サーモスジャーで作る便利なレシピやスープをご紹介!

最終更新日:2019/01/15

サーモスといえば、断熱容器で有名です。

以前までは、断熱といえば保冷のみで、主に水筒などでその効果を発揮していましたが、最近では保冷に加えて保温もこなす断熱容器も増えました。

その中でも、保冷も保温もこなすスープジャーは、お弁当ランチ派の人にとってはとても嬉しい製品ですよね。

今回は、そのスープジャーを利用したレシピやスープをご紹介します。

サーモスのスープジャーの種類

他の断熱容器のブランドと比べて、サーモスのスープジャーは全てが保冷・保温に対応していて、カラーバリエーションが多彩であり、とてもシンプルな構造になっているため洗いやすいのが特徴です。

また、サーモスはデザインや色の組み合わせもこだわっており、特に女性に好まれるデザインが多いです。

スープジャーを使う時に、収納ポーチやスプーンなどのアクセサリーも揃えてみるとオシャレでカワイイですよ。

ちなみに、サーモスで提供されているスープジャーの容量は270mlから500mlまであり、収納ポーチは別売りになっているので、どちらも自分のライフスタイルに合わせて選べます。

また、サーモスではスープジャーのことを「フードコンテナ」とも明記していて、その名の通り食べ物を保冷・保温することも可能です。

つまり、いつものお弁当にプラス1品おかずとして入れていくのもOKですし、スープジャーの密閉性・保冷・保温性を生かしたデザートも入れることが出来るということです。

サーモスのスープジャーを使えば、いつものランチのレシピの幅が広がって、楽しいランチタイムを過ごすことが出来そうですね。

サーモスのスープジャーを使った温かい和風スープのレシピ

スープといえば、ぬるいものよりアツアツが美味しいですよね。

今回は、サーモスのスープジャーならではの保温機能を利用した、温かい和風スープのシンプルなレシピをご紹介します。

●豚汁のレシピ(スープジャー300ml使用時)

【材料】

・豚肉 20g
・コンニャク 10g
・ニンジン 25g
・ジャガイモ 25g
・だし汁 適量
・味噌 お好み
・しょうが お好み

【作り方】

①豚肉をひとくち大にカットし、油揚げ・コンニャクは短冊切り、ニンジン・ジャガイモは細い千切りにする。

②沸騰したお湯を用意し、スープジャーにカットした具材を入れたら、お湯を注ぎフタはせずに数分余熱する。

③小さな鍋を用意し、だし汁を火にかける。

④スープジャーのお湯をきり、だし汁が沸騰したら火を止めて味噌・しょうがを溶かして再度加熱したらスープジャーに注いでフタをして2時間以上保温する。

⑤2時間後、出来上がり。

スープを作る際に気を付けたいのが、材料を火が通りやすい状態にすることと、注ぐスープは沸騰したものであることです。

基本的にこのレシピは、鍋で作るのではなくスープジャーの保温機能によって「余熱」で仕上げていくので、注いだ直後のスープがぬるい、あるいは材料が大きいと火が通らない可能性があります。

この2点に気を付けて調理しましょう。

サーモスのスープジャーを使った洋風スープのレシピ

洋風スープには、コーンスープやポタージュなどのたくさんの種類がありますが、今回はサーモスのスープジャーの余熱を利用した、具材がしっかりしたスープのレシピをご紹介します。

●コンソメポトフのレシピ(スープジャー300ml使用時)

【材料】

・ジャガイモ 30g
・ソーセージ 2~3本
・玉ねぎ 4分の1
・コンソメの素 お好み
・塩 お好み
・パセリ お好み

【作り方】

①ジャガイモ・ソーセージ・玉ねぎは1cm角に切って、レンジで1~2分程温め、軽く火を通しておく。

②沸騰したお湯を用意し、スープジャーに注いで数分余熱し、その後お湯をきる。

③温まった状態のスープジャーに具材を入れ、再度沸騰させたお湯を注ぎ、コンソメの素・塩を適量加え、味を調えたらパセリをちらし、フタをして2時間以上保温する。

④2時間後、出来上がり。

このレシピでは、レンジで具材に火を通すので豚汁のように具材に火が通らないという心配はしなくても大丈夫です。

しっかりと、スープジャーの余熱をして2時間保温することで、ジャガイモには味がしみ、ソーセージからは美味しいダシ、玉ねぎからは甘みが出ます。

まるで、長時間煮込んだかのような仕上がりになり、とても手の込んだ味わいになります。

アレンジして、他の具材を入れても味に深みがプラスされますし、カレー粉を加えると「カレースープ」になりますので是非お試し下さい。

サーモスのスープジャーを使った中華スープのレシピ

中華スープは、色んな調味料が入っていて、なかなか手軽には作れないですよね。

今回は、サーモスのスープジャーを使ったシンプルかつ食べ応えのある中華スープレシピをご紹介します。

●スープ春雨レシピ(スープジャー300ml使用時)

【材料】

・乾燥ワカメ 1つまみ
・春雨 スープジャーの容量の3分の1ほど
・醤油 小さじ1
・鶏ガラスープの素 小さじ2
・片栗粉 小さじ1
・ゴマ油 適量

【作り方】

①沸騰したお湯を用意し、スープジャーに注ぎ数分余熱し、その後お湯をきる。

②スープジャーに春雨と乾燥ワカメを入れて、再度沸騰させたお湯をスープジャーのリミットより少し少なめに注ぐ。

③鶏ガラスープの素・醤油を入れて味を調えたら、片栗粉を少量の水で溶いてから入れる。

④よく混ぜ、最後にゴマ油を適量加えて2時間ほど保温すれば出来上がり。

このレシピは簡単なのですが、気を付けないといけないことが2点あります。

それは、春雨の膨張具合を念頭に入れて作ることと、スピーディーに作ることです。

実は、春雨は乾燥している状態から食べられる状態になると4倍ほど膨れます。

そのことを考えずスープジャーの中に入れてしまうと、スープジャーの限界ギリギリまで膨張しスープを吸い尽くしてしまう恐れがあります。

それに加えて、このレシピでは「片栗粉」を入れる手間があるので、モタモタしているとスープジャーの温度が下がってしまいます。

この2点に気を配りながら、ササッと作ると簡単で美味しい春雨スープを作ることが出来ます。

サーモスのスープジャーの便利な使い方

サーモスのスープジャーは、持ち前の保冷・保温機能を活用した様々な使い方があります。

スープを入れるだけではなく、煮物を温めてスープジャーに入れていけば、密閉性が高いので汁漏れを気にせず持ち歩けますし、保温がしっかりしているので余熱効果で煮物は更に味がしみていきます。

ちなみに、スープジャーならお粥やリゾットを持ち歩くのも可能です。

他にも、お弁当にヨーグルトを持っていきたい時も、スープジャーに入れて持ち運べは保冷効果で冷たいままヨーグルトを楽しむことが出来ます。

また、スープジャーをあらかじめ冷蔵庫で冷やしてから、ゼラチンで固めるレシピのプリンの材料を入れてフタをしめておくと、ランチタイムに手作りプリンが楽しめます。

アイディア次第で使い方はグッと広がるスープジャーですが、どんな使い方をするにせよ、保冷・保温の上手なキープのコツは「あらかじめ保冷・保温」することです。

ただ単に、入れるものが冷たかったり、温かかったりしても、断熱するということはその温度をキープするというだけです。

スープジャー自体の温度をマックスまで上げておいてから使用することによって、保冷・保温時間を飛躍的に伸ばすことが出来ます。

サーモスのスープジャーの断熱効果をフルに使って、スープジャーを上手に活用しましょう。

サーモスのスープジャーの取り扱い

サーモスのスープジャーは高性能な分、取り扱いを雑にしがちですが、冷たいものやともかく熱いスープなどを入れる容器なので取り扱いはきちんとしましょう。

使用時にやりがちな、取り扱い失敗例は以下の4つです。

・容器のマックスラインギリギリまでスープを入れる

・スープジャー本体を電子レンジに入れる

・煮沸消毒をする

・冷凍庫に入れる

サーモスのスープジャーは密閉性が高いとはいえ、容器のラインギリギリまでスープを入れてしまうと漏れの原因になります。

参考にしたレシピが自分の持っているサイズと違っていて、内容量が多くなってしまった場合でもきちんと自分の持っているサイズの分量を守ってスープを入れましょう。

例え、閉めた直後は漏れていなくても、内部のパッキンに限界が出始めると徐々に漏れてくることがあります。

また、スープジャーに入れたスープが保冷・保温時間を過ぎてしまってぬるくなったからといってスープジャー本体ごと電子レンジに入れるとスープジャーの金属部分がスパークして危険ですし、本体が壊れる原因になります。

冷凍庫に入れるのも、保冷・保温不良の原因になるため、やってはいけません。

ならびに、煮沸消毒も同じく保冷・保温不良の原因になります。

サーモスのスープジャーは比較的シンプルな構造になっているので、取り扱いは非常に簡単です。

ただ、使用後は綺麗に洗って、しっかり乾燥させればOKです。

食器乾燥機にかけることは出来ませんが、基本的なお手入れを継続すれば長持ちしてくれますよ。

サーモスのスープジャーの機能を最大限に使って、ランチタイムに美味しいスープを楽しもう!

最近の、健康志向ブームでお弁当は「買う」から「作る」に変化してきています。

もちろん、毎日の食事は出来合いのものよりも作った方が健康的で体調管理などがしやすいですよね。

それに加えて、経済的に負担が減りますし、ゴミを出さなくなるため地球環境にも優しく、エコにもなります。

今回ご紹介したレシピを参考にして、自分のライフスタイルに合ったレシピを開発するのも面白そうですね。

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