アウトドアの醍醐味とも言えるキャンプファイヤーは、炎を囲みさまざまなレクリエーションが楽しめます。
その中でも子どもから大人までが楽しめるおすすめの遊びを厳選してご紹介します。また、キャンプファイヤーに関するちょっとした情報もお伝えします。
キャンプファイヤーで楽しめる遊び10選
キャンプファイヤーを囲みながら、もしくはキャンプファイヤーの炎の明かりの下で楽しめる10個の遊びを集めてみました。
小学生や中学生のお子様、さらに幼児や大人も楽しめるゲームをご紹介しますので、ぜひ楽しんでください。
- ハンカチ落とし
- ジェスチャーゲーム
- 落ちた落ちた
- マジカルバナナ
- じゃんけん列車
- おもちゃのチャチャチャ
- 飛んだ飛んだ
- バースデーチェーン
- 風船ラリー
- 1分間ゲーム
保育園や幼稚園などでも定番の遊びですが、キャンプファイヤーを囲みながらのハンカチ落としはいつもと違う雰囲気で盛り上がります。
また、小さなお子様と大人が一緒に楽しめます。
ハンカチ落としの通常のルールは、ハンカチを落とされて気付かずに1周回って来た鬼にタッチされてしまった場合、「お便所」といわれる輪の中心にいることになります。
しかし、このルールでは次の子が「お便所」にくるまではじっと待つことになります。
せっかくのゲームなのですから、キャンプを楽しんでいる間はこのルールをなくして、タッチされてしまった場合は次の鬼になるルールにすることで、「お便所」で暇になる時間がなくなります。
ジェスチャーゲームもハンカチ落とし同様に定番の遊びです。
ジェスチャーゲームをする時のお題は、一緒にゲームをする仲間の年齢を考えて用意しておくとスムーズにゲームができます。
幼児などの小さなお子様がいる場合は動物や、日常生活の動き(電話、運転、お風呂など)のお題がおすすめです。
小学生や中学生以上の仲間ならば、職業やスポーツ、場所などをお題にすると盛り上がります。
この他に、有名人のお決まりのポーズなどで名前を当てるなどのお題もおすすめです。
落ちた落ちたは小さなお子様同士が仲良くなるきっかけにぴったりのゲームです。
手拍子や歌に合わせて代表の1人が「おーちた、おちた」と声をかけ、他の仲間が「なーにが落ちた?」と返します。
それに返すように代表者が何が落ちたかを答え、その答えに対するジェスチャーをみんながします。
例えば「げんこつ」ならば、頭を抑えたり、「スイカ」ならば、大きなスイカを抱えるような動きをします。
ジェスチャーの難しいものが落ちてきたりするといつもと違うリアクションが見られるかもしれません。
1990年台に放送されていたテレビ番組「マジカル頭脳パワー」の人気コーナーのひとつのマジカルバナナは、あらゆる年代で楽しめる遊びです。
遊び方はとても簡単で、手拍子やリズムをとりながら「マジカルバナナ、バナナと言ったら黄色」と最初の人が言うと、次の人は黄色から連想されるワードを答えます、例えば「黄色と言ったらひよこ」などと続き、さらにひよこから連想されるワードで続いていきます。
連想ワードが出てこない人がアウトになり、最後まで残った人の勝利です。
ゲームの終盤は少しテンポを速くして難易度を上げるとさらに盛り上がります。
保育園や幼稚園でも人気のあるじゃんけん列車は、中学生や小学生なども小さな頃を思い出して楽しく遊べるゲームです。
歌を歌いながらじゃんけんをして、負けた人が勝った人の後ろについて肩を持って、次々にじゃんけんをして列を作ります。
最後に先頭になれた人が優勝です。
チームに分かれておもちゃのチャチャチャを歌いながら体を動かすゲームです。
「おもちゃチーム」と「チャチャチャチーム」に分かれて、おもちゃのチャチャチャを歌います。
歌詞が「おもちゃ」のところでおもちゃチームがしゃがみ、「チャチャチャ」のところでチャチャチャチームがしゃがみます。
リズムに乗って体が慣れてきたら歌のテンポを早くしたり、チームを入れ替えたりなどして遊びます。
先ほどご紹介した落ちた落ちたに似ているゲームです。
代表の1人が「とーんだとんだ」と声をかけ、他の仲間が「なーにがとんだ?」と返します。
それに返すように代表者が何が飛んだのかを答え、答えが飛ぶものならばその場でジャンプをします。
逆に飛ばないものの場合はジャンプをしません。
飛ぶものと飛ばないものをうまく組み合わせたり、飛ぶことのできるアニメのキャラクターなどを答えに混ぜるととても盛り上がります。
ジェスチャーを使って遊ぶゲームです。
言葉を使わずにジェスチャーを使って誕生日順に並びます。
誕生日順に並び終えたら最初の人から誕生日を発表します。
誕生日以外にも並び替えができるお題をテーマにして何度でも楽しめます。
また、グループ分けをして、並び終わるまでの時間で競う方法もおすすめです。
風船を使うゲームです。
2人以上またはグループを作り、手を繋ぎます。
手を繋いだままで手や頭、足など体のあらゆる部分を使って風船を落とさないように弾ませます。
この時繋いだ手は離さないようにするのがルールです。
勝ち負けの基準は、制限時間内までに風船を落とさなかった方が勝ち、もしくは先に風船を落としてしまったほうが負けなど、人数に合わせて決めてOKです。
人数が多い場合は風船を2個以上に増やしてみるのも良いでしょう。
ストップウォッチや時計などを使って簡単に遊べるゲームです。
代表者1人が時間の管理をし、他の仲間が目を瞑ります。
スタートの合図とともに目を瞑り1分間を頭の中で数えます。
1分間経ったと思ったところで手を挙げたり、座ります。
1分間に1番近い人が勝利です。
1分間以外にも30秒や1分10秒などいろいろとアレンジをして楽しめます。
以上、おすすめのゲーム10選をご紹介しました。
どれも簡単にできるゲームですので、アレンジしたり、ルールを少し変えてみるなど遊び方は無限大です。
キャンプファイヤーのねらいとは
そもそもキャンプファイヤーとは何を目的としたものなのでしょうか。
諸説ありますが、火を囲んで神様を崇める儀式や風習が始まりといわれています。
時を経て現在のようなみんなが集まる場所、または楽しむ場所のようなスタイルになりました。
キャンプファイヤーを囲んでの楽しみ方は人それぞれですが、キャンプファイヤーの周りでダンスや歌、ゲームなどをのレクリエーションをしたり、静かに読書をしたり、ただ炎の揺らぎを見たりなど好きな方法で楽しむ方が多いです。
中でも大人数でキャンプファイヤーを行う場合は、キャンプファイヤーを囲みながら子どもから大人までが一緒に遊ぶことで、仲良くなったり、お互いを知る良いきっかけになります。
キャンプファイヤーを囲んで遊ぶ前の準備
キャンプファイヤーを囲んで遊ぶ前にはしっかりとした知識と準備が必要です。
また、準備に時間がかかる場合もあるので必ず日が暮れる前の明るいうちに準備を完了させましょう。
キャンプファイヤーに必要なアイテム
- 薪
- 着火剤
- 着火道具
太いものから細いもので乾いた木材を用意しましょう。
焚き火用、または薪ストーブ用の薪がおすすめです。
新聞紙や包装紙でもOK
ライターやマッチ
儀式としてのキャンプファイヤーへの着火は松明などを使います。
また、キャンプファイヤー用の薪の組み方によっては準備をする木材の長さや大きさなどは変わります。
キャンプファイヤーと遊びを楽しんだ後は
キャンプファイヤーや遊びを十分に楽しんだら、最後はしっかりとした後片付けが大切です。
大人の管理の下、しっかりと消火して、後始末の方法はキャンプファイヤーができる施設のマナーやルールに従いましょう。
キャンプファイヤーの出来る施設を探そう
キャンプファイヤーをする場合、まず予定しているキャンプ場などの施設でキャンプファイヤーができるかどうかを事前に確認しておく必要があります。
キャンプファイヤーが可能かどうかは、施設に直接連絡するか、ホームページなどで確認をすると良いでしょう。
キャンプ場を探すにはインターネットの検索サイトを利用すると便利です。
また、全国にある青少年自然の家などの施設でもキャンプファイヤーが可能なところがあります。
もしもキャンプファイヤーが可能な施設が見つからない、もしくは近くにない場合は、小規模にはなりますが焚き火台を使う方法もおすすめです。
焚き火台は焚き火だけではなく、バーベキューなどの調理ができるものもありますので、直火が禁止の施設などではこのようなアイテムを使う方法も良いでしょう。
おウチで楽しむキャンプファイヤー
天候に恵まれず外でのキャンプファイヤーができなくなってしまった場合、屋内でレクリエーションなどを行うことになります。
屋内でもキャンプファイヤーの雰囲気を感じたい方にぴったりのアイテムは火を使わずに楽しめる焚き火のようなライトです。
2021年9月にタカラトミーアーツから発売された「Firewood Home」は、本格的な焚き火の火をLEDライトで表現し、内臓スピーカーで薪の音も楽しめるアイテムです。
家の中はもちろん、アウトドアでも使えます。
タカラトミーアーツで「FireWoodHome」を見る