キャンプでも箸を使いたい!アウトドア箸の選び方とおすすめ5選

箸は日本人の食事に欠かせないカトラリーの一つです。キャンプなどのアウトドアシーンでも、箸を使って食事をしたいと考える方も多いでしょう。
では、どのような箸がキャンプで快適に使えるのでしょうか。
この記事では、キャンプ用箸の利点を解説した上で、選び方のポイントやシーン別のおすすめのアウトドア箸をご紹介します。

・キャンプ用箸の魅力
・キャンプ用箸の選び方
・ソロキャンプとファミリーキャンプ別おすすめのキャンプ用箸

100均でも用意できるキャンプ用箸についてもご紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

キャンプ用箸の魅力とメリットとは

つまんだり挟んだり、混ぜたり包んだりはがしたりできる箸は、刺してすくうという機能が主なスプーンやフォークと違い、多彩で繊細な動きができるカトラリーです。

キャンプ用箸にはアウトドアシーンで便利に使える工夫がされており、スプーンやフォークにはない箸ならではの利点などもあります。アウトドアシーンでぜひ使ってみたくなる、キャンプ用箸の魅力とメリットについてご紹介します。

  • 洗えば繰り返し使用できるので、経済的
  • ゴミが発生しないので、環境に優しい
  • 使い捨てではないので、荷物を少なくできる
  • 食材の取り分けがしやすい
  • 麺類が食べやすい
  • 金属でできたものは耐久性があり、火を使った料理で使用しても燃えないものもある

キャンプ用箸の選び方のポイント

キャンプ用箸は多くのメーカーが、工夫を凝らしたさまざまなものを販売しています。
軽い素材や錆びにくい素材で、折りたためたり分割できるものなど、いろいろなタイプがあるので自分のキャンプスタイルに合ったものを選びましょう。

素材で選ぶ

キャンプ用箸には、金属製や天然素材でできたものがあり、それぞれ特徴が違います。
以下に、素材ごとの特徴をメリットデメリットに分けてご説明します。

ステンレス製

メリット

  • 洗いやすく、拭き取るだけで汚れが落としやすい
  • 傷や錆に強く、丈夫で耐久性に優れる
  • 曲がったり折れたりしない
  • 半永久的に使用でき経済的
  • 劣化せずささくれで怪我をしない
  • 価格がリーズナブルなものも多く、コストパフォーマンスが良い

デメリット

  • 滑りやすい
  • やや重く、掴みにくい
  • 使い始めなどに、金属特有の風味を感じることがある
  • 熱伝導性が高いので、火のそばでは使えない
チタン製

メリット

  • 洗いやすく、拭き取るだけで汚れが落としやすい
  • 傷や錆に強く、耐久性に優れる
  • 耐熱性に優れ、熱伝導性が低いので火の近くでも使用でき、熱い食材を掴んでも手元が熱くなりにくい
  • 寒い時期にも冷たさを感じにくい
  • 軽量で強度もあり、曲がったり折れたりしない
  • 半永久的に使用でき経済的
  • 劣化せず、ささくれで怪我をしない
  • 金属臭やひんやりした感触がなく、食材の風味を損なわず口当たりが滑らか
  • 抗菌作用のある素材のため、アウトドアで使用するのには最適
  • 金属アレルギーが起こりにくい

デメリット

  • 少々価格が高め
  • 滑りやすい
  • 使い始めなどに、金属特有の風味を感じることがある
木・竹製

メリット

  • 軽量
  • 滑りにくく持ちやすい
  • デザインが豊富
  • ナチュラルな質感で口当たりが良い
  • 普段の慣れ親しんだ箸を使っているような感覚なので、使い心地が良い

デメリット

  • 耐久力が弱く折れやすい
  • ささくれができる場合がある
  • 汚れが落としにくい
  • 水分を吸収するため、しっかり乾燥させないとカビの原因になる
  • 燃えるので火のそばでは使用不可

携帯性・収納性で選ぶ

キャンプ用箸では、折りたためたり分割できたり、コンパクトになるように工夫されたものが多いです。
クッカーの中にスタッキングできるものもあるので、手持ちのクッカーなどの大きさなども考慮しながら好みのものを選ぶと良いでしょう。

折りたたみタイプ

箸を持ち手部分と先端部分のパーツに分け、持ち手の部分に先端部を収納できるようになっているのが折りたたみ式の箸です。食べ物の汚れがケースにつかないことがメリットですが、使った後はしっかり乾燥させることが必要です。

分割タイプ

箸を半分に分割して、ねじ込み式で繋げて使うタイプの箸です。半分の長さになり、コンパクトになることがメリットですが、分割するのでパーツは全部で4本になります。

伸縮するタイプ

持ち手の部分に先端部分が格納されており、使う時は先端部分を引っ張って引き出します。用意が簡単でパーツがバラバラにならず、部品を紛失する心配がありません。しっかりした造りのものを選ぶと良いでしょう。

収納ケース付き

パーツが増えがちなキャンプ用箸は、衛生面や紛失防止のためにも収納ケース付きのものを選ぶことがおすすめです。カラビナ付き収納ケースですと、テント内に引っ掛けておけたり、たくさんある荷物の中からも見つけやすく、持ち運びに便利に使えます。

形状で選ぶ・転がりにくいタイプが◎

箸が頻繁に転がると、食事の時にストレスがたまりますよね。
キャンプ用の箸は形状にも注意して、転がりにくいものを選ぶと良いでしょう。
スクエア型や六角形などがありますが、キャンプ用箸には転がりにくさに特化したスクエア型が多いようです。

キャンプで快適に使えるおすすめのアウトドア箸

ソロキャンプなのか、ファミリーキャンプやグループキャンプなのかなど、シーンによってキャンプの人数や使いたいカトラリーのタイプは違ってきますよね。アウトドア用カトラリーは、シーンや用途別で選ぶことがおすすめです。
以下に、シーン別におすすめのキャンプ用箸をご紹介します。

ソロキャンプにおすすめのコンパクトなキャンプ用箸

ソロキャンプでは、極力荷物を減らして身軽でいたいものです。
そのためソロキャンプでは、軽量でコンパクトな携帯性に優れた箸が良いでしょう。
以下に、有名ソロキャンパーが愛用しているものなど、ソロキャンプにおすすめのキャンプ用箸のいくつかをご紹介します。

ベルモント:フィールドスティック

有名ソロキャンパー、ヒロシさんの使用するキャンプギアは、カトラリーもキャンパーたちから注目されています。
ヒロシさんの愛するアウトドアメーカーの一つ、新潟県にあるアウトドア用品の製造会社、ベルモント。
ヒロシさんはソロキャンプで、ベルモントのキャンプ用箸「フィールドスティック」を愛用しています。

フィールドスティックは、使う時に伸ばして使うタイプで携帯性に優れた箸です。特徴的なのは、分解して中まで洗えるので衛生的なことと、箸の先端部を逆さにして持ち手部分にねじ込むことができるのでコンパクトに収納できることです。
全長は約22cmですが、収納時は約12.5cmとなり、専用の収納ケースもついています。
持ち手部分は天然木、先端はステンレスで持ちやすく衛生的で機能的です。

モンベル:野箸

大阪市に本社を置く日本のアウトドアメーカー、モンベルには「野箸」というネーミングのキャンプ用箸があります。
野箸の特徴の一つは、コンパクトさです。ツイストロックシステムというねじ込み式の構造で、分解しなくても良いので使い方もとても簡単。持ち手部分に格納されている先端部分を外へ引っ張り出し、回してロックするだけで固定され、すぐに使用することができます。
持ち手部分は錆に強く丈夫なステンレス、先端部分は食材を掴みやすく口当たりの良い縞黒檀を使用した木箸となっています。オールステンレスだと無機質なものを感じてしまう方も、先端部分が天然素材の縞黒壇の木箸なので、使用する時ほっとするのではないでしょうか。

使用時は21cm、収納時は約半分の12cmと、とてもコンパクトになり、おしゃれで格好いい専用ケースが付いているので持ち運びにも便利です。収納ケースに入れた時の重さは約30gと軽量ですが。さらに軽いものを求めている方は、「スタックイン野箸」がおすすめです。

●スタックイン野箸

スタックイン野箸は、持ち手の金属部分がステンレスよりもさらに軽いアルミを使用しています。アルミを使用することにより、箸本体の重さは15g、専用収納ケースに入れても25gという驚きの軽さを実現しました。
また、「野箸」は形状が丸形で転がりやすいのですが、こちらのスタックイン野箸は持ち手のアルミ部分にくぼみがつけられており、転がりにくい工夫がされています。
転がりにくく軽量でコンパクトなキャンプ用箸を探している方は、こちらのスタックイン野箸がおすすめです。

スノーピーク:和武器

新潟県三条市に拠点を置く日本のアウトドアメーカー、スノーピークの箸では「和武器」というネーミングの折りたたみ式箸が人気です。外国の方もファンが多いというキャンプ用箸、和武器は持ち手部分は丈夫で錆びにくいステンレス、先端部分は軽く口当たりの良い竹製になっています。

箸の先端部分にあるキャップを外して使用するので、分解したパーツがなくなりやすいとも感じますが、ねじで本体に止めることもできるのでキャップを紛失しにくい工夫がされています。キャップをねじで止めない時は、紛失しないように和武器の専用ケースに入れておきましょう。
スノーピークのロゴがスタイリッシュに刻印されている持ち手部分はスクエア形なので、転がりにくい形状です。

和武器のサイズ

和武器にはサイズが2種類あり、MサイズとLサイズがあります。

  • Mサイズ:20.5cm・収納時11.3cm ・重量約27g
  • Lサイズ:22.5cm・収納時12.2cm・重量約26g

一般的に箸を選ぶ時の長さは、女性は21cm、男性は23cmがおすすめと言われています。
和武器を選ぶ時の目安にしてみても良いかもしれません。

ファミリーキャンプには箸入りのカトラリーセットがおすすめ

アウトドアシーンには繊細な動きができる箸があると重宝するものですが、もちろんスプーンやフォークもあると便利なものです。特に小さなお子様などがいるファミリーキャンプでは、箸以外のカトラリーのほうが使いやすいということもあるでしょう。そのような場合は、スプーンやフォークなども組になっているカトラリーセットがおすすめです。
以下に、ファミリーキャンプにおすすめの箸入りのカトラリーセットをご紹介します。

ユニフレーム

新潟件燕市に拠点を置くユニフレームには、「fanカトラリーセット」というおしゃれなカトラリーセットがあります。

スプーン・フォーク・箸がそれぞれ4人分セットになっていて、スプーンとフォークの先端はステンレス、ハンドル部分はしっかり握れる使いやすい木製になっています。そしてセットに入っている箸は鉄木製。
鉄木とは幹が鉄のように固く、堅牢な樹木のこと。摩耗が少なく、適度な重量感が手になじみやすい素材です。水にも強いのでキャンプシーンでも使い勝手が良いでしょう。
このfanカトラリーセットには、筒型のステンレス製のケースがついていて、4人分のカトラリーをおしゃれにまとめることができます。
かトラリーを立て置きできるので、散らばりがちなテーブルの上でもスペースを取りません。

キャプテンスタッグ

新潟件燕三条市に本社を置くパール金属が展開するキャプテンスタッグでは、4人分のカトラリーを手軽に揃えることができる「グッディスプーン4・フォーク4・はし4セット」がファミリーキャンプにおすすめです。
素材はスチロール樹脂で軽いので、お子様でも扱いやすいでしょう。専用ケースつきで、カトラリーの色は白で統一されています。

キャンプ用箸は100均でも展開中

キャンプブームということもあって、手軽に幅広い商品を揃えることができる100均でもアウトドア用品を扱っています。
分割タイプでコンパクトになるステンレス製箸や、携帯に便利な折りたたみ式のスプーンやフォークなどが販売されています。リーズナブルにキャンプ用箸などアウトドア用カトラリーを揃えたい方におすすめです。
100均ではキャンプ用箸の専用の箸入れは販売していないこともありますが、メッシュケースやソフトケースなどで適した大きさのものを代用する方も多いようです。選んだケースがぴったりフィットした時は嬉しいですね。

まとめ

ここまで、アウトドアで便利に使えるキャンプ用箸についてお伝えしてきました。

・耐久性に優れているのは金属製の箸で、チタン製なら焚き火での調理でもOK
・携帯性を重視するなら、折りたたみタイプや分割タイプ、伸縮するタイプがおすすめ
・収納ケースがあれば、箸が行方不明にならずに便利
・100均にも、ステンレス製でコンパクトになる箸がある

これらの情報が、少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。