家族で初めて行く夏キャンプ。色々を準備をしている中で、飲み物をどう持っていけばいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。特に暑い夏キャンプは、できるだけ飲み物を冷たい状態のままキープしたいものです。
そこで今回は、キャンプで飲み物を持ち込む際のポイントや、夏キャンプで飲み物を冷たく長時間キープするコツと保冷アイテム、冬キャンプで温かい飲み物が冷めないための工夫などご紹介します。
キャンプにおすすめの飲み物レシピもありますので、ぜひお試しください。
キャンプで飲み物を持ち込む際のポイント
キャンプ場に飲み物を持ち込む場合、特に夏場は冷たさをキープしたまま持ち込みたいものですが、どんな方法で持ち込めばいいかわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで、キャンプで飲み物を持ち込む際のポイントについてご紹介します。
飲み物用クーラーボックスを活用する
飲み物はもちろん、食材の劣化を防ぐためにも、キャンプへ行くならクーラーボックスは必須。特に気温が高い夏場は、保冷力が高いクーラーボックスでなければ飲み物はすぐにぬるくなってしまいます。
クーラーボックスにはハードタイプとソフトタイプがありますが、どちらを選ぶ際にもポイントにしたいのが「保冷日数」。
これは、20℃前後の環境下で、クーラーボックスに入れた保冷剤が溶けきらない日数のことを指しますが、どのくらい保冷力があるかの目安になります。
メーカーによって基準は異なりますし、あくまでも参考値ですが、2~3日冷たさをキープしたいなら保冷日数表示が5日のものを選ぶなど、使用日数よりも余裕を持って選ぶといいでしょう。
また、クーラーボックスは持ち運びのしやすさも考慮し、人数や宿泊する日数から容量を選ぶことをおすすめします。
キャンプに必要な飲み物の量
キャンプへ飲み物を持ち込む場合、どのくらいを持っていけばいいのか"量"にも悩みます。
- 1人あたりの目安
- ソロキャンプに必要な飲み物の量
1泊2日で大人なら500ml✕2~3本、子供なら500ml✕1~2本。これはあくまでも目安なので、飲み物をよく飲むかどうかで必要な量も変わってきますし、お酒をメインに準備する場合は、500mlのペットボトル1本でも十分でしょう。ただ夏場は水分補給が頻繁なので、予備で少し多めに用意すると安心です。
飲み物を心配しすぎてたくさんの量を用意しすぎるとそれだけ荷物が重くなるので、キャンプ場で飲み物が販売されているかのチェックもし、足りなければそこで購入するというくらいの考えでもいいと思います。
ソロキャンプをする場合は最低でも2L。凝った料理をするなら4L、水の確保が難しい野営キャンプであれば5~6Lは準備しておきましょう。
ソロキャンプの場合は、移動手段やキャンプ場所によって確保したい量は異なりますので、これらを目安に、キャンプスタイルに合わて量を調節すると安心ではないでしょうか。
夏キャンプで飲み物を冷たく長時間キープするコツと保冷アイテム
日差しが強く暑い夏キャンプは、キンキンに冷えた飲み物は必須。飲み物を冷たい状態で長時間キープするには5つのコツがあります。
- 前日にクラーボックスに保冷剤を入れて予冷する
- 飲み物はクーラーボックスに入れる前にしっかり冷やしておく
- 保冷剤は長く効果が保てるものを
- 保冷効果が高いブロックアイスを入れる
- クーラーボックスは地面から離し日陰に置く
冷気は上から下に向かって動くので、保冷剤は上にのせましょう。
保冷力が高いクーラーボックスの性能を活かすためには、クーラーボックス自体を冷やし、中に入れる飲み物もしっかり冷やすことが大切です。
また、保冷剤は100均でも購入できますし、お店でもらった保冷剤を活用する方もいますが、保冷効果を高めるならアウトドアメーカーの保冷剤がおすすめです。
クーラーボックスは開けしめするたびに冷気が逃げますので、開閉時間は短く、設置場所にも注意し、クーラーボックスの内側にアルミシートを張って断熱力を上げると、よりクーラーボックスの性能を発揮できるでしょう。
冬キャンプで温かい飲み物が冷めないための工夫
底冷えする冬キャンプは、体の芯から温まる飲み物が欲しくなりますが、せっかくの温かい飲み物も紙コップやプラスチックのコップだと、飲み物を入れてすぐに冷めてしまいます。
外気と変わらない気温の中で温かい飲み物を飲む場合は、保温性の高いステンレスボトルやタンブラーがおすすめ。ステンレス素材は冷たいものを冷たく、温かいものを温かくキープしてくれます。
保温性の高いステンレスボトル・タンブラーの選び方
ステンレスボトル・タンブラーを選ぶ際のポイントは4つ。
- 容量
- 重さ
- デザイン
- 飲み口
選び方は色々ありますが、おしゃれでデザイン性の高いステンレスボトルやタンブラーを選ぶことも大切なこと。気に入った物は長く愛用できますし、キャンプ気分を盛り上げてくれるはずです。
また、飲み口の形状も様々ですが、衛生面を考慮して、パーツが少なく洗いやすいタイプを選ぶことをおすすめします。
キャンプで活躍するおしゃれな飲み物入れ
キャンプで活躍すること間違いなしの、おしゃれで機能性抜群なステンレスボトル、タンブラーなどの飲み物入れをご紹介します。
- Klean Kanteen(クリーンカンティーン) ワイドインスレートボトル
- THERMOS(サーモス) 真空断熱タンブラー ROD-001
- STANLEY(スタンレー) ゴーシリーズ 真空タンブラー
真空二層構造の携帯用マグボトルで、飲み物を保温保冷することができます。付属品のカフェキャップに変えればワンタッチで飲むことができます。機能性・デザインも◎、カラーも豊富に揃っています。
保温・保冷両対応で、結露がしにくい真空断熱構造のタンブラー。外側が熱くならないので温かい飲み物に最適です。ティーフック付きなので、パックの紅茶やお茶などを飲む時に大変便利です。
キャンプはもちろん、日常でも使いやすいステンレス製の真空タンブラー。フタはトライタン樹脂製のスケルトンタイプで、中身が見える構造です。
キャンプにおすすめの飲み物レシピ
簡単に作れる、キャンプにおすすめの飲み物レシピをご紹介します。キャンプだけでなくお家でも楽しめるレシピなので、ぜひお試しください。
夏キャンプにおすすめの飲み物
はちみつレモンの作り方
- レモンをよく洗い、なるべく薄くスライスする。(種は取り除く)
- 煮沸書毒した容器にレモンを入れ、ヒタヒタになるくらいはちみつを入れる。
- 蓋を閉め、冷蔵庫に入れる。
下にはちみつが溜まるので、時々上下をひっくり返しましょう。一晩置いたら完成です。炭酸水で薄めて飲むのがおすすめです。お湯で割ってホットレモネードにしても◎。
冬キャンプにおすすめの飲み物
コーヒーにマシュマロを入れただけでのマシュマロコーヒー。ミルクと足すことで苦味が苦手な方でも飲みやすくなります。マシュマロを軽く炙ると香ばしくなるのでおすすめ。BBQであまったマシュマロで作ってみてはいかがでしょうか。ココアにマシュマロを入れるのもおすすめです。
夜焚き火を見ながら飲みたいホットな飲み物
夜焚き火を見ながら飲むなら、フルーツを入れたホット赤ワインがおすすめ。
鍋にカットしたフルーツ(オレンジやレモン、りんごなど)と赤ワインを入れて温め、沸騰寸前で止めます。カップに注いで、砂糖やはちみつを入れてお好みの甘さに調整すれば完成。シナモンスティックを加えても美味しく頂けます。
まとめ
キャンプで飲み物を持ち込む際のポイントや保冷・保温の工夫、キャンプに合うおすすめの飲み物についてご紹介しました。
夏は冷たい飲み物、冬は温かい飲み物が飲めるよう、この記事を参考にしていただければ幸いです。ぜひ楽しいキャンプを!