ロードバイクなどアウトドアで使われるキャメルバックのボトル、使いやすさから人気があります。
しかし、使っているうちに、飲み口の汚れが気になってきませんか?
普通に洗うだけではなかなか取れないことが多いこの汚れ、分解することによって解決できます。
ここでは、ボトルの種類の中で、ポディウムの分解の仕方や掃除などについてお伝えしていきます。
ポディウムなどのボトルで有名なキャメルバック!その歴史は?
キャメルバックはアウトドア用ボトルとして有名ですが、その歴史からまずお話ししていきます。
キャメルバックは、ハンズフリーで水分を補給できるハイドレーション・システムを世界で初めて開発したことで、その名が広く知られているアメリカ発祥のブランドであります。
そして、ハイドレーション・システムは、ロードバイクのようなアウトドアだけでなく、アスリートやミリタリーなど多岐に渡って使われているのです。
キャメルバックは、厳しい製品テストによって、その品質の高さを維持しています。
例えば、オーブンに入れて高温にしたり、冷凍庫に入れて凍らせたりして、不具合がないかどうかをテストするのです。
あらゆる使用環境に対応できるよう、厳しいテストを繰り返し行われています。
ですから、キャメルバックは、高い品質と機能性に優れた製品のみを世に送り出しているといえるでしょう。
ハイドレーション・システムのNo.1シェアを誇るキャメルバックですが、現在では、ボトルやバックパックなどの製造にも力を入れています。
そのボトルの中でも、ポディウムというボトルは、その機能性により人気があります。
汚れを落とすには分解する必要がありますが、次項ではポディウムについてお話をしていきます。
分解できるボトル!ポディウムの優れた機能性
キャメルバックでおすすめしたいボトルの中に、ポディウムがあります。
ポディウムには、優れた機能性があります。
ここでは、その機能性についてお話ししていきます。
〇飲みやすい形状
素材が柔らかいので、強く押す必要がなく、水分補給できます。
ボトルの真ん中が少し凹んでいることで滑りにくい作りにもなっているため、動作中も快適に水分を摂ることが可能です。
〇蓋がなくてもロック機能で安心!
ロックが開いていれば、ボトルを逆さにして押すだけで給水ができます。
また、ロックをしていない状態でも、漏れる心配がないジェットバルブ機能がついています。
ロックをすれば、水筒に圧力を感じても漏れることはありません。
〇保冷性が高く、冷凍することもできる!
真夏の暑いアウトドアでの使用でも高い保冷性を保つことができます。
通常のボトルよりも保冷力があるといわれています。
氷を入れることはもちろん、ボトルそのものを冷凍させることもできます。
〇ボトルの臭いを防ぎ、細菌を繁殖させない!
特殊なポリプロピレンの使用により、ボトルの気になる臭いをカットします。
また、細菌の繁殖を抑えるハイドロガード加工により、清潔さが保たれます。
それでは、キャメルバックのポディウム、細菌の繁殖を抑えることはできても、飲み口の汚れを防ぐことは難しいようです。
次項では、ポディウムの分解の仕方についてご説明していきます。
キャメルバックのポディウムの分解の仕方
キャメルバックのポディウムは、最近の繁殖を抑える加工はしてあるものの、使っていくうちに飲み口の汚れがどうしても付いてしまいます。
その汚れを取るためには、分解が必要です。
ここでは、分解の仕方をご説明します。
【ポディウムの分解の仕方】
①飲み口を外す
口を付ける外側の飲み口を斜めに押し出すようにして外します。
②飲み口のパッキンを外す
外した飲み口の反対側にあるパッキンを外します。
マイナスドライバーや先がとがった工具などを差し込むと外しやすくなります。
③円筒を外す
パッキンが挟まっていた円筒を外します。
これもマイナスドライバーなどで少し力を入れて外しましょう。
④青いゴムを外す
少しこじ開けるようにすると外しやすいです。
⑤飲み口とボトルを繋ぐプラスチックを外す
ボトルとの間に先がとがった工具などを差し込んだりして、隙間を作り、マイナスドライバーなどで外します。
しっかりとはまっているため、外した拍子に勢いよく飛び出す可能性があるので気を付けてください。
⑥外したら、歯ブラシなどで汚れを落とし、仕上げに漂白剤で処理すればOKです。
分解したポディウムの汚れを落とすためのアイテム
キャメルバックのポディウムを無事に分解ができたら、掃除が必要です。
ここでは、掃除をする際にあれば便利なアイテムをご紹介します。
〇注ぎ口洗いブラシ
分解したポディウムの部品は、細かい部分が洗いづらくなっています。
その場合、急須やケトルなどの注ぎ口を洗うブラシを使うとキレイに洗えます。
そのブラシは100円ショップでも売っていますので、簡単に手に入れることができます。
〇酸素系漂白剤
前項で、漂白剤で処理するお話をしましたが、その漂白剤の種類に注意してください。
漂白剤には、塩素系と酸素系があります。
ポディウムの部品を漂白・除菌する場合は、「酸素系」を使ってください。
塩素系は、強い漂白力がありますが、その強さによって、ポディウムの部品であるシリコンを傷める恐れがあります。
シリコンを傷めないためにも、効果が優しい酸素系を使いましょう。
おすすめしたいキャメルバックのポディウム
分解ができるキャメルバックのポディウムですが、種類がいくつかあります。
ここでは、おすすめのキャメルバックのポディウムをご紹介します。
〇キャメルバック ポディウムチル
軽く押すだけで給水ができ、傾けても中身が漏れることはありません。
ロック機能も付いているため、移動の際も安心です。
保冷機能があるため、飲み物の冷たさをキープしてくれます。
また、寒いアウトドアにおいても、飲み物が冷めにくくできます。
価格は、1500円程度になります。
色のバリエーションも豊富なので、好きな色が見つけられます。
サイズは、ポディウムチルが600ml、ポディウムビックチルが750mlになります。
〇キャメルバック ポディウムアイス
こちらのポディウムアイスは、ポディウムチルと同じ機能を持っています。
違いは、その保冷機能にあります。
ポディウムチルが通常のボトルの2倍の保冷機能に対し、ポディウムアイスは、4倍もの保冷機能があるのです。
ポディウムアイスなら、より長い時間冷たい飲み物を楽しめます。
容量は600ml、価格は3000円代からになります。
キャメルバックのポディウムでの上手な水分補給
キャメルバックのポディウムですが、普通の水筒に慣れている方には最初は使いづらく感じるかもしれません。
ここでは、ポディウムによる上手な水分補給の仕方についてお話しします。
①飲むときはボトルを横に向ける
ポディウムのボトルで水分をとるとき、つい普通の水筒のように正面から飲んでいませんか?
止まっている場合は自由に飲んで構いませんが、自転車などで走行中に飲む場合は注意が必要です。
走行中に飲む場合、ボトルが正面にあると、視界が妨げられ危険です。
ですから、ボトルは左右どちらかに向けて飲みましょう。
②ボトルを逆さにして押す
ボトルにいっぱい水が入っていれば逆さにする必要はないかもしれませんが、通常、ボトルを逆さにして飲んだほうが簡単に水分補給することができます。
分解でキレイにできますが、飲み口の衛生面から口を直接付けない場合は、中身が口から漏れないよう注意しましょう。
キャメルバックのポディウムの汚れは分解で解決!
キャメルバックのポディウムは、ロードバイク中などでも簡単に水分補給できる優れたボトルです。
しかし、飲み口の汚れが使用していくうちに気になってしまう場合があります。
そのようなときには、分解して汚れをキレイに落としてしまいましょう。
お気に入りのポディウム、これからは汚れを気にすることなく使えますね。