近年、キャンプグッズのdiyがブームになっているのをご存知ですか?
diyと聞くと、難しいことと思われがちですが、そんなことはありませんよ。
そこで今回は、ブログで見かけた、初心者にも挑戦できる簡単diyキャンプグッズをご紹介します!
そもそも「diy」って何?
「diy」は、「Do It Yourself」の文字を取ったものです。
これは、「なんでも自分でやってみよう」という意味で、第二次世界大戦で起こった、ロンドンでの国民運動が発祥です。
当時、ロンドンの街は、ドイツ軍からの攻撃によって、ひどく破壊されてしまいました。
しかし、そんな状況にもめげず、「自分達の手で復興させよう」というものでした。
この運動は、イギリス中だけでなく、いつしかヨーロッパやアメリカまでに広がっていきました。
元々は、「復興」という意味合いが強かった「diy」ですが、アメリカでは「レジャーや余暇として楽しむ」というものへと変化したようです。
そして、1970年頃に日本にも伝わり、現在、さらなるブームを巻き起こしているということですね。
このような、「なんでも自分でやってみよう」という概念は、キャンプにも共通しているものです。
キャンプは、自分で火を起こし、自分で料理をし、自分で寝床を用意しますよね。
そのようなキャンプで使うグッズを「diy」すれば、もっとキャンプを楽しめるのではないでしょうか。
そこで今回は、そのようなキャンプグッズをdiyしている方々のブログから見る、「簡単diyキャンプグッズ」をご紹介します。
diy初心者におすすめ!ブログから見るキャンプグッズリメイク術!
いざ、diyをするとなっても、「木やノコギリを使って作るのは難しい…」と思い、なかなか踏み出せない方も少なくありませんよね。
しかし、木やノコギリを使って、1から作ることだけが「diy」という訳ではないので、安心してください。
「なんでも自分でやってみる」ということに当てはまるのであれば、「diy」なのです。
そこで、diy初心者におすすめなのが、ステンシルを使ったキャンプグッズのリメイクです。
あまりキャンプグッズのdiyをしていないキャンパーのブログを見ても、何かしらのグッズにステンシル加工をしているという方は多いでしょう。
ステンシルとは、好みの模様や文字に切り抜いたステンシルプレートを使い、簡単に装飾することが出来るものです。
すでに、愛用のキャンプグッズが揃っているという方にも最適です。
例えば、アウトドアテーブルなど、使用しているうちに、汚れが目立ってきたということがありますよね。
そんな場合は、思い切って全体に柄のステンシルをしてしまいましょう。
その他に、イスに名前のステンシルをすれば、自分専用のイスに早変わりです。
では、簡単にステンシルの方法をご紹介しましょう。
●用意するもの
・好みの柄や文字を印刷した紙
・好みの色のスタンプ
・クリアファイル
・マスキングテープ
①柄や文字を印刷した紙をクリアファイルに挟みます。
②色を付けたい部分や、印字した部分を切り抜きます。
③マスキングテープなどで、ステンシルした部分に②がずれないよう、一部だけ固定します。
④スタンプでポンポンと色を付けます。
⑤クリアファイルを外し、乾くまで待ちましょう。
完成です。
diyでオシャレに!ブログから見るキャンプの装飾!
近年、キャンプは女性たちの間でもブームになっています。
ブログだけでなく、インスタグラムなどのSNSを見ても、女性だけでキャンプを楽しんでいる様子が伺えますね。
そんな方々は、オシャレにキャンプをしたいという方も多く、テント周りの装飾に力を入れているようです。
しかし、アウトドアブランドのものを選んだ場合、やはり値が張ります。
男性は、そのようなものにお金を使う必要を感じられないという方も少なくありません。
家族でのキャンプとなると、購入を渋られるということもありますよね。
そのような時こそ、diyしてしまいましょう!
今回、ご紹介するのは、装飾の定番とも言える「ガーランド」です。
ガーランドが掛かっているだけで、とても明るい印象になります。
簡単に試すことが出来るので、ぜひチャレンジしてみましょう。
●用意するもの
・バンダナ(さまざまな色を数枚)
①バンダナを三角に折ります。
②設営したテントの紐に、ガーランドのように色を変えて結び付けていきます。
完成です。
子供連れ必見!diyグッズで冬キャンプを安全に楽しむ!
キャンプは、夏にするというイメージを持っている方も多いかもしれませんが、本格キャンパーこそ「冬キャンプ」を楽しんでいるようです。
しかし、冬となると、必須となるのが防寒ですよね。
そんな防寒対策の一つとして、多くのキャンパーが、現地にストーブを持って行っています。
ストーブは、あったまることが出来る上に、お湯を沸かしたりすることも出来るので、とても便利ですね。
とはいえ、子供連れキャンプとなると、心配の種ともなるアイテムです。
なぜなら、ストーブに触れてしまったり、何かの拍子に倒してしまい上に置いてあったケトルで大火傷をすることもあるからです。
そんな事故を防ぐために、ストーブガードをdiyしましょう。
もちろん、市販でも販売されていますが、少し値が張ります。
既製品のカッコいいものでなければ嫌ということでなければ、diyのもので問題ないでしょう。
実際、多くのキャンパーがブログで紹介していました。
●用意するもの
・ワイヤーネット(ストーブを囲える枚数)
・接続パーツ
①ワイヤーネットでストーブを囲います。
②一つづつワイヤーネット同士を接続パーツで固定します。
完成です。
キャンプブログでよく見かけるアレをdiy!
キャンプであると便利なのが、ローテーブルです。
コーヒーをローテーブルに置き、朝日と共に写真に収めている様子を、一度はブログなどで見たことはあるのではないでしょうか。
そのように、ちょっとした休憩の時に役に立つグッズですね。
しかし、他のグッズと同じように、ブランドのものを選ぶとやはり値が張ります。
そこで、100円ショップでも購入することが出来るアイテムでdiyしてしまいましょう。
●用意するもの
・小さめのすのこ(二枚)
・背もたれのない折り畳みチェア
・グルーガン
①折り畳みチェアの布を切り外します。
②好きな大きさになるよう、すのこを並べ、グルーガンで固定します。
③①を広げて、上にすのこを置き、裏にあるでっぱりに引っ掛けます。
完成です。
壊れてしまった折り畳みチェアがあるという方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
あると便利!diyで活躍するグッズをご紹介!
今回は、とても簡単にdiy出来るキャンプグッズをご紹介しました。
徐々にdiyに慣れてきたら、難易度の高いものに挑戦してみるのもいいですね。
そこで最後は、キャンパーブログでよく見かける、diyをする時にあると便利なグッズをご紹介します。
●電動ドライバー
ネジを打ち込んだり、外したりする時に使う電動のドライバーです。
慣れていない場合、手でひとつひとつネジを打つのに意外と時間が掛かります。
電動にしてしまえば、作業がとても捗るでしょう。
●水平器
diyをする時に失敗しがちなのが、水平です。
しっかりと作ったつもりなのに、水平が保たれていなかったなんてことがないよう、用意しておきましょう。
●ノギス
ノギスは、材料の厚みを測定するものです。
幅や深さを測ることも出来るので、とても便利です。
材料を追加で購入したいけど、サイズを忘れてしまったなんて時も、ノギスで測れば一発でわかります。
これらは、なくても作業に大きな支障を与えることはありませんが、あるととても便利です。
ぜひ、ご家庭に置いておきましょう。
キャンプグッズをdiyしよう!
今回は、簡単に出来るキャンプグッズdiyをご紹介しました。
diyは、難しいことと思いがちですが、数を重ねるごとに楽しくなってきます。
1から自分の手で作るのもいいですが、手持ちのキャンプグッズをリメイクしてみるのもいいですね。