【キャンプの焼き台の選び方】必要な理由やおすすめの焼き台

最終更新日:2022/01/23

キャンプで焚き火やBBQをするのに、必要になる焼き台にはいろいろな種類があるので、どれを選んだら良いのかわからないという方も多いと思います。

そこで、この記事ではなぜキャンプに焼き台が必要なのか、焼き台でできること、焼き台の選び方をご説明します。

また、おすすめのおしゃれな焼き台もご紹介するのでぜひ参考にしてください。

キャンプに焼き台が必要なわけ

キャンプと言えば焚き火や、BBQなど火を起こして暖を取ったり料理をしたりして楽しむ方が多いと思います。

しかし、ほとんどのキャンプ場では地面で直接火を起こすことが禁止されています。そこで必要になるのが焼き台です。

焼き台には、焚き火台やバーベキューコンロなどがあります。それぞれに特徴がありますが、どれも直接火を起こすわけではないので、直火禁止のキャンプ場でも安心して火を起こし楽しむことができます。

焼き台にはいろいろな工夫がされているので安全に火を起こすことができますし、空気が通る穴などがあり効率的に火が起こせます。

また、焚き火などを楽しんだあと燃えカスを集めるのはとても大変ですが、焼き台を使うことで後片付けも簡単になります。

焼き台でできること

焼き台における火起こしの安全性についてご説明しましたが、焼き台でどのようなことが楽しめるのでしょうか。

焼き台でできることを知って、キャンプでどのようなことをして過ごしたいかを考えてみましょう。

焚き火

焼き台があれば焚き火が楽しめます。薪を燃やして立ち上がる炎のゆらめきはとても癒やされますし、パチパチと薪が燃やされ弾ける音は心地よくリラックスできます。

また、揺らめく炎の暖かさで暖を取ることもできます。焚き火は普段の生活ではなかなか楽しむことができないので、より自然を感じることができます。

焚き火は見て楽しんだり、暖をとることだけでなく串焼きなどの料理をして楽しむこともできます。串にさした具材を焚き火の周りに立てたり、直接火に当てたりして料理を楽しめます。

網焼き

焼き網があればBBQなどの焼き料理が楽しめます。バーベキューコンロがあれば炭で火を起こして肉や野菜、焼き鳥などを焼いて楽しむことができますし、焼き網があれば焚き火台でBBQを楽しむことができます。

外で焼いて食べる料理は格別です。キャンプで火を起こすなら焼き料理を楽しむこともおすすめです。

焼き台の選び方

焼き台にはいろいろな種類があるので、どれを選んだら良いのかわからないという方も多いと思います。

選ぶときのポイントは「用途を考える」「使いやすさ」「収納性」です。ポイントを押さえることで自分に合った焼き台を絞ることができると思います。下記でポイントについて詳しくご説明します。

用途を考える

焼き台では焚き火や焼き料理が楽しめるということをご説明しましたが、自分がどのように過ごしたいかを考えることができましたか?

BBQを楽しみたいのであればバーベキューコンロを選ぶことがおすすめですし、焚き火をして過ごしたいのであれば焚き火台を選ぶことがおすすめです。

とはいえ、どちらもしたいという方もいらっしゃると思います。焚き火台もバーベキューコンロもあるに越したことはありませんが、両方用意すると荷物が増えてしまいます。

そこでおすすめなのは焚き火台を購入することです。バーベキューコンロは立ったまま調理できるように、高さがあるものや焚き火を想定して作られていないことが多いので、焚き火をするのはおすすめできません。

一方で、焚き火台は焼き網を乗せるだけでBBQをすることができるので安心してどちらも楽しめます。

使いやすさ

焼き台を選ぶのに重要なのが使いやすさです。使いやすさを左右することの1つにサイズがあります。

サイズが人数に合っていないと料理がしにくかったり、焚き火をする薪をくべるのが大変になってしまいます。

何人でキャンプを楽しむのか、薪の大きさはどのくらいかを考えて購入するサイズを選びましょう。

また、手入れが簡単なものを選ぶことも重要です。キャンプでは荷物を運んだりテントを張ったりやることがたくさんあります。

手入れや組み立てが大変なものは、時間がかかりストレスになります。手入れや組み立てが簡単な使いやすいものを選びましょう。

収納性

バーベキューコンロや焚き火台は、そのままの状態で持ち運びするタイプもあるので、収納方法の確認をすることも大切です。

そのままの状態でも問題ないのであればよいですが、かさばり車に乗らず持ち運びができなくなることも考えられます。

どのくらいの大きさで持ち運びができるのかはとても重要です。しっかり確認しましょう。

よりコンパクトになるのは折りたたみ式の場合が多いです。折りたたみ式は脚などを開閉するだけで設置、収納できるので簡単です。

焼き台にあると便利なアイテム

焼き台があれば焚き火やBBQが楽しめますが、より効率的に薪が燃えやすくなるアイテムや調理が楽しめるアイテム、焼き台におすすめなテーブルなどがあります。

いろいろなアイテムがありますが、あると便利なアイテムを3種類ご紹介します。よりキャンプが過ごしやすくなり楽しめます。参考にしてください。

ロストル

ロストルは焚き火台などに敷く金属で作られた耐久性のある網や台のことです。バーベキューコンロには付いていることが多いですが、この網の上に薪や炭を乗せ火をつけることで、風通しがよくなり燃焼効率がよくなります。

また、ロストルの種類によっては鍋や食材を乗せる焼き網として使ったり、ダッチオーブン内に敷く低網として使えるものもあります。

持っている焼き台にあうロストルを選ぶことで効率よく楽しむことができます。

炭火焼き器

炭火もも焼き器は、ふた付きのカゴにハンドルが付いた形をしています。カゴに食品を入れてそのまま焼くことができます。鶏肉を入れて焼けば、鶏の油が炭の上に落ちて煙が立ち、それによって肉がいぶされ黒く仕上がり普通に焼くのとは違った鶏肉が楽しめます。

さらに、ポップコーンやコーヒー豆などを煎るのにも使えます。使い方が決まっているわけではないのでアイデア次第でさまざまな料理が作れます。

また、ホルモン焼き板もあると便利です。網で焼くと落っこちたりうまく焼けなかったり、鉄板だと油がたまってしまったりしてしまいますが、ホルモン焼き板は鉄板に小さな穴が開いているので、鉄板のようにホルモンを美味しく焼くことができます。

テーブル

テーブルは食べ物を乗せたり調理をしたりできるので、快適に過ごすためにあると便利なアイテムです。

ソロキャンプならコンパクトで軽量なものがおすすめです。チェアの高さに合わせて選ぶとより使いやすくなります。

また、ファミリーキャンプなど人数が多い場合は、BBQ用、焚き火用のテーブルがおすすめです。中央にバーベキューコンロや焚き火台が設置できるようになっているので、みんなでテーブルを囲んでBBQや焚き火が楽しめます。

おすすめなおしゃれな焼き台

焼き台には種類があることをご説明しましたが、最後におすすめの焼き台をご紹介します。参考にし自分好みのものを見つけましょう。

おすすめなおしゃれな焼き台は、焚き火もBBQも楽しめるUNIFLAMEの「ファイアグリル」です。薪がくべやすく焼き網も広いので使い勝手が良いです。大人数用のラージサイズだけでなく、ソロキャンプ用のソロサイズもあるので自分のスタイルに合わせて大きさが選べます。

ここまで、焚き火やBBQをするのに焚き火台やバーベキューコンロが必要ということをご説明してきましたが、薪や炭に火をつけたり、火の管理をしなくてはいけないことが手間に感じる方もいると思います。

そのような方には、カセットコンロを選ぶこともおすすめです。

カセットコンロは簡単に火がつき安定した火力で調理ができます。キャンプでおすすめのカセットコンロはイワタニの「焼き上手さん」です。網、鉄板だけでなく蓋ついているので料理の幅が広がります。

焼き台には焚き火がしやすいもの、BBQがしやすいもの、火の管理が簡単なものなどいろいろな種類のものがあるので、自分がこだわることを考えて選ぶようにしましょう。