キャンプで夜を過ごすとき、自然の中は大変暗いので、灯りをともす道具は必需品です。
ライトを使用すれば、テント内や手元が良く見えて便利なのでそれも必要ですが、ガスを使用した「ランタン」も雰囲気がでるので人気です。
この記事では、人気アウトドアブランド、スノーピークのランタン「ノクターン」を中心に風による影響などもご紹介します。
人気ブランドスノーピークの歴史を振り返ろう!
スノーピークで人気のランタン「ノクターン」についてご紹介する前に、スノーピークの歴史を少しだけ振り返ります。
スノーピーク社は、日本発祥の総合アウトド用品のメーカーで、本社は新潟県にあります。
日本のアウトドアメーカーですが、現在では海外にも積極的に出店し、世界的に知られています。
スノーピーク社の前身は1958年に設立された、金物問屋です。
その後、登山家である創立者が、当時の登山用品に満足いかず、自身で登山用品を作り始めたのがアウトドア用品に携わるきっかけでした。
「本当に欲しいものを自分で作る」という志で、1963年にスノーピークを商標登録します。
1976年には、自社工場を設立し、会社の規模拡大させていきます。
1988年には、オートキャンプ事業を本格始動させます。
1998年からは、キャンプイベント「Snow Peak Way」をスタートさせ、その後は直営店を出店し始めます。
2015年になると、東証一部上場を果たしている、大人気のブランドです。
このような歴史のある、人気ブランドのスノーピークから販売しているノクターンとはどのようなランタンなのでしょうか。
口コミでは「風に弱い」との感想もあるので、後述していきます。
スノーピークのノクターンを点火したときの様子とは?
スノーピークのノクターンの正式製品名は、「リトルランプ ノクターン」です。
こちらは、ガスを使ったランタンで、スノーピークのこだわりが詰まったランタンです。
大変人気があるため、一時的に品薄状態になり、手に入らないこともあったようです。
まず、スノーピークのノクターンのを点灯したときの様子をご紹介していきます。
ライトやLEDランタンなど他の灯りを付けずに、暗い中でノクターンに点火すると、ロウソクよりかなり明るい灯りを見ることができます。
燃焼音などは聞こえず、本当に静かに炎が暗闇にゆらめいているのが印象的です。
テーブルの上に置いて使用すれば、良い雰囲気で、夕食をとることができます。
メインランプにするほどの光の量はありませんが、テーブルランプにするには十分な明るさがあるます。
風が無くても炎がゆれるので、炎のゆらめきを眺めてリラックスしたい方にはぴったりのランタンです。
炎の量を最大にすると、揺れが少し増すので試してみてください。
風で炎が消えやすい!スノーピークのノクターン
さて、前述したように、スノーピークのノクターンは「風に弱い」との感想があります。
シンプルな構造で、低燃費なため、実用性を重視する方にはおすすめできないかもしれません。
1番の目的は、柔らかな光を楽しむことにあるのです。
しかし、実際「風がテント内に吹き込むと消えてしまう」「軽く風が吹いただけでも、火が消えてしまう」と言った意見も多いです。
風に弱いのは、ガスの特性でもあります。
また、ノクターンの下部にある、点火部分から風が入りやすくなっているのも原因のようです。
「キャンドルランタンより風に弱い」「雰囲気が良いだけにここは少し残念」といった感想もありました。
ただ、実用性に満足がいかなくても、「ノクターンの何とも言えない炎の魅力が上回り、満足」といった感想も沢山見られました。
風で炎が消えやすいことが分かっていても、その魅力が上回って人気のランタンです。
風に弱くても他に魅力がいっぱい!スノーピークのノクターン!
ではここで、ノクターンの商品紹介をします。
【スノーピーク:リトルランプ ノクターン】
・参考価格 3,740円
・サイズ:42ミリ×40ミリ×105ミリ
・重量:102g
円柱形のフォルムに、アルミ合金パーツが使用されていて、高級感がありスタイリッシュなデザインです。
ガスの消費量が少なく、風に弱い点を考慮に入れても、コストパフォーマンスが高いランタンです。
実際に購入して使用した方の感想は「点火しやすく雰囲気がよい」「ケース付きで携帯がしやすい」「非常にコンパクト」などが見られました。
使用しやすく、コンパクトなので持ち運びに便利です。
次にご紹介するのが、「OD缶」(ガス缶)です。
【スノーピーク:ギガパワーガス110プロイソ GP-110GR【OD缶】】
・参考価格 432円
これはノクターンを購入時に、合わせて購入していただきたいものです。
コンパクトで携帯性が良く、見た目もシックでシンプルなデザインのOD缶です。
数種類あるOD缶のうち、ノクターンの見た目が一番すっきりと魅力的に見えるのが「110サイズ」です。
長期間使用する方は、大きいサイズを選びたいところですが、見た目を重視するなら110サイズがおすすめです。
スノーピークのノクターンと同様に大人気のコールマンのランタン!
ここまで、スノーピークのノクターンについてご紹介してきました。
ここからは、スノーピークのノクターンとよく比較される、コールマンのルミエールランタンに少し触れていきます。
コールマンのルミエールランタンは、ノクターンと同様、売り切れがでるほどの人気商品です。
ガス燃料として、マントルを使わない、キャンドル型のクラシックなデザインです。
キャンドルのように、先端に掛けて徐々に細くなる、曲線を取り入れたデザインで、ガス缶のグリーンとマッチして一層レトロ感を演出しています。
ここで、スノーピークのノクターンと比較していきましょう。
まずはサイズです。
ガス缶を付けたまま2つのランタンを並べてみると、ルミエールランプの方がずい分大きいです。
ランプだけにして比べてみても、ルミエールランタンはノクターンの約2倍はあります。
実際のサイズは以下の通りです。
ルミエールランタン:73ミリ×6ミリ×183ミリ、重量:210グラム
ノクターン:47ミリ×4ミリ×105ミリ、重量:102グラム
次の項では、ルミエールランタンの明るさや風が吹いた時の炎の様子などをご紹介します。
風に強い!コールマンのルミエールランタン
では、コールマンのルミエールランタンの明さと、スノーピークのノクターンの明るさをランタンを並べて比較してみましょう。
明るさを比較するとどちらも全く変わりません。
ただ、ルミエールランタンの大きさが大きい分、少し明るく感じる方もいるかもしれません。
炎のゆらめき方ですが、炎の大きさを最大にしてみると、ルミエールランタンの方がかなり大きくゆらめきます。
大きな炎のゆらめきを見たい方には、こちらがおすすめです。
また、風に弱いスノーピークのノクターンに比べて、コールマンのルミエールランタンは「風に強い」との感想が多いです。
「かなり強い風の日でも炎が安定している」といった感想が見られました。
ルミエールランタンに関しては、風ですぐ炎がきえてしまうという心配はなさそうです。
ただ、ご紹介してきたように、ノクターンはコンパクトで携帯性に優れ、他に魅力的な点も沢山あるので、ご自身の好みで選んでくださいね。
【コールマン:ルミエールランタン】
・参考価格 5,400円より
好みで選ぼう!空間を彩るおしゃれなランタン!
スノーピークのノクターンを中心に、色々とご紹介いたしました。
コンパクトで携帯性に優れた、見た目におしゃれなランタンでキャンプでの食卓を、雰囲気のよいものにしたいですよね。
携帯性などを重視する方には、スノーピークのノクターンがおすすめですよ。
風の影響が気になる方には、コールマンのルミエールランタンもあるので検討してみてください。
ご自身の好みで、ぴったりのものが見つかるといいですね。