その多機能さで有名なロゴスのカマドを、既に購入した方も多いかもしれません。
BBQからオーブンまでロゴスのカマドさえあれば、どんな料理もできてしまいます。
今回は、そんなロゴスのカマドを使ったおすすめレシピを5つご紹介します。
ロゴスのカマドを現在利用している、もしくはこれから利用する方は参考にしてみてください。
ロゴスのカマドの使い方は6種類!
5つのレシピをご紹介する前に、ロゴスのカマドはどのような製品なのかをお伝えします。
ご存知の方も多いと思いますが、ロゴスのカマドは使い方が全部で6種類もあります。
本体が上部と下部に分かれており、上部下部をくっつけて利用すると3通りの使い方ができます。
まずは、ピザを焼くオーブンとしての使い方です。
もちろん、ピザ以外のものも焼くことができますし、カマドとして使うこともできます。
本体上部の1番上に丸く穴が開いており、その穴に鍋を設置するだけでカマドとして利用できます。
さらに、オーブンとカマドを同時に使う方法もあります。
料理の品数が多い時でも、同時に作業ができるので大変便利です。
それから、本体上部を取り外し、下部だけで利用すると他3種類の使い方ができます。
1つ目は、炭火の中にダイレクトに鍋を入れて料理をするダッチオーブンとしての使い方です。
2つ目は、別で焼き網を購入すれば、BBQの台として利用することもできます。
そして3つ目に、焚火台として使用する方法もあります。
まずは定番!ロゴスのカマドでピザを焼こう!
ロゴスのカマドには、直径25.5cmのピザ用のプレートがついており、ピザを焼くのに大変便利です。
「ピザがおいしく焼ける」という口コミも多く、ピザを焼くためにわざわざ購入する方もおり、ロゴスのカマドで作る定番料理の1つになっています。
せっかくなので、今回は生地から作るピザのレシピをご紹介します。
【材料】
(ピザの生地5枚分)
・強力粉 250g
・薄力粉 200g
・オリーブオイル 大さじ1杯
・水 300g
・塩 12g
・ドライイースト 4g
(トッピング マルガリータ1枚分)
・トマト缶 1缶(お好みで量を調整してください)
・モッツァレラチーズ 80g
・バジル 3~4枚
・オリーブオイル 大さじ2杯
・塩こしょう 適量
・にんにく 1かけ
【作り方】
①上記の材料を全てボウルに入れて、まとまるまでこねましょう。
粉がダマになりやすいので、強力粉と薄力粉は複数回に分けて入れるといいです。
②表面がなめらかになりつやが出てきたら、生地をピザ1枚分程度の量(100g)に分けて、ラップをかけて一晩冷蔵庫で寝かせて発酵させてください。
時間がなければ、30分程度寝かせるだけでも充分ピザ生地として利用できます。
③みじん切りにしたにんにくを、オリーブオイルで炒めてください。
④トマト缶を加えて5分ほど煮てください。
⑤塩こしょうを適量ふって味を整えれば、ピザのトマトソースが完成します。
⑥発酵させた生地をラップから出して、ピザの形に広げていきます。
⑦トマトソースを生地にのばし、モッツァレラチーズとバジルをのせます。
⑧カマドの最上部のふたをしっかり閉めたら、本体の下部で炭を起こしオーブンの段にも炭を置いてください。
⑨カマドの温度計が300℃になったら、オーブンの段にピザを入れて5分程度焼けば完成です。
キャンプにお米は必須!カマドを使ったご飯の炊き方レシピ!
キャンプにお米は必須ですが、コンビニで買ったり、事前に家でお米を炊いたり、何かしら工夫されている方が多いでしょう。
しかし、せっかくのキャンプなので、鍋でお米を炊いてみるのも面白いです。
普段の生活だと鍋でお米を炊く機会がないので、キャンプの醍醐味として楽しめるはずです。
ただし、ロゴスのカマドでご飯を炊く場合、専用の遮温カバーが必要になります。
今回は遮温カバーを利用したレシピをご紹介します。
【材料 6人分】
・米 3合
・水 600ml
【作り方】
①米を研いで、用意した600mlの水に30分つけておきます。
②ロゴスのカマドで炭を起こし、ふたを全て閉めて内部の温度を250℃にします。
遮温カバーを利用して、オーブンの入り口も塞いでください。
③カマドの最上部から、米が入った鍋を入れて炊き始めます。
④湯気が出てきたら、遮温カバーを外してさらに10分炊きます。
⑤カマドから鍋を取り出して、鍋敷きなどの上に置いて10分蒸らして完成です。
簡単でおいしい!ローストチキンをロゴスのカマドで作ってみよう!
キャンプ場で手軽にローストチキンが作れてしまうのは、ロゴスのカマドならではでしょう。
ローストチキンは、焼くのに少し時間がかかってしまいますが、その待ち時間さえもキャンプなら楽しめてしまうはずです。
ローストチキンは詰め物をすることも多いですが、今回はチキンのみのいたってシンプルなレシピを選びました。
事前に準備が必要になりますが、キャンプ場で手っ取り早く作れるのでぜひ作ってみてください。
ちなみに、こちらも遮温カバーが別途必要になります。
【材料 1羽】
・丸鶏 1羽
・塩 大さじ1杯
・粒こしょう 適量
・乾燥ハーブ 適量
・オリーブオイル 大さじ1杯
【作り方】
①ローストチキンを食べる前日に、丸鶏の外側と内側に塩をしっかりすりこみます。
②粒こしょうもしっかりすりこみます。
③同様に、乾燥ハーブもまんべんなくすりこんでください。
特に、内部にはしっかりすりこみましょう。
④丸鶏の表面にオリーブオイルを塗ります。
⑤ラップをかけ、冷蔵庫に入れて一晩寝かせます。
⑥カマドの炭を起こして、ピザ同様にオーブンの段にも炭を置いてください。
⑦カマド内の温度が200℃になったら、ピザプレートの上にアルミホイルで軽く包んだ丸鶏を置きます。
⑧遮温カバーでカマドを密閉して、1時間程焼きます。
⑨中までしっかり焼けていることが確認できたら完成です。
おしゃれなスイーツだって作れる!ホワイトチョコスモアのレシピ!
ロゴスのカマドは、料理を作るイメージが強いかと思いますが、実はスイーツも作れてしまいます。
キャンプでは定番の焼きマシュマロはもちろんのこと、クッキーや蒸しパンまで焼けてしまいます。
様々なデザートの中から、今回ご紹介するのがホワイトチョコスモアのレシピです。
スモアとは、焼きマシュマロとチョコレートを「グラハムクラッカー」というクラッカーで挟んだスイーツで、アメリカやカナダでは伝統的な食べ物です。
【材料 4人分】
・マシュマロ 60g
・ホワイトチョコ 40g
・ドライミックスベリー 大さじ2杯
・ミックスナッツ 40g
・練乳 適量
・グラハムクラッカーまたはビスケット 15枚程度(多めに用意するといい)
・クッキングシート 適量
【作り方】
①グラタン用の皿などの厚めの皿、もしくは底の浅い鍋にクッキングシートを敷きます。
②クッキングシートの上にマシュマロを敷き詰め、練乳をかけてください。
③ホワイトチョコ、ドライミックスベリー、ミックスナッツを全てマシュマロの上にのせます。
④カマドの炭を起こして、オーブンの段に石をのせます。
⑤カマド内の温度が200℃になったら、マシュマロが入った鍋をオーブンの段に入れます。
⑥ホワイトチョコが半分程度まで溶けたら、カマドから取り出してください。
⑦スプーンなどで混ぜた後、クラッカーやビスケットにのせればでき上がりです。
上級者向けレシピ!ロゴスのカマドでパンを焼こう!
ロゴスのカマドでの料理に慣れてきたら、上級者向けのレシピにも挑戦してみましょう。
今回ご紹介するのは、ロゴスのカマドを利用したシンプルなテーブルパンの焼き方です。
キャンプでパンを焼くということも、ロゴスのカマドだからこそできることでしょう。
生地の作り方は、普通のパンとなんら変わりはありません。
【材料 10個分】
・強力粉 250g
・ドライイースト 6g
・砂糖 16g
・塩 5g
・水 170ml
・バター 15g
【作り方】
①ボウルに強力粉・ドライイースト・砂糖・塩を入れて混ぜ合わせます。
②水をぬるま湯にして木べらなどで、全体に水がしみわたるまで混ぜます。
③生地がまとまってきたら、手でこねます。
赤ちゃんの耳たぶくらいにまで柔らかくなるのが目安です。
④生地が手にくっつかなくなってきたら、バターを加え生地にしみこむまで、さらにこねます。
⑤生地につやと弾力が出てきたら、ボウルに入れてラップをし、温かい場所で30分程発酵させます。
⑥発酵させたら、生地を10等分にして、1つ1つを丸めます。
⑦さらにラップをかけて、生地が少し膨らんで指で軽く押してゆっくり戻ってくるようになるまで、もう1度発酵させます。
⑧カマドの炭を起こし、オーブン周りに炭を置いて、内部の温度を250℃にします。
⑨オーブンで生地を12分間焼いたらできあがりです。
なお、ロゴスのカマドは温度が高くなりがちなので、6分程過ぎたら焼き加減を確認していくようにしましょう。
ロゴスのカマドを使ってキャンプ場で様々な料理を楽しもう!
今回ご紹介したのは、ほんのわずかなレシピにすぎません。
ロゴスのカマドは6種類もの使い方があるので、料理できる品数は数えきれない程あります。
ロゴスのカマドで様々な料理を作って、一味違うキャンプを楽しんでみてください。