近年、キャンプブームが到来しています。
そこで今回、スポットを当てるのが「犬連れキャンプ」です。
実際に、犬連れキャンプを楽しみ、ブログでその様子を発信している方もいますよね。
そのようなブログを参考にし、注意すべきことや、守るべきマナーについてお話ししましょう。
キャンプ場に犬連れで行ってもいいの?
そもそも、キャンプ場に犬連れで行っても問題はないのでしょうか。
実際のところ、すべてのキャンプ場がペットの立ち入りを許可している訳ではありません。
世の中には、犬が苦手な方や、アレルギーを持っている方がいるので仕方のないことですね。
もし、犬連れでキャンプに行くことを検討しているという場合は、「ペット可」のキャンプ場を探すことから始めましょう。
また、ペット可のキャンプ場でも、マナーや規則を守れない方々がいるとペット不可になってしまう可能性が考えられます。
周りのキャンプ客に迷惑を掛けないためにも、大切なペットが肩身の狭い思いをしないためにも、楽しみながらも、しっかりとした知識を持ってキャンプをすることが重要です。
実際に、しっかりとマナーや規則を守って、犬連れキャンプを楽しんでいる方は多く存在します。
不安なことなどがある場合は、そのような方々のブログなどを参考にするといいでしょう。
犬連れキャンプをしよう!移動で注意すべきことは?
犬連れOKのキャンプ場が見つかったら、移動中に注意すべきことを考えましょう。
ほとんどの場合、車でキャンプ場まで行くという方が多いですよね。
車での移動は、犬にストレスを与えかねません。
しっかりと、車の移動に慣れることから始めましょう。
きっと、犬連れキャンプブログなどでよく見かける犬も、最初から車移動に慣れていた訳ではないですよね。
また、長時間の移動などの場合、負担を最小限にするため、水分補給やトイレ休憩をしっかりと取りましょう。
その他に、ガソリン臭を消しておくことも大切です。
いつも使用している毛布などを持って行き、出来るだけリラックス状態を保てるようにしてあげるのもいいですね。
そして、出来るのであれば、トイレは出発前に済ましておくべきです。
もし、車内でしてしまった際は、すぐに片付けましょう。
もちろん、SAなどのゴミ箱などに捨てるのはNGです。
ニオイが気になるのであれば、臭わないように加工されている袋や、車の外側に貼り付けることが出来るボックスなど、便利なグッズを使用しましょう。
キャンプで愛犬が病気に?気を付けるべきこととは?
続いては、犬連れキャンプで起こりうる病気についてお話しします。
●害虫
まず、キャンプ場は自然の中にあることがほとんどですよね。
自然には、家ではあまりいないようなノミやダニなどが多く生息しています。
マダニに刺された場合、イボが出来てしまったり、さらには人間への感染の可能性も考えられます。
そのようなことがないよう、キャンプに行く前に薬で予防をしておくことが大切です。
また、現地でもダニなどの害虫が付いていないか、しっかり確認しましょう。
そして、犬連れキャンプブログでもたまに見かけるのが、アブや蜂の被害です。
犬も、人間と同じように、蜂に刺されると刺されたところが腫れ上がります。
もちろん、こうなった場合は、病院の受診が必要になるので、事前に虫除け対策をしておくことが大切です。
●川の水
川の近くでキャンプをする際は、川遊びをすることが多いですよね。
川の水は、菌が含まれていることがあります。
そのような水を飲んでしまうと、下痢を起こすことがあるので気を付けましょう。
また、川の水が毛の中に含まれたままの状態でいると、蒸れて菌が繁殖してしまい衛生的に良くないので、川で遊んだ後は、しっかりと水洗いをしてあげましょう。
その他にも、さまざまな病気に感染することがあるので、事前に調べておきましょう。
ブログから学ぶ!犬連れキャンプのマナー①
先ほどは、犬連れキャンプで、犬を病気から守るために気を付けるべきことについてお話ししました。
ここからは、実際に犬連れキャンプをしている方のブログから学ぶ、周りのキャンプ客に迷惑を掛けないよう守るべきマナーについてお話しします。
●キャンプ場へ知らせる
犬連れでキャンプに行く際は、予約の時点で「犬を連れて行きます」ということを伝えておきましょう。
●放し飼いはNG
キャンプ場は、自然に囲まれていて、気分も開放的になりがちです。
しかし、一緒に散歩をする時にはリードをし、調理や就寝の際にはテントサイトにしっかりとつないでおきましょう。
冒頭でもお話ししましたが、世の中には、犬が苦手な方やアレルギーを持っている方もいますよね。
愛犬を信頼しているという方もいるかもしれませんが、トラブルを避ける為にも守るべきことです。
●挨拶は欠かさずに
犬連れキャンプだけに言えることではありませんが、近隣のキャンプ客への挨拶はしっかりと行っておきましょう。
犬連れです、ということも伝えておくといいですね。
ブログから学ぶ!犬連れキャンプのマナー②
●吠えた時の対応
キャンプ場は、静かな雰囲気が好きという方も訪れます。
昼間の場合は、まだ気になることは少ないかもしれませんが、夜中となると大きな迷惑を掛けます。
犬によって対応は違いますが、吠えないような工夫をしましょう。
しつけをしておくことはもちろん、外で寝かせるのではなく、テント内で一緒に寝るなどです。
もし、夜中に吠えてしまった場合は、翌朝になったら近隣のキャンプ客に一言お詫びをしましょう。
●ブラッシング
他のキャンプ客の食事中にブラッシングをしたり、風上でブラッシングをすることは厳禁です。
何度も書いていますが、アレルギーを持っている方もいます。
しっかりと、時間や場所を考えて行いましょう。
もちろん、抜け毛は放置せずに持ち帰りましょうね。
●トイレの処理
散歩をしていて、マーキングをしてしまうことがあります。
そのような場合は、ペットボトルに入れた水で流しておきましょう。
また、フンをした場合は、必ず取り除いて水で綺麗に洗い流します。
●犬同士のトラブル
犬連れOKのキャンプ場であれば、もちろん他の犬がいる可能性もありますよね。
ケンカにならないよう、リードで繋ぎ止めて距離を取りましょう。
ブログを書いている方々は、これらのマナーをしっかりと守り、キャンプを楽しんでいます。
一人でもマナーを守れない方がいると、この先犬連れOKのキャンプ場が減っていくことも考えられます。
一人一人の意識が大切ということですね。
犬連れキャンプブログでよく見かけるあったら便利なアイテム!
では、最後に犬連れキャンプであると便利なアイテムをご紹介します。
実際に、ブログで見かけたことがあるというものもあるのではないでしょうか?
●ビニールホース
自然の中で、存分にはしゃいで泥まみれなんてこともありますよね。
そんな時は、水道にビニールホースを繋げれば簡単に洗ってあげることが出来ます。
●犬用ライフジャケット
川の近くや海沿いでのキャンプとなると、水辺で遊ぶこともありますよね。
そんな時には、犬用のライフジャケットを持って行きましょう。
水が苦手という犬も、自然に囲まれた大きな海や川を見ると、入ってみたくなるかもしれませんね。
●カラビナ
キャンプの必須アイテム、カラビナですが、クライミング用のものは犬連れキャンプでも活躍します。
例えば、テントサイトにペグを打ち込み、そこにカラビナを取り付けリードを繋ぐことも出来ます。
●速乾タオル
川遊びなどの後に、水洗いをしたら速乾タオルで拭き取ってあげましょう。
すぐに乾くので、とても便利です。
犬連れキャンプにチャレンジしよう!
今回は、犬連れキャンプで注意すべきことや、守るべきマナーなどについて詳しくお話ししました。
ブログを見てもわかるように、犬を飼っている方は、愛犬も家族の一員として考えていますよね。
これを機に、愛犬と一緒にキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。