カヌーやカヤックに挑戦!初心者が知っておくべきこと!

最終更新日:2019/04/05

アウトドアのアクティビティの1つとして、カヌーやカヤックを楽しむ人が増えています。

陸の上でのアクティビティを楽しんだら、水の上の遊びにも挑戦してみませんか。

湖の真ん中でボーっと空を見上げたら、日ごろの疲れも忘れてリラックスできますね。

この記事では、初心者の方がカヌーやカヤックに挑戦するときに知っておきたいことについてご紹介します。

初心者があまり知らないカヌーとカヤックの違い!

カヌーとカヤックは、近年大変人気のある水上アクティビティです。

体が水に直接触れないため、長いシーズン楽しむことができるのも人気の秘密の1つです。

カヌーとカヤックは見た目が似ているため、初心者の方にはその違いが曖昧ですね。

ではまず、カヌーとカヤックの違いを簡単にご説明します。

もとを正せば、カヤックは「カヌーの一種」であるといえます。

カヌーとは、パドルを使って漕ぐ船の全般のことを指し、大きく分けると「カナディアンカヌー」と「カヤック」の2種類に分類することができるのです。

通常、カヌーと呼んでいるものが、このカナディアンカヌーなのです。

(ここでは、カナディアンカヌーをカヌーと呼びます。)

カヌーとカヤックの1番の違いといえば、パドルの形状です。

カヌーのパドルには、片側だけブレードが付いている「シングルブレード」と呼ばれるものを使用します。

一方、カヤックのパドルには、両側にブレードが付いている「ダブルブレード」と呼ばれるパドルを使って漕ぐのが特徴です。

また、船自体の形状にも特徴があります。

カヌーは一般的な船同様オープンデッキになっているのに対し、カヤックは人が座るスペース以外が覆われている「クローズドデッキ」になっているものが主流です。

素材が進化したカヌー!フィールドや用途に合わせた数種類のカヤック!

続いて、カヌーとカヤックの種類などについてお話していきます。

カヌーの形状は基本的に1種類で、前述したカナディアンカヌーです。

カヤックと違い、通常はフィールドが湖や穏やかな流れの幅が広い川なため種類が少ないといえるでしょう。

元々は、丸太を削って船の形状に掘り出した「丸木舟」でしたが、現在ではポリエチレンやカーボン素材などを使用して造られています。

カナディアンカヌーの中で、空気を入れて使用するタイプの「インフレータブルカヌー」というものもあります。

カヤックにも「インフレータブルカヤック」があり、このタイプは扱いやすくカヌー・カヤック同様に初心者におすすめです。

空気を入れて使用するタイプなのでコンパクトになり、持ち運びや収納にも便利です。

他の種類と比べて軽量なため、扱いやすいのも特徴です。

また、船自体が浮き輪のように水上に浮き上がるため、初心者の方であっても安心です

カヤックには、この他にもフィールドに合わせた数種類のカヤックがあるのでご紹介します。

・リバーカヤック
・シーカヤック
・シットオントップ

次の項では、これらのカヤックについてもご説明していきます。

数種類あるカヤック!初心者へのおすすめはカヌーと同じ形状のオープンデッキ

では、他のカヤックにも目を向けてみましょう。

初心者にはインフレータブルカヤックがおすすめですが、他にも初心者におすすめのものもあるので参考にしてください。

慣れてくると他の種類のカヤックにも挑戦してみたくなりますよね。

●リバーカヤック

リバーカヤックとは、川でのアクティビティのためのカヤックです。

川を下ったり、流れが速く水深が浅い場所である「瀬」で遊ぶことを目的として作られました。

川の瀬や急な流れの場所である、「ホワイトウォーター」と呼ばれる部分を楽しむために作られたタイプもあります。

●シーカヤック

シーカヤックは、海で使用することが目的のカヤックです。

海は、ほとんど障害物がない大変広いフィールドであるため、船体が長くスピードがでやすいデザインになっているものが多いのも特徴です。

●シットオントップ

シットオントップはカヌー同様オープンデッキの形状ですが、種類はカヤックです。

オープンデッキなので、下半身が固定されず船上で体を自由に動かすことができるため、初心者にもおすすめです。

海や湖で釣りをする場合にもぴったりです。

伝統的なカナディアンカヌーと初心者におすすめのインフレータブルカヌー!

ここで、カヌーとカヤックの製品についてご紹介していきます。

ご自身の用途に合わせて選んでください。

まずは、カヌーです。

カヌーといえば、カナディアンカヌーのことでしたね。

各メーカーがそれぞれの特徴を持ったカナディアンカヌーを販売しているので確認していきましょう。

【アリー:611 オールラウンド 15フィート】

アリーのカヌーの中でも最もクラシックで伝統的な形状のカナディアンカヌーです。

高い操作性と安全性があるため、ホワイトウォーターがあるフィールドにも素早く対応します。

こちらは、1人から2人用ですが、荷物が無ければ3人で乗ることもできます。

カヌーの中でも18キログラムと軽量であるといえるでしょう。

穏やかな川や急流など色々なフィールドで楽しむことができる、多様性のあるカヌーです。

【Sevylor:二人乗り カヌー UA-1503】

初心者におすすめの、インフレータブルカヌーです。

前述したように、空気を入れて使用するタイプなのでコンパクトになり持ち運びが簡単です。

2人用で足元が広めにとってあり、こちらには最初からパドルがついているのも嬉しいポイントです。

初心者におすすめのインフレータブルカヤック!ポンプとキャリーバック付き!

続いて、カヤックの商品を紹介していきます。

初心者におすすめの、インフレータブルカヌーです。

【キャプテンスタッグ:MC-1427 エアフレーム スポーツカヤック(ポンプ付き)】

こちらは、キャリーバッグが付いて、折りたたんで収納できるタイプの1人用カヤックです。

付属でハンドポンプが付いていて、それを利用すれば短時間でカヤックを組み立てることができます。

安定性が高く、浮き輪としての役目も果たしてくれるので初心者の方でも安心ですね。

池や湖向きで、釣りを楽しむこともできますよ。

2人乗りをお探しの方には、こちらがおすすめです。

【キャプテンスタッグ:MC-1424 ラグーン2 カヤック(ポンプ付き)】

こちらも、キャリーバックとポンプが付いていて、扱いがしやすいです。

フロアにファームマットを使用しているため、穴あきによる水漏れの心配もありません。

エアークッションが内臓されたシートは座り心地が良く、足元のスペースも広いです。

カヌーやカヤックに挑戦するときの服装や持ち物とは?

初心者の方ですと、カヌーやカヤックに挑戦するときの服装や持ち物も迷ってしまいますよね。

最後に、それらについてご説明します。

カヌーやカヤックに乗るときはどうしても濡れてしまうので、濡れてもよい恰好で臨みましょう。

どのように濡れるかというと、船が転覆しない限りはずぶ濡れになってしまうといった事態にはなりませんが、上半身や足元には水しぶきがかかってしまいます。

濡れても保温性に優れたフリース素材や、濡れてもすぐ乾くドライシャツといった化繊でできた生地の服装がおすすめです。

夏には水着に下は短パン、ラッシュガードといった格好がおすすめです。

ツアーに参加する場合は、「水着の着用OK」かどうかを念のため確認しましょう。

持ち物は、以下のものを持って行くとよいでしょう。

・日焼け止め
・帽子
・タオル
・サングラス
・飲み物

カヌーに乗るだけでなく、泳ぐこともあるかもしれないので、ゴーグルや防水カメラを持っていくのもおすすめです。

また、長時間体を動かすので、季節を問わず飲み物を持って行って水分補給は忘れずに行いましょう。

まずは穏やかな川や湖から!カヌーやカヤックを楽しもう!

カヌーやカヤックを乗る前に、知っておきたいことについて色々とご紹介しました。

カヌーは一般的に穏やかな川や湖がフィールドなのに対し、カヤックのフィールドは多岐に渡ります。

カヤックに挑戦する場合も、まずは穏やかな川や湖をフィールドに選んでみましょう。

この記事を参考に、水上でのアクティビティであるカヌーやカヤックを思う存分楽しんでくださいね。

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