キャンプに枕は必要?代用アイテムで快適な睡眠を

最終更新日:2024/04/09

快適な睡眠ができるキャンプの枕は3つの代用アイテムにおまかせ

キャンプ枕は、荷物が増えるのが気になるという理由で持っていない人も多いでしょう。
しかし、枕があると首や肩への負担が軽減され、快適な睡眠につながります。
そこで、キャンプ用の枕の代用となるアイテムを、この記事でご紹介します。

キャンプの枕は代用品でOK

キャンプといえば、自然の中でゆったりと過ごす時間を楽しむのが醍醐味です。
しかし、快適な睡眠をとることができなければ、翌日以降の活動に支障が出てしまいます。

そこで気になるのが、キャンプに枕は必要かどうかという点です。
結論から言うと、人それぞれ違います。
ただし、枕があることで、首や肩への負担が軽減され、快適に眠りやすいと言えます。
しかし、枕を持って行くのは荷物が増えてしまうというデメリットもあります。
そこで、枕の代用となるアイテムを活用するのも1つの方法です。
下記で、枕の代用アイテムをご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

キャンプの枕の代用におすすめはバスタオル

キャンプ用の枕の代用として、バスタオルがおすすめのアイテムの1つです。
バスタオルを枕の代用にする方法はとても簡単です。
【バスタオルを丸める(畳む)だけ】です。

実はこのバスタオルを丸めて枕にする方法は、肩こりや首の不調の方の改善法としても使われている方法です。
その最大の魅力は、形や高さを自分の体に合わせて調節できるところです。
既製の枕は高さが合わないなど、自分好みのものに出会えない方も多いと思います。
バスタオルを枕の代用にすれば、その日の気分や疲れ具合、そして不調な部分を補うのに、とてもおすすめです。

バスタオルを枕の代用にする方法

以下の方法で、バスタオルと丸めて使う、または畳んでみてください。

とにかく丸める

バスタオルを半分に折り、好きな高さになるまで丸めます。
高さが合わない場合は、丸める回数を増やしたり減らしたりして調節します。
また枕の幅が合わない時は、バスタオルを半分に折らずに使う、または折る回数を増やしながらお好みの高さや幅を見つけましょう。
バスタオル枕の高さは、お使いになるバスタオルの厚さや素材によって丸める回数が変わります。

頭をすっぽりと包みたい方は、バスタオルの長い辺から丸めて、両端をゴムや紐で留めると、頭が安定する枕が作れます。

低い枕なら畳む方法がベスト

丸めると高さがありすぎて眠れない方は、バスタオルを畳むだけの方法がおすすめです。
低い枕が好みなら、二つ折りや四つ折りが良いでしょう。
少し高めなら、それ以上に折り畳んでバスタオル枕を作りましょう。

寝苦しい夏の夜のキャンプでは、バスタオルの畳んだ間に保冷剤などを挟むことで「冷え枕」に変身します。
キャンプ以外では熱が出た時にも有効ですので、ぜひお試しください。
だたし、保冷剤は圧力をかけすぎると、中の冷却ジェルが飛び出す可能性がありますので、注意が必要です。

アイテムをプラスして寝袋の収納袋を枕の代用に

寝袋を収納している袋、いつもどのような場所に置いていますか?
テントの収納ネット、もしくはテントの片隅など、さまざまだと思います。
その寝袋の収納袋と、あるアイテムをプラスするだけで簡単にキャンプ用枕に代用できます。

寝袋の収納袋を枕に代用する方法

寝袋の収納袋を枕に代用するには、以下の方法があります。

バスタオルや衣類を丸めて収納

1番簡単でおすすめの方法は、寝袋の収納袋に、バスタオルや、衣類などを丸めて入れるだけの方法です。
中に入れる衣類はシワになりにくいもの、もしくはシワになっても大丈夫なものを入れると良いでしょう。

高さ調節をするなら

バスタオルや衣類を入れる枕が少し高いと感じたら、紐やキャンプマット用のベルトを使うと便利です。
バスタオルや衣類などを入れた寝袋の収納袋を、紐やベルトを使って縛ると、簡単に高さの調節ができます。

お座敷スタイルキャンプなら座布団を枕の代用に

寒い時期のキャンプで人気の「お座敷スタイルのキャンプ」。
これは、こたつなどを使って、ゆっくりとテントの中で過ごすスタイルのキャンプです。
お座敷スタイルのキャンプはテントの中で過ごすので、座る時はラグやホットカーペットを使ったり、ローチェアや座布団を使います。
その座布団も、キャンプ用枕に代用できるアイテムとしておすすめです。

座布団をキャンプ用の枕として代用する場合は、折り畳みしすいものや、折り畳んだ時に好きな高さになるかどうかを調べておくと良いでしょう。
また、お座敷スタイルのキャンプで使われることの多いクッションやひざ掛けなども、キャンプ用枕として代用できます。

キャンプ用枕の種類

これまでに紹介してきたキャンプ用枕の代用品では不安がある、またはキャンプ用の枕について気になった方におすすめの、主なキャンプ用枕のタイプをご紹介します。

インフレータブルタイプ

中に空気を入れて使うタイプの枕です。
空気を入れる方法はポンプを使う、もしくは自分の息を入れるタイプ、その他にバルブを開くことで自動で空気が入るタイプがあります。
空気を抜いて持ち運びができるので、保管場所を取らない枕として人気があります。

スポンジタイプ

自宅用の枕とあまり変わらずに使えるタイプの枕です。
使われるスポンジの素材はさまざまなので、好きな硬さのものを見つけることがポイントです。
枕を使うための準備が不要ですが、持ち運びの際にはコンパクトにならない点がデメリットと言えます。

スタッフサックタイプ

先ほどご紹介した代用の方法と似ているタイプの枕です。
スタッフサックタイプは、寝袋や着替えなどのアイテムを入れて持ち運べる袋のことです。
大きさを使い分けて、キャンプ用アイテムを小分けに持っていける便利な袋です。
スタッフサックタイプの枕は、タオルや衣類などを入れて好きな高さにして使うだけなので、持ち運び用の袋として、そして枕としても使えます。
また、スタッフサックは防水加工のものが多いところも魅力の1つです。

まとめ

キャンプに枕は必要か、代用アイテムで快適な睡眠をとる方法についてご紹介しました。

枕があると、首や肩の負担を軽減し、快適な睡眠をとることができます。
また、テント泊では、枕があると寝心地が格段にアップします。

ただし、枕を持っていない場合や、荷物を減らしたい場合は、代用アイテムを使うとよいでしょう。
自分に合った代用アイテムを見つけて、キャンプで快適な睡眠をとってください。

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