キャンプで串揚げを作るのは大変そうなイメージがありませんか?
揚げ物は、準備や油の処理が大変そうなので、キャンプで作るのには気が引けてしまう方も多いと思います。
しかし、コツさえわかればキャンプで串揚げを作るのは大変ではありません。秋や冬の寒い時期のキャンプで揚げたての串揚げを食べるのは最高です。
そこでこの記事では、キャンプで串揚げを作ることで楽しめることについてや、キャンプで簡単に串揚げを作るには下準備が大切なこと、キャンプで美味しく串揚げを作るコツについてなどをご紹介します。
また、キャンプで串揚げを作るのに向いている鍋の種類や、おすすめの具材、おすすめのレシピ、油の処理方法についてもご紹介します。ぜひ参考にしてキャンプで串揚げを楽しみましょう。
キャンプで串揚げを作って楽しもう
キャンプではバーベキューやカレーなどの料理を楽しむ方が多くいらっしゃいますが、いつも同じようなメニューになってしまう方も多いと思います。
そこでおすすめなのが、串揚げです。串揚げは大変そうなイメージがありますが、みんなでワイワイと楽しみながら作ることができるので盛り上がります。
いろいろな食材で作ることができるので、彩りよく具材を並べればインスタ映えするようなすてきな食卓にもなります。
また。ソロキャンプで楽しむのもおすすめです。自分好みの具材を少しずつ揚げてアツアツの串揚げをつまみながらのんびりと過ごせます。
油料理は油が周りに飛び散ることが気になりますが、キャンプで作る場合は外なので、床や壁の汚れを気にせず作ることができます。
キャンプで串揚げを簡単に作るには下準備が大切
串揚げを作るには、食材を切って串にさして、バッター液をつけてパン粉をつけて、と工程が多いので手間に感じる方も多いと思います。
キャンプで簡単に串揚げを作るために大切なのが、下準備をしておくことです。自宅で食材をすべて一口大に切って保存袋に入れて持って行くのがおすすめです。
先に食材に串をさしておくのもおすすめではありますが、自分の好みでさして作って食べるスタイルも盛り上がるので、どのようなスタイルで食べるかで決めましょう。
また、バッター液が作れるように、薄力粉とパン粉を分量分袋に入れて持っていくのもおすすめです。
薄力粉の袋の中に卵と水を入れてバッター液を作れば、そのまま食材を入れてバッター液をつけられますし、パン粉もそのまま袋の中に食材をいれればパン粉をつけることができます。
自宅でできる作業をやっておくことで、キャンプでの工程が減り簡単に串揚げを楽しめます。
アウトドアで串揚げを美味しく作るコツ
アウトドアで串揚げを作ると、ベチャッとして美味しくなくなってしまうことがあります。
美味しく作るコツは油の温度に気をつけることです。キャンプは家とは違い外の温度が低いですし、周りの温度に影響されやすいので、思っているよりも温度が上がっていないことがあります。
食材をいれる前に必ず十分温度が上がっているか確認しましょう。
また、食材をたくさんいれると温度が下がってしまいます。たくさん具材を入れないことも美味しく作るコツです。
人数の多いキャンプだと、みんなに行き渡るようにと次々と入れすぎてしまうことが多いので、順番に揚げるように注意しましょう。
キャンプで串揚げをするのに向いている鍋の種類
キャンプで串揚げをするには揚げ物ができる鍋が必要になります。アウトドア用のクッカーを持っている方も多いと思いますが、串揚げをするのにおすすめなのは「ダッチオーブン」と「メスティン」です。
ダッチオーブンはサイズが大きいので、ファミリーキャンプなどの人数がいる時の使用に向いています。保温性が高いので温度差が出にくく揚げるだけでなく、煮る、焼く、炒める、茹でるなどいろいろな調理にも使えて便利です。
メスティンはお弁当のような形で小さいので、ソロキャンプや少人数でのキャンプでの使用に向いています。小さいですが長方形なので串揚げを揚げるのにちょうどよいです。
また、どちらもふたがついているので、油を温めるのが早いです。しっかり温度を上げることができるのもおすすめなポイントです。
キャンプで作る串揚げでおすすめの具材
串揚げを作るのにはいろいろな食材を使うことができるので、食材選びに迷う方もいると思います。肉を使った串カツなど人気のおすすめ具材を下記でご紹介します。
- 豚肉
- 牛肉
- ウインナー
- うずらの卵
- じゃがいも
- しいたけ
- なす
- かぼちゃ
- れんこん
- おくら
- チーズ
- エビ
- ホタテ
串揚げする食材はこれという決まりはありません。自分好みの食材を選びおいしくいただきましょう。
おすすめの串揚げレシピ
串揚げは食材をバッター液につけてさらにパン粉をつけて揚げるだけなので、難しい料理ではありません。基本のおすすめレシピをご紹介します。
<材料(4人分)>
- 小麦粉 100g
- 卵 1個
- 水 100cc
- パン粉 適量
- お好みの具材
<作り方>
- 食材の準備
- 衣の準備
- 食材に衣をつける
- 揚げる
食材をカットし串にさします。
小麦粉または天ぷら粉、卵、水を混ぜバッター液を作ります。パン粉の目が粗い場合は細かく砕いておきましょう。
食材をバッター液にくぐらせて食材全体につけ、パン粉をつけます。
油を170度に熱して、③を入れてカリッときつね色になるまで揚げれば完成です。
揚げ油の処理について
揚げ物をすると油の処理をしなくてはいけません。おすすめの処理方法を3つご紹介します。
1つ目は、凝固剤を持っていき固めて処理する方法です。油の温度が低いと固まらないことがあるので、油が冷える前に使うようにしましょう。
2つ目は、ペットボトルに入れて持って帰る方法です。漏斗が必要にはなりますが、ペットボトルに入れて持って帰りましょう。自治体によってはペットボトルのまま回収してくれることもあるので、資源ゴミとして回収してもらえる場合は特におすすめです。
3つ目は、キッチンペーパーや新聞紙などに吸わせて可燃ごみとして処理する方法です。残った油が少ない場合にしか使えませんが簡単に処理できます。
揚げ物をする場合は、油の処理が必要になることを忘れないようにしましょう。