いで目が痛いと感じる原因は、他にも考えられます。

〇未燃焼分が目を刺激

灯油解放式のストーブの場合、未燃焼分が体の粘膜を刺激し、敏感な人は目の痛みを感じることもあり得ることです。

こうした場合には、空焚きすると改善するかもしれません。

空焚きとは、灯油を入れずに空のまま、冷たくなるまで放って置くことです。

こうすることで、燃焼がスムーズになる可能性があります。

ただ、空焚きは強烈な臭いを発生させますので、できれば屋外の、人のいない場所で行いましょう。

〇灯油の中に不純物がある

灯油が劣化して混ざりものが多く、燃焼時に臭いがキツくなることもあります。

目や頭が痛くなるくらい、嫌な臭いに感じられる際は、灯油の点検をしてみましょう。

石油ストーブを使う時は注意!一酸化炭素中毒

石油ストーブの使用で、一番おそろしいのが一酸化炭素中毒です。

頭痛や吐き気、目が痛いと感じる他、耳鳴りやめまいを感じる人もいます。

また、眠ってしまっていて気が付かずに昏睡状態に陥り、命を落とす場合もあります。

一酸化炭素中毒による死亡者は、毎年、かなりの数が報告されているのです。

一酸化炭素にはとても強い毒性があって、それを体内に取り込み続けると血液が酸素を運べなくなり、指先から酸素分圧が低下していき、中毒を起こします。

ですので、毒性があるものに対して体質的に敏感な方は、他の人が平気だと感じる程度でも体に不調を感じることがあります。

食べるものでも、同じですよね。

大量の砂糖や、質の悪い油などで料理されている場合、食べてもピンピンしている人もいれば、体調が悪くなる人もいます。

体に悪いものを食べ続けると、生活習慣病のリスクにさらされます。

ですから、「なぜ自分だけ?」、「自分は弱いのだろうか」などと悩まずに、体が拒絶しているものは食べないようにしましょう。

何らかの臭いで目の痛みを感じる場合も同じで、体が警告を発している証拠だと思い、石油ストーブなら換気したり、加湿したりして対処してください。

石油ストーブの一酸化炭素中毒を防ごう!換気の目安

今まで、石油ストーブの臭いで目が痛い、頭が痛いなど、体に異変を感じる原因や対処法について書いてきました。

実際に、換気はどのくらいの間隔で行うべきなのでしょうか。

これは、そのお部屋の密閉度によっても変わってくるのですが、だいたい30分~1時間程度が目安です。

「テントなら、隙間があり風も通るはずだから、1時間以上使っても問題ないだろう」と考える人もいます。

それでも問題ないテントも確かにありますが、最近のテントは機能的でしっかりと外気を遮断します。

ですから、自宅と同じように、こまめに換気するよう心掛けるほうがいいでしょう。

とりわけ、小さい子供がいる場合は注意しましょう。

一酸化炭素中毒は怖いもので、一命をとりとめても、脳に障害が残ることがあります。

忘れてしまうかもしれない、と思ったら、キッチンタイマーや携帯のアラームを設定しておき、気が付くようにしてください。

一酸化炭素警報器などもありますので、不安なら購入するのもいいでしょう。

そして、寝る時間が近付いたら、湯たんぽなどの他の暖房を使用して、石油ストーブは早めに消しましょう。

一酸化炭素中毒の対処法!目が痛いと感じない暖房選び

一酸化炭素中毒の症状を感じる前に換気することが重要ですが、もし発生してしまったら、ただちに汚染された空気を新鮮な空気と入れ替えてください。

石油ストーブは消して、動ける状態なら外に出ましょう。

また、体を冷やさないようにすることも大切です。

さらに血行が悪くなってしまいます。

症状がひどいなら、無理をせずに病院に行ってください。

市販品で「酸素スプレー」が売っていますので、常備しておくと安心です。

一酸化炭素中毒とまではいかなくても、使用していると、どうしても臭いで目が痛いと悩んでいるなら、石油ストーブを無理に使い続けることはありません。

安全に温かさを確保できるアイテム、暖房器具は他にもあります。

先ほども書いたように、湯たんぽや断熱シート、保温性の高い寝袋、防寒着や体を温めてくれる食べ物・飲み物などで対策ができます。

また、電源が確保できるキャンプサイトなら、ホットカーペット・電気ストーブ・電気毛布も使えます。

体調不良ではキャンプは楽しめませんので、そうしたキャンプサイトを選んで、ゆったりくつろげるといいですよね。

冬キャンプを温かく快適に

石油ストーブを使用中に目が痛いと感じる時、臭いのもととなるものが原因のこともあれば、乾燥や熱が原因のこともあります。

今回、ご紹介した原因の中で当てはまるものがあれば、適切に対処してください。

また、ご家族や仲間が石油ストーブを愛用している場合は、言い出しにくいかもしれませんが、自分の体には合わないことを伝えて、別の暖房器具にしてもらいましょう。