スノーピークのタープは、シーンや人数に合わせてさまざまなサイズや形のものを取り揃えています。
シリーズや形状によって張り方はいろいろありますが、スノーピークのタープは初心者でも張りやすいと評判です。
今回の記事では、スノーピークで取り扱っている代表的なタープをご紹介します。
また、おすすめのタープも併せてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
スノーピークのタープをおすすめする理由
メイドインジャパンのアウトドアブランドとして名高いスノーピークは、その品質の高さから多くのキャンパーに愛されています。
スノーピークのタープは張り方も簡単なので、初心者から上級者まで使う人を選びません。
そんなスノーピークのタープは、どのようにして生まれたのでしょうか。
スノーピークの本社は、新潟県三条市にあります。
隣接する燕市とあわせて「燕三条」というと、有名なものづくりの町ですね。
江戸時代から受け継がれてきた職人の技術が、そのままタープにも生かされています。
表面に施されたテフロン撥水加工や遮光ピグメントPU加工は、タープの下に快適な空間を生み出してくれます。
デザインはシンプルでありながら機能美に優れ、無駄のない曲線は美しささえ感じさせます。
自然に溶け込み景観の邪魔をしないデザインですので、多くの人に愛されています。
また、メイドインジャパンの品質ですから、アフターサービスも充実しています。
スノーピークのアイテムを購入したことがある人は驚かれたかもしれませんが、スノーピークのアイテムには保証書が付いていません。
製品に責任を持つのは当たり前という考えのもと、製品に欠陥があった場合は無償で修理・交換をしてくれるので、保証書は必要ないのです。
それ以外の原因による修理の場合には、適正な価格で修理してくれるので安心です。
ただ、経年劣化や激しい損傷の場合は修理できない場合もありますので、購入したお店や窓口でまずは相談してみると良いかもしれません。
そして、商品開発についての熱意は目を見張るものがあります。
スノーピークのタープは厳しいテストを重ねて開発されています。
「自分たちもユーザー」というポリシーのもとで開発されているからこそ、素晴らしい製品を次々と生み出しているのですね。
定番ヘキサタープはひとつ持っておくと安心
定番のタープであるヘキサタープは、スノーピークでも人気アイテムです。
ヘキサタープとは、六角形(ヘキサゴン)をしている一枚布のタープのことです。
基本の張り方としては、2本のメインポールを立てて、サイドの角をペグダウンする張り方です。
慣れてくれば素早く設営できるシンプルさが人気の理由でもあります。
もちろんソロでも設営できますよ。
また、風に強いのもポイントです。
開放感があり、スタイルによって張り方を変えられるのも魅力のひとつです。
▲スノーピーク アメニティタープ ヘキサLセット[6人用]
エントリーラインのヘキサタープです。
低価格に設定されているため、初めてのタープにおすすめです。
ペグやポールもセットになっているため、このセットを買うだけでタープを張ることができます。
低価格といっても、品質も満足のいくものになっています。
キャンプをするのであれば、ひとつ持っておくと便利です。
張り方のバリエーションが豊富なレクタタープ
レクタタープは、長方形のタープです。
シンプルな形なので、張り方のアレンジの自由度が高くなっています。
タープの隅に付いているハトメ部分「グロメット」によって、ポールの抜き差しを簡単に行うことができます。
このポールによって、さまざまな張り方が可能になっています。
長方形というシンプルな形ゆえ、たたんで片付けるのも簡単です。
子どもと一緒にタープのはしを持って、たたんでお片づけをするのも楽しいですよ。
▲スノーピーク HDタープ シールド・レクタ(L)
人数や状況によって、設営のバリエーションを変えることができます。
例えば、タープの下に大きな面積の日影を作る張り方もできるため、大人数のキャンプでもおすすめです。
また、Lサイズのレクタタープはグロメットが2ヶ所多く設置されているため、うまく利用すれば屋根に加えて西日などを遮るヒサシをつくることもできます。
別々に買いそろえるのが面倒という人のために、セットもあります。
▲スノーピーク HDタープ シールド・レクタ(L)Proセット[8人用]
こちらは、ポール・ペグ・ロープ・ペグハンマーなどがセットになっているため、買ってすぐにタープを張ることができます。
少人数にはスノーピークのポンタ!軽量で張り方も簡単
少人数のキャンプにおすすめなのが、ポンタシリーズです。
レクタの使いやすさをそのまま小型化したタープになっています。
▲スノーピーク ライトタープ ポンタシールド[2人用]
レクタを小型化した形をしていますが、大きな違いはその手軽さです。
ポール2本があれば自立するため、張り方がとても簡単です。
また、重量は570gしかありませんので、キャンプだけでなくハイキングなどのアウトドアの際に持ち運んで使うこともできます。
1~2名が過ごせる程度の大きさですので、ちょっとお昼寝というときに活躍してくれますよ。
しかもレクタと同様に、さまざまな張り方のバリエーションがあります。
例えば、シートの片側にポールを立てて、反対側はロープでテンションをかければ、簡易的なヒサシができます。
休憩をする日陰には十分です。
中央にポールを立てて設営すれば、小さなレクタタープになります。
キャンプだけでなく、外遊びや少人数のお出かけで使いたいというときにおすすめのタープです。
スノーピーク最小のタープ!張り方もポール1本で!
スノーピークは、ポンタよりもさらに小型のタープも扱っています。
▲スノーピーク ライトタープ ペンタシールド[1人用]
ペンタは1人用のタープで、ポール1本だけで設営できるためソロキャンパーに人気を集めています。
変形五角形の形状で、センタートップにポールを1本立てるだけという張り方なので、1人でも初心者でも簡単に設営できるようになっています。
しかも、ペンタ専用のポールがなくてもトレッキングポールやパドルなどを代用した張り方もできるのが特徴です。
そして、なんといってもペンタはそのコンパクトさが魅力です。
重量は790gで、たためばバックパックにも当然収納できます。
1本のポールで設営できるため、ほかの備品をもっていく必要がなく、バイク旅など荷物を減らしたいときに最適です。
小さくてもスノーピークならではの高品質なタープであることに変わりはありません。
耐水性が高く、遮光性の高さも高く評価されています。
設営した姿は飛行機のような美しさがありますので、それがお気に入りという人もいるようです。
スノーピークのタープを買うときの注意点
スノーピークのタープはサイズや形など、使うシーンに合わせてさまざまな製品を展開しています。
スノーピークのタープを買うときに注意しなければならないことは、ポールが付属しているかどうかの確認です。
アイテムによっては、ポールが別売りになっているため、買う前に確認しておきましょう。
タープによって対応しているポールが違いますし、使いたい高さによっても違ってきます。
タープを買うときに、張り方によってどのポールを選べば良いのか店員さんに相談してみるのもおすすめです。
どれを選べば良いのかわからないというときは、セットを買うのもひとつの手です。
スノーピークのタープセットは、初心者でもすぐにタープを張ることができますし、説明書もあるので張り方に迷うこともありません。
そしてもうひとつ気を付けてほしいのが、焚き火です。
スノーピークのタープは難燃性ではありません。
タープの天井を高くしたとしても、タープの下で焚き火をするのは危険です。
タープに穴が空いてしまったり、最悪の場合燃え広がってしまうこともあります。
スノーピークのタープの下では焚き火はできないと考えておきましょう。
スノーピークなら満足できるタープが見つかる!
キャンプを始めると、必要なアイテムはテントだけではないということがすぐにわかります。
強い日差しを遮ってくれたり、雨を遮ってくれたりするタープの存在は必須です。
スノーピークのタープは、初心者にも扱いやすく上級者でも満足できる品質を持ち合わせています。
さまざまなタープがありますので、使うシーンや自分に合ったアイテムが見つかることでしょう。