人気ブランドモンベルのカッパ!気になるその洗濯方法とは?

最終更新日:2019/01/15

「山の天気は変わりやすい」とよく言われます。

登山やアウトドアに出掛ける時、持っていく必要があるものの一つにカッパ(レインウェア)があります。

アウトドアの最中に雨に降られると、屋内に逃げ込むことも出来ないので、普段雨に降られるより、さらに過酷な状況になってしまうでしょう。

この記事では、アウトドアで快適に着用できる、人気ブランドモンベルのカッパと、その洗濯方法についてご紹介します。

高品質で低価格!日本の風土に合わせて改良されたモンベルのカッパ!

日本発祥の大人気ブランドモンベルは、日本の風土や、日本人の体格に合わせたアウトドア商品を開発、販売しています。

1975年に創業された、歴史あるモンベルの創業者、辰野勇氏自身は登山家であるため、山で雨に降られた時の状況などを熟知しています。

その経験から、カッパも雨の多い日本の気候に合わせて作られ、「より良いものを」と品質改良を重ねてきました。

モンベルでは、目的や用途別に、沢山の種類のカッパを取り揃えています。

モンベルのカッパは、アウトドアはもちろんのこと、普段使いもでき、高品質で低価格です。

それでは、モンベルのカッパの素材とはどのようなものなのでしょうか。

モンベルのカッパの素材は雨からの濡れを防ぐ「防水性」と、カッパの内側をドライに保つ「透湿性」を持ち、表地や裏地にはこれらが使われています。

「防水透湿性」に優れたモンベルのカッパですが、その洗濯方法も気になりますよね。

大人気!防水性と同時に浸透性に優れたモンベルのカッパ!

上述した通り、モンベルのカッパの素材は、防水透湿性に優れています。

ゴアテックス ファブリクスやモンベル独自の素材であるドライテックなどの防水透湿性素材を使っているからです。

カッパは防水性はもちろん大事ですが、同時に透湿性も重要です。

それでは、透湿性の重要性についてご説明します。

蒸れを放出する透湿性が低いと、かいた汗が行き場をなくし、カッパの内側に水滴となって発生します。

「カッパを着ているのに体が濡れてしまう」という経験をされた人は、透湿性の低いカッパが原因です。

また、このような状態でいると、体を温めようと体力を消耗してしまい、アウトドアで必要なエネルギーが失われてしまいます。

低体温症を引き起こしてしまう可能性もあるので、十分気を付けましょう。

これを踏まえて、カッパを購入する際には、防水性だけでなく透湿性にも注意したいですよね。

合わせて、洗濯も重要なので、購入時には洗濯絵表示も見てみることをおすすめします。

3種類に分かれたカッパ素材!最高級のゴアテックス・ファブリックス

モンベルのカッパ素材は、用途の他に、軽さ、コストパフォーマンスなどに合わせて使い分けられています。

それでは素材をご紹介します。

●ゴアテックス・ファブリックス

あらゆるシチュエーションで高い効果を発揮する、世界トップレベルの防水浸透性を持った素材です。

●ゴアウィンドストッパー

高い浸透性と同時に、シームテープ処理をすることで、高い防水性を兼ね備えています。

●ドライテック

防水性、浸透性を保った、モンベル独自の素材です。

ここからは、ゴアテックス・ファブリックスを使用したカッパと、その洗濯方法についてご紹介していきます。

【モンベル:トレントフライヤー ジャケット メンズ】

・参考価格 21,000円

・重量 179グラム

透湿性・防水性を1から5で示します。

・透湿性 5

・防水性 5

最高レベルの防水浸透性と軽量を兼ね備えた、優秀な一着です。

袖口や裾の接合部分の耐水性を強くするなど、カッパとしての機能を最大限高めるために、細部にまでこだわって作られています。

運動量が多いシーンで、使用することが多いです。

ゴアテックス・ファブリックスを使用したカッパと洗濯の重要性!

次にご紹介する、ゴアテックス・ファブリックスを使用したカッパがこちらです。

【モンベル:ストームクルーザー ジャケット メンズ】

・参考価格 19,500円

・重量 257グラム

・透湿性 4

・防水性 5

モンベルを代表するカッパです。

縫う箇所を減らし、かなりの軽量化を図りました。

また、独自の技術を導入し、これまでとは違う、柔らかい着心地に仕上がっています。

無駄のないシンプルなデザインのカッパです。

カッパとしてはもちろんのこと、ウィンドブレーカーとしても使用できます。

このように、高性能なゴアテックス素材のモンベルのカッパですが、この性能を保つために、最も大切なことは洗濯です。

カッパを正しい方法で洗濯することで、撥水性能が回復し、本来の高い防水浸透性を保つことができるのです。

ゴアテックス素材は雨などを通さず、カッパの内部の蒸れだけを通す機能を持った素材です。

しかし、洗濯を怠ると撥水性能が無くなり、生地の表面に付いた水が織目を塞いでしまいます。

そのため、蒸れ(水蒸気)が外に逃げることが出来ず、結露の原因になってしまうのです。

高品質なモンベルのゴアテックス・ファブリックスのカッパの洗濯方法①

「洗濯をすると、逆に、カッパを生地を傷めてしまうかもしれない」と考えて、使用後そのままにしてしまうこともあるかもしれません。

しかし、使用後は必ず毎回洗濯しましょう。

アウトドアで使用後は、目では見えにくい様々な汚れが付いているので、そのままにしておくと、カッパの寿命を縮めてしまいます。

長く着るためには、こまめに洗濯することが大切です。

それでは、洗濯方法を説明していきます。

ドラム式でも縦型でも洗い方に変わりはありません。

①洗濯絵表示の確認をします。

ファスナーなどの付属品が洗濯機対応ではないものもあるので、その場合は手洗いしましょう。

②洗濯機に入れます。

その前に、ファスナーやベルクロを閉じます。

収納タイプのフードが付いている場合は出しておきましょう。

③合成洗剤で洗濯します。

モンベルでは、こちらの洗剤を販売しています。

【モンベル:O.D.メンテナンス ベースクリーナー 400ミリリットル】

・参考価格 1,000円

汗や皮脂をよく落とすのと同時に、ゴアテックスやドライテックなどの防水透湿性を使った製品の洗濯に最適です。

他の専用洗剤を使っても、大丈夫です。

④十分にすすぎます。(通常の2倍)

防水素材なので、水が生地に入って行きにくいです。

洗剤成分が残らないよう、通常の2倍ほどの長さですすぎを行ってください。

また、脱水機を使用すると、遠心力がかかり洗濯機が故障してしまう恐れがあるため、脱水機は使用しないでください。

高品質なモンベルのゴアテックス・ファブリックスのカッパの洗濯方法②

すすぎの工程の次には、乾燥させていきます。

⑤乾燥機で乾かします。

洗濯絵表示タグを確認してから、乾燥機にかけましょう。

撥水性を回復させ、シミ予防になるため、出来る場合は乾燥機にかけることをおすすめします。

ゴアテックス素材のカッパは、ほとんどが乾燥機にかけられます。

しかし、あまり古いカッパになると破損の原因になるのでやめましょう。

乾燥機が使用できない場合は、下記の⑥・⑦・⑧の順に進みます。

⑥生地を絞らず水を軽く切ります。

強く絞ってしまうと生地を傷める原因になるので、軽く水を切るくらいにします。

⑦陰干しします。

紫外線は生地に良くないので、風通しの良い日陰で干しましょう。

⑧あて布をしてアイロンがけをします。

撥水性能を甦らせるために、自然乾燥した後はアイロンをかけます。

その時、必ず低い温度に設定し、あて布を使用します。

「繰り返し使っているので、撥水性が無くなってきた」という人には、こちらをおすすめします。

【モンベル:S.R.スプレー170ミリリットル】

汚れも防ぐ、撥水、撥油スプレーです。

カッパなどのレインウェアはもちろんテントやタープにも使用できます。

綿やウールにも使えるスプレーです。

洗濯後に使用してください。

大事な一着を長持ちさせるために使用後は毎回洗濯をしよう!

モンベルでは、沢山の種類のカッパを販売しています。

高品質なゴアテックス素材のカッパを手に入れたら、できるだけ長く使いたいですよね。

そのためには、使用後の洗濯が重要です。

少し手間は掛かりますが、お気に入りのカッパを長持ちさせる為にも、使用後は毎回洗濯をしてみてくださいね。

こちらも合わせてご覧ください。