コールマンは有名なアウトドア用品専門のブランドです。
キャンパーでなくとも、1度は聞いたことのある名前ではないでしょうか。
アウトドアブランドのため、コールマンはテントの種類が大変豊富です。
その中でも「アテナ」シリーズのテントは人気が高く、ファンが多いと聞きます。
そんなアテナシリーズの特徴と設営方法をご紹介します。
簡単に設営できる!コールマン・テントのラインナップ
もともとコールマンはアメリカのメーカーで、創業当初はガソリン式ランプの販売・修理を行っていました。
その後、今のように様々なキャンパーに愛される、アウトドア用品の人気店となったのです。
そんなコールマンのテントは、種類が豊富です。
どんな種類があるか、いくつかご紹介します。
・ツーリングドーム/LX(2~3人用)
1人でも設営できるコンパクトシリーズです。
前室が高いので、開放感があるのが特徴です。
・サンドーム グリーン(3人用)
1人で設営が可能で、電気コードの引き込み口がついています。
防水加工になっているので、雨の日も安心です。
・BCクロスドーム/270(4~5人用)
コールマンの中で、最もベーシックなテントです。
シンプルで設営もしやすい定番モデルです。
・インスタントツールームドームテント(8人用)
8人用と大型なのに、設営に10分かからないと言われています。
室内をパーテーションで仕切って、2部屋にできる特徴があります。
・アテナ トンネル2ルームハウス/LDX
寝室スペースと作業スペースが分かれている大型のテントです。
雨・風を避けることが可能で、ゆったり過ごすことができます。
いかがでしたか。
一部のみのご紹介ですが、様々な種類のテントがあります。
その中でも人気の高い「アテナ」シリーズの詳しいご紹介をさせていただきます。
コールマン・アテナ「トンネル2ルームハウス」の魅力
コールマン・人気のアテナシリーズ「トンネル2ルーム」について詳しくご紹介します。
その名の通り、トンネル型の大きなテントになっています。
奥が寝室、手前が作業スペースになっており、2つの部屋のように分かれているのです。
寒い時期にキャンプを行っても、きちんと寝室を閉めれば防寒になるので安心です。
リビングルーム(作業スペース)は、料理をしたり食事をとったりできます。
アテナはリビングルームが広いので、ファミリーキャンパーにおすすめのテントとなります。
また、アテナは機能面も優れています。
大きな窓やルーフフライ、ランタンハンガーが設置されています。
さらに、電気コードの引き込み口もついているのです。
そして、テント全周が「スカート」になっています。
スカートとはその名の通り、テント幕が外に向かって開いている状態を指します。
これによって、虫や冷気をシャットアウトできるのです。
今は1年を通してアウトドアを楽しむ人が増えているので、寒い時期に嬉しい機能ですね。
アテナのトンネル2ルームハウスは10万円以内で購入できるテントです。
この機能と広さなら、十分ではないでしょうか。
続いて設営方法のご紹介になります。
コールマン・アテナ「トンネル2ルームハウス」の設営手順
コールマン・アテナのトンネル2ルームハウスの設営手順をご紹介します。
こちらは大型テントですが、一人でも設営が可能です。
設営に必要なもののご案内です。
・アウターテント
・ポール類(フレーム用4本、ひさし用1本)
①フレームポール4本は、湾曲していることを確認します。
②テント本体を広げます。
③前から順番に端を仮ペグしていきます。
④ポールスリープにシルバーポール3本とレッドポール1本を通します。
⑤1番前の2ヶ所をペグ打ちします。
⑥後ろのポールを持って一気に立ち上げます。
⑦1番後ろを2ヶ所ペグ打ちします。
⑧全体の位置を調整したら完成です。
基本的には本体を広げてポールスリーブにポールを通す、といった手順になります。
ポールエンドはグロメットがあるので、そこにさすだけです。
さらに通すポールも、スリーブが色別に分かれているのでわかりやすいでしょう。
トンネルテントはポールをクロスさせる要素がありません。
そのため比較的簡単に設営が可能です。
コールマン・アテナ「スクリーン2ルームハウス」の特徴は?
コールマン・アテナシリーズで人気の、スクリーン2ルームハウスのご紹介になります。
さきほどご紹介したトンネル2ルームハウスよりも、一回り小振りのテントになります。
しかし奥に寝室、手前が作業スペースと、きちんと別れています。
一般的なテントよりはゆったりと、大きい作りになっています。
幕の素材は「リップストップファブリック」を使用しており、破れに強い素材になっています。
また各縫目も十分に縫われているので、多少の強さで引っ張ってもびくともしません。
防水加工になっているので、雨の日でも問題なく使用できます。
四方エプロンになっているので、結構な雨が降っても浸水することはないでしょう。
他にも良い点はあります。
アルミポールを使用しているので軽くてとても丈夫です。
テントの中の天井も高くなっています。
作業スペースは、机(1200×500)、椅子4脚、クーラーボックス、キッチン代を入れてもまだ余裕があります。
そのため、ファミリーで使うのにいいテントです。
設営はとても簡単で、慣れると1人で行えると聞きます。
トンネル2ルームまではいかなくとも、大きめでくつろげるテントを探してる人におすすめとなります。
コールマン・アテナ「スクリーン2ルームハウス」の設営手順
コールマン・アテナのスクリーン2ルームハウスの設営手順をご紹介します。
こちらも慣れれば一人でも設営が可能です。
設営に必要なもののご案内です。
・アウターテント
・ポール類(リッジ1本、メイン2本、リアメイン2本、フロント1本、ミドル1本)
①テントを広げます
②リッジポールを通します。
③メインポールをテント横のスリーブに通し、リッジポールと接続します。
この時「IN」マークが下を向くようにします。
反対側も同じように行います。
④メインポールを立ち上げるとリビング部分が自立し、ドーム状になります。
⑤更にフロントポールとミドルポールをつなげます。
先ほどよりしっかりとしたドーム状になります。
⑥リアメインポール2本で寝室部分を立てます。
ここまで行うと自立状態になります。
全体の位置を調整して完成です。
2ルームハウスのテントにしては、一人で設営するのに無理のない構造だと言われています。
付属にロープがついているのでキャノピーも建てることができます。
大きな日よけになるので、ぜひ設置しましょう。
アテナシーズのメンテナンスは?テントクリーニングとは?
コールマンのテント、アテナは「クリーニングに出せる」のをご存知ですか。
アテナでなくとも、いくら丈夫なテントを購入しても、メンテナンスを怠ると破損の原因になります。
テントクリーニングを行う条件はいくつかあります。
・前回使用してからメンテナンスをしていない
・買ってから一回もクリーニングをしていない
・雨の日にテントを設営した
・雨の後テントを乾かしていない
・テントの水弾きが悪くなった
いかがですか。
どれか一つでも当てはまるなら、テントクリーニングをおすすめします。
クリーニング店では、テントの構造や生地を見極め、手洗いか機械洗いかを選択します。
テントが丸ごと洗える大型の洗濯機も置いてあります。
これによって、高い洗浄力で頑固な汚れをしっかり落とせるのです。
アウトドア用品の専門クリーニング店なので、仕上がりは一目瞭然です。
お店によっては「デラックスコース」と「エコノミーコース」の2コースがあります。
デラックスコースは仕上げにアイロンがついていたりと、シーズンオフにメンテナンスを行う場合におすすめです。
エコノミーコースはまだテントが新しく、こまめにメンテナンスしたい人におすすめです。
エコノミーコースでしたら1万円以下でクリーニングに出せるテントが多いです。
長くテントを使うために、ぜひご検討ください。
コールマンのアテナは魅力的である
いかがでしたか。
コールマンで人気のアテナシリーズのテントをご紹介させていただきました。
大型のテントなのに一人で設置ができる、良い構造のテントだという事が分かりました。
2ルームハウステントは寝室とリビングが分かれていて、ゆったりとストレスなく過ごすことができます。
まるで自分だけの別荘のようです。
アテナで行うキャンプは、家族との最高の良い思い出になるでしょう。