キャンプ前に台風の予報が出た時どうする?ブログを参考に!

最終更新日:2019/01/15

キャンプに行こうと思っていた時に、天気予報を確認すると、台風が接近していることがありますよね。

台風は進路が変更しやすいため、キャンプ当日に直撃するかどうかは分かりにくいです。

キャンプ場をキャンセルしたほうがいいのか、台風が避けた場合を考えて対策をしたほうがいいのか悩みますよね。

ここでは、実際にキャンプに行った方のブログを参考にしながら、台風が来そうな場合の対処法や対策をお伝えしていきます。

キャンプ計画の前に!過去の台風のデータを参考にしよう

キャンプの計画を立てる前に、台風の発生しやすい時期を知ることができればいいですよね。

そのため、実際に過去三年間の台風の発生数と上陸数を気象庁のデータを元に調べてみました。

台風は、夏から秋にかけて多いイメージがありますが、やはりデータでも7~10月が多い結果が出ました。

発生数は、2017年は、7~10月まで8回、5回、4回、3回。

2016年は、4回、7回、7回、4回。

2015年は、3回、4回、5回、4回でした。

上陸数は、2017年は、7~10月まで1回、1回、1回、1回。

2016年は、0回、4回、2回、0回。

2015年は、2回、1回、1回、0回でした。

発生数と上陸数を見てみると、台風が発生したからといって必ず上陸するわけではなく、台風が発生しただけの場合は慌てなくて良いでしょう。

7~10月は一番台風の上陸が多い月ではありますが、キャンプをするうえでいい季節のこの4か月を、わざわざ避ける必要もないですね。

しかし、キャンプ好きの方のブログを拝見すると、台風が直撃しそうな場合は「キャンプは中止!」であり、「台風の進路の動向を見守る必要がある」と言われる方がほとんどです。

キャンプの日と台風が来る日が近い場合は、台風の動向を一番に考えてください。

キャンプ地は大丈夫?台風の接近する場所を地域別に比較

キャンプを計画している場合、地域によって差があることを知っておけば、事前に気を付けることができます。

そこで、過去3年間の気象庁のデータを元に、台風の接近数を年間ごとに地域別で比較してみました。

すると、沖縄が一番多く、年に7回(2017年)という結果が出ました。

他の地域はというと、大体年に4回、台風が接近していました。

意外かもしれませんが、関東地方の台風の接近が多いことです。

2017年の、沖縄の7回に次ぐ6回(2016年)という数字でしたので、関東地方でのキャンプを考える方は、台風の接近が意外と多いということを頭に入れておくといいですね。

ブログを見てみると、「今回は台風はこない!」と考えてキャンプを決行し、大変な目にあった方もいます。

ですから、キャンプに行く場合は、台風の接近の可能性も考えて、慎重に行動してください。

ブログを参考にしよう!台風並みの強風を避ける場所とは?

台風がほぼ来そうな場合、「キャンプは中止」が基本ですが、台風の進路がそれたり、台風のような強風な時にキャンプをすることがあると思います。

その場合に、テントをどのような場所に設置するかが大事なポイントです。

ここでは、テントを張るのに、強風の影響を受けにくい場所の選び方をご紹介していきます。

テントを張る際、周りに木などがない広い場所では、風を遮るものがないので危険です。

風上側に車を停めて、風よけにしましょう。

林間は風を防ぐように思われますが、木の枝が落ちてきたり、倒木の可能性もありますので、適度な距離を保ってテントを張るようにしてください。

山の中にあるキャンプ場は、森林が風を受けてくれるので、テントにそれほど影響がない場合があります。

ある方のブログには、「キャンプ場が小さな丘で囲まれているために、吹いてくる風を防げる」とありました。

そのキャンプ場は、キャンプ場外の風速がかなり強い場合でも、キャンプ場内は全然風が吹いていないことがよくあるそうです。

テントを設置する場所がどれくらい風の影響を受けやすいか、上記のことを参考にテントを張ると良いですね。

ブログから学ぼう!参考にしたい台風並みの強風対策テント

キャンプのためにテントの購入を考えている方は、台風のような風にも強いテントを選ぶのもひとつの案です。

「強風に強いテント」と考えた場合、まずテントの高さに注意すると良いです。

背の高いテントは、中での作業がしやすく、使い勝手がいいのですが、風に対する耐力が落ちてしまいます。

また、強風の際には、フレームが曲がったり折れたりするトラブルが考えられるのです。

風の影響が心配な場合は、背の低いタイプのテントを選んでください。

あるブログによると「カマボコテント」は強風に強く、低価格のため人気があります。

ほかには、「円錐型のピルツも風に強い」とあります。

テントの高さが気になるのですが、本体が円錐形のためか、風を受け流すようにテントが安定しています。

トンネル型テントも高さが低いため、強風対策にはおすすめです。

テントのデザインなども大事ですが、強風にも耐えられるということであれば、購入の選択肢のひとつとして参考にしてください。

ブログで知る!キャンプ地で強風に襲われる前にしてほしい対処法

キャンプ地で、台風のようにだんだん風が強くなってきて、テントが心配になる方がいらっしゃると思います。

そのような時の対処法を、キャンパーのブログを参考にしながらご説明していきます。

まず、どのキャンパーの方も、「テントやタープをしっかりと固定させること」が大事だと言っています。

テントの補強は、1本のポールにロープを2本しっかりとテンションをかけ、ペグダウンさせます。

ペグは、地面に対して斜め45℃に打ち込みます。

抜け落ちることのないよう、ハンマーなどを使ってしっかり打ち付けてください。

テントの補強のためにペグやロープを多めに持っていくことも大事です。

ペグの長さですが、20cmより短いものは強風にはお勧めできません。

強風の心配がある場合は、30cm以上の長さのものを持っていくことをお勧めします。

固い地面にしっかり打ち付けるには鋳鉄製のペグがいいのですが、もし強風にあおられて飛んで行った場合は、ペグ自体がぶつかり、ケガをする恐れがあります。

ブログによると、風が強い場合は、支持力が強いと言われている、ジュラルミン製のペグが良いです。

風の強い場合は、ペグが重要なことがお分かりいただけましたね。

台風接近!?キャンプ場をキャンセルしたい!

キャンプに行こうと計画していたのに、台風がくるということで、キャンプ場をキャンセルする必要がでてくることがあります。

その場合、慌ててキャンセルすることは避けてください。

台風は、規模や進路によってはキャンプに支障がない場合もあるからです。

まずは、天気予報を随時確認し、キャンプの日まで台風の動向を調べてください。

次に、「やはり台風が直撃しそうだ」という場合です。

キャンパーのブログによると、台風直撃の場合は、キャンセル料がかからないというキャンプ場がほとんどです。

ですから、台風がそれればキャンプの日程を変えるつもりがない場合は、ギリギリまでキャンセルを待つのもいいかもしれません。

事前のキャンセルになると、キャンプ場によってキャンセル料はまちまちのようです。

たいていは、「キャンセルの何日前から何パーセントのキャンセル料がかかるります」と規定があります。

台風などの天候が心配な場合は、キャンプ場にあらかじめ確認しておくといいでしょう。

台風には気をつけてキャンプを安全に楽しもう!

予定していたキャンプ日に台風がくることを想定して、過去の台風が来たデータや強風の際にできる対処法をご紹介してきましたが、いかがでしたか。

キャンプ日に台風が直撃した場合のキャンプは即中止ですが、台風の動向に注意したり、強風だけで済む場合のテントの対処法がお分かりいただけたと思います。

台風が発生した場合は無理せず、天気予報を常に確認して、キャンプを実現させてください。