キャンプに出かけるのはとても楽しいですが、重たいクーラーボックスやテーブルなどの荷物の運搬は大変です。
そんな時にリヤカーがあれば、一度に多くの荷物を運ぶことができとても便利です。
また公道利用可能なリヤカーなら、自転車やバイクでキャンプに出かける際にも大活躍してくれます。
そこでここでは、キャンプでも活躍するリヤカーの魅力やキャンプにもおすすめのリヤカーについてご紹介します。
また公道で利用する際の注意点や、キャンプ用リヤカーを自作することについてもお伝えしているので、ぜひ参考にしてください。
キャンプでも活躍するリヤカーとは
キャンプでの荷物の運搬には、「アウトドアカート」「キャリーカート」などとも呼ばれる「キャンプカート」を使っているという方が多いのではないでしょうか?
しかし、たくさんのキャンプ用品を運ぶアイテムとしてリヤカーを活用しているという方も増えています。
そもそもリヤカーとは、金属製のパイプと空気が入った2輪タイヤで構成された荷車のことを言います。最大の特徴は日本では軽車両としての公道利用が認められている点にあり、人力もしくは自転車やバイクけん引して使うことが可能です。
キャンプ用リヤカーの魅力
リヤカーの魅力と言えば、なんといってもその収納力にあります。
サイズは中型、大型のものなら、一般的なキャンプカートよりも容量が大きく、小型リヤカーなら自転車や原付バイクなどに取り付けて公道を走ることができます。自宅からキャンプ場まで荷物を運ぶことができるものもあり、自転車やバイクなどでキャンプに出かけたいという時にも活躍してくれます。
また容量の大きさだけでなく、レトロ感が漂う見た目に魅力を感じる方も多い最近注目のアイテムと言えます。
キャンプにもおすすめのリヤカー
キャンプの時に大変なことのひとつが荷物の運搬ですよね。
先ほどサイズについて少し触れましたが、キャンプにも使えるリヤカーなら容量や耐荷重は忘れずに確認しておきましょう。
容量や耐荷重はアイテムによって違いますが、容量・耐荷重に優れたものはその分大きく重たい場合が多いので、必要な荷物を考慮しながら選ぶことが必要です。
耐荷重100㎏以上であれば、多くのキャンプ用品を一度に運ぶことができますよ。
折りたたみ
キャンプ用品はコンパクトに収納できる折りたたみ式が便利です。
意外に思う方も多いかもしれませんが、リヤカーにも折りたたみ式のものが多く存在しています。
特に「ピカコーポレイション」の【折り畳み式リヤカー ハンディキャンパー】なら、大型なのにワンタッチで折り畳むことができ、車のトランクなどに積んで移動するのにも最適です。積載重量は約130kgもあり、高強度のアルミ合金を使用し超軽量化されているので女性でもに簡単に取り扱うことができます。
「アルインコ」の【折りたたみ式リヤカー】もその名の通り簡単に折り畳むことができ、とてもコンパクトに収まるので収納場所に頭を悩ませる心配もありません。こちらは積載重量150kgです。
アルミ製であれば軽く女性でも扱いやすいので、キャンプはもちろんイベントや農作業でも活躍してくれること間違いありません。
おしゃれ
おしゃれキャンパーさんには、レッドとグリーンの2色展開されている【NIGURUMAリヤカー】 がおすすめです。
スチール製のフレームと荷台には天然木を使用したおしゃれなデザインが目を引きます。500×370mmのワイドな荷台で大型クーラーボックスも楽々対応可能。これ1台あれば荷物の運搬はかなり便利になります。
こちらも折りたたみ式で、畳むとフラットになるのでコンパクトに収納できます。楽天市場などでも購入可能なので、ぜひチェックしてみてください。
自転車用
自転車でキャンプに出かけるなら、「サイクルトレーラー」と呼ばれる自転車用のリヤカーがおすすめです。
サイクルトレーラーは自転車の後ろ部分に取り付けてけん引することで、多くの荷物を運ぶことができます。
種類は1輪のものと2輪のものがあり、1輪は軽量なものが多く走行性に優れています。
2輪は安定性が高く、より多くの荷物を積載することが可能です。
amazonなどでも「サイクルトレーラー」で検索するとさまざまな商品を調べることができます。
利用の際には、荷物が落下してしまわないようにしっかりと固定しカバーを付けたり、後続車への目印としてフラッグなどを取り付けることなども大切です。
けん引する荷物の大きさやについては各都道府県によってルールが違うので、忘れずに確認をしましょう。
バイクでリヤカーを利用する場合の注意点
バイクや原付でもリヤカーをけん引することは可能です。
自転車同様、バイクにリヤカーを取り付けるメリットは荷物の積載量が増えることにあります。
注意点としてはリヤカーをしっかりとバイクに接続すること。バイクに接続するための専用品も市販されているので、安全に手間をかけずにリヤカーを利用したいなら市販品の利用がおすすめです。
先述した自転車だけでなく、バイク・原付いずれも各都道府県によりけん引する荷物の大きさに対する規制が違うので、利用する場所のルールをしっかり確認することをお忘れなく。
キャンプ用リヤカーを自作することはできるのか
キャンプの時に使うキャンピングリヤカーを自作することができれば、自分好みのデザインやサイズのものを手に入れることができ、また材料によってはコストを抑えることもできるかもしれません。
しかし、リヤカーを本楽的に自作するには本体の骨組みとなるアルミや鉄のフレームを曲げたり、溶接をする必要があるためそう簡単に自作することは難しいと言えるでしょう。
【豆知識】リヤカーとリアカーの違い
最後にここではリヤカーとリアカーの違いについてご紹介します。
リヤカーとは日本人が発明したものであり、名前も和製英語です。「rear(後ろ)」部分で荷物を運ぶ車ということで「リヤカー(rear car)」と名付けられました。
発音の違いにより「リアカー」と呼ばれたり、表記されることもありますが大きな差異はありません。