ユニフレームのケトル2種類、機能性or収納性どちらを選ぶ?

最終更新日:2019/01/15

ユニフレームのケトルは2種類ありますが、それぞれ特徴が異なります。

機能性を重視するのか、収納性を重視するのか、使いたい場面や人数によって、どちらが良いのか選ぶ必要があります。

ユニフレームのケトルは、どれもシンプルでありながら高品質でもあります。

どちらを選んでも後悔はしないと思いますが、それぞれの特徴をつかんで、より必要としているアイテムを手に入れましょう。

ユニフレームのケトルは2種類ある

ユニフレームは、アウトドアブランドの中でも長年にわたり手堅い評価を得ています。

その理由は、高品質なアイテムをリーズナブルな値段で提供することに定評があり、キャンパーの多くに信頼され続けているからです。

ユニフレームの本社は、新潟県燕市にあります。

1985年、上越新幹線の上野駅乗り入れの日に株式会社ユニフレームは創設されました。

「ユニークな炎(フレーム)を創造する」という理念から、日本の風土や文化に合わせたアウトドアスタイルを提案し続けています。

現在の社名は「株式会社新越ワークス」ですが、ユニフレームのブランドはそのまま継続されています。

さて、ユニフレームの多くのアイテムの中から今回ご紹介するのは、『ケトル』です。

アウトドアの際にお湯は重要な存在です。

温かい飲み物は、冷え切った体を温めてくれますし、体が温まればリラックスもできます。

温かい飲み物があるだけで、次へ進むエネルギーが湧いてきますよね。

もちろんケトルがなくてもお湯を沸かすことはできますが、マグカップやカップ麺にお湯を注ぐときには、やはりケトルが大活躍するのです。

ユニフレームのケトルは、2種類あります。

『キャンプケトル』と『山ケトル』です。

それぞれ機能性や収納性など特徴が違いますので、ご紹介していきます。

キャンプケトルは縦長タイプ

まずご紹介するのは、『キャンプケトル』です。

キャンプケトルは、縦長タイプのケトルです。

キャンプケトルの仕様を見てみましょう。

『ユニフレーム キャンプケトル』

<サイズ>
約Φ130×(高さ)220mm

<重量>
約600g

<適正容量>
約1.6L

注意点として、IHクッキングヒーターでは使用できないということを覚えておいてください。

容量は1.6Lと、これだけのお湯を沸かすことができれば、足りないということは少ないと思います。

ただ、カップ麺を一度にいくつも食べたい、というような人もいますよね。

そんな人のために、もうワンサイズ大きなケトルもあります。

『ユニフレーム キャンプケトルジャンボ』(2018年限定商品)

<サイズ>
約Φ154×(高さ)253mm

<重量>
約830g

<適正容量>
約2.5L

キャンプケトルと同様にIHクッキングヒーターでは使用できません。

数量限定のため、欲しい方は早めに手に入れることをおすすめします。

キャンプケトルの欠点はやはり収納性です。

軽量で頑丈ではありますが、持ち運びにはかさばってしまうのです。

持ち運びの際には、すすで汚れたキャンプケトルをそのまま収納できるケースがありますので、そちらを利用すると便利ですよ。

機能性抜群なユニフレームのキャンプケトル

ユニフレームのキャンプケトルは、収納性はイマイチですが、お湯を沸かすという機能性を重視したつくりになっています。

ステンレス製のシンプルなケトルは、置いておくだけでもおしゃれなデザインです。

おしゃれなキッチンアイテムが置いてあるだけで、キャンプサイトにも彩りが生まれますね。

キャンプユースが想定されているため、もちろんガスだけでなく焚き火の直火でお湯を沸かすこともできます。

形状はおしゃれというだけでなく使いやすさも考えられています。

注ぎ口にはフタが付いており、灰が入り込むのを防いでくれます。

フタにはストッパーが付いているため簡単に落下することもありません。

取っ手のほかに吊り下げ可能なツルがありますので、焚き火の上で吊り下げてお湯を沸かすこともできますね。

オールステンレス製で、持ち手やつまみなどに樹脂製の素材が使われていないため、安心して焚き火でも使えます。

「UNIFLAME」と刻まれたボディが使い込むほどにすすで汚れていくと、ケトルにも愛着が湧いてきます。

一生かけて使い込みたい逸品です。

クッカーに収納できるのが魅力の山ケトル

続いて、ユニフレームのもうひとつのケトル『山ケトル』についてご紹介します。

山ケトルは、「山」と名前に付くだけあって登山用にコンパクトに作られたケトルです。

そのため、収納性が高く持ち運びやすさに定評があります。

いわゆる「やかん」のような形をしています。

山ケトルには3つのサイズがありますので、それぞれの仕様を見てみましょう。

『ユニフレーム 山ケトル700』

<サイズ>
収納時:約Φ147×(高さ)71mm

<重量>
約163g

<満水容量>
約0.7L

<適正容量>
約0.6L

山ケトル700は、ユニフレームの『fan5 duo』というクッカーセットにスタッキング収納することができます。

Φ147㎜というと、手のひらに乗るような小さなケトルです。

『fan5 duo』以外にも、工夫すればいろいろなものに収納することができそうです。

『ユニフレーム 山ケトル900』

<サイズ>
収納時:約Φ166×(高さ)76mm

<重量>
約186g

<満水容量>
約0.9L

<適正容量>
約0.85L

山ケトル900は、ユニフレームの『fan5 DX』というクッカーセットにスタッキング収納することができます。

『ユニフレーム 山ケトル1500』

<サイズ>
収納時:約Φ166×(高さ)110mm

<重量>
約250g

<満水容量>
約1.5L

<適正容量>
約1.45L

山ケトル1500は、ユニフレームの『fanライスクッカーDX』にスタッキング収納することができます。

ユニフレームの山ケトルは収納性に優れている

ユニフレームの山ケトルはアルミニウム製ですから、熱伝導率に優れているうえに軽量で、収納性は抜群です。

先ほどもお伝えしましたが、山ケトルは登山用に作られているため、熱源はシングルバーナーを想定しています。

シングルバーナーの炎が底に均等に当たるような形状になっているため、沸騰するまでの時間が短くすぐにお湯を沸かすことができます。

ハンドル部分にはアルミニウム製ですが、ふたのつまみ部分は樹脂製のため、焚き火での使用は注意が必要です。

あまりおすすめはしません。

軽量でコンパクトになり、収納性の高さが魅力ですので、登山やトレッキングなどできるだけ荷物を小さくしたい場面ではおすすめです。

小さいだけでなく注ぎやすい工夫もされているため、収納性重視、少人数での使用であれば、山ケトルをおすすめします。

ユニフレームのファイアグリルは機能性も収納性も兼ね備えている

最後に、ユニフレームのケトルと一緒におすすめしたいアイテムがあります。

『ユニフレーム ファイアグリル』

この一台で、焚き火・バーベキュー・ダッチオーブン調理をすることができます。

受け皿の中に網や脚が収納できるため、コンパクトに持ち運びすることもできます。

また、頑丈なステンレス製で、耐荷重はなんと20㎏もあります。

材料が入ったダッチオーブンを載せてもびくともしません。

そして、頑丈なのにもかかわらず、重量は2.7㎏ほどで持ち運びもラクラクです。

ユニフレームのアイテムは、高品質なのにお手頃な値段で手に入れられるのも魅力です。

オプションの鉄板や焼き網をプラスすればバーベキューができますし、吊り鍋料理も可能です。

料理の幅も広がりますよ。

使い勝手や収納性などを考えると、ユニフレームのファイアグリルはオールマイティな焚き火台です。

初心者にもおすすめできる焚き火台なので、迷っている人はぜひ候補に入れてみてください。

家でも使いたいケトル

ユニフレームのケトルは、それぞれ特徴がありましたね。

どちらを選べば良いのか、決められましたか?

ユニフレームのケトルは見た目もおしゃれなので、アウトドアやキャンプだけでなく、家でも使えます。

家でも使う、というポイントで考えてみても良いかもしれません。

あなたに合うケトルが見つかると良いですね。

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