みなさんは、キャンプ場でどのようなゴミ箱を使っていますか?
外でバーベキューを楽しんでいる間に、ふと気がついたらゴミ箱が風で飛ばされて、とんでもないことになっていた、なんて経験はありませんか?
風対策として頑丈な大きいゴミ箱を持参するわけにもいかないし、困りますよね。
今回は、外に置いたゴミ箱が風で飛ばないように、キャンプ場でできる風対策5撰をご紹介します。
外のゴミ箱が飛ばない!ゴミ箱の中に重石を置く対策
この方法は、外に置いた一般家庭のゴミ箱の風対策としてもよく使われているので、ご存知の方も多いと思います。
キャンプ場のゴミ箱の風対策としても、これは様々なタイプのゴミ箱にも使える方法ですし、効果的な風対策ではないでしょうか。
一般家庭のゴミ箱の風対策では、重石代わりにゴミ箱の中にレンガやコンクリートブロックを置いたり、ゴミ箱の周りに重石を置いて囲う方法があります。
しかし、さすがにキャンプ場にレンガやコンクリートブロックを持ってはいけませんよね。
そこで、飲み終わったペットボトルに水を入れて、重石として利用する方法があります。
結局、軽いものが風に飛ばされてしまうわけなので、重石の力を利用すれば、よほどの強風でない限り、まずゴミ箱は飛ばないでしょう。
重石をゴミ箱の周りに置くという方法もありますが、ゴミを捨てる時に邪魔になってしまうかもしれないので、極力重石はゴミ箱の中に入れてしまうほうがいいでしょう。
これで風で飛ばない!車やテントなどの室内にゴミ箱を置く対策
この方法も、風が強い時にはみなさん利用しているのではないでしょうか。
一般家庭のゴミ箱の風対策でも、ゴミステーションなどの簡易小屋を設置して室内でゴミ箱を管理しているところも多いです。
しかし、キャンプ場で、ゴミ箱の風対策用に小屋をたてるような余裕はありません。
そこで、車やテントを利用しようという方法があります。
その際、生ゴミが多くなってくると臭いも気になってくると思いますので、車に置く場合は、窓を開けて換気をするのがいいでしょう。
ただし、せっかく飛ばないように車に移動させたゴミを再び外へ飛ばせてしまわないよう、窓の開けるスペースには気をつけましょう。
一方、テントは寝室にもなります。
換気のことを考えると、入り口を開けっぱなしすることになります。
しかし、外から虫が入ったりすると気分もよくないでしょう。
このことを考えますと、車に置くほうがいいかもしれませんね。
リビングスペース用の風よけテントがある場合は、車よりも断然風通しがいいので、そちらにゴミ箱を置くとよさそうです。
ただし、「臭いは気にならない」「生ゴミがそんなにない」という場合は、寝室用のテントに置いてしまっても問題ないでしょう。
外に置いても飛ばない!ゴミ箱をコンテナボックスに入れる対策
テントの部品やその他キャンプで使う道具や荷物を入れるため、キャンプをする際にコンテナボックスを利用する方もいるかと思います。
キャンプ場に着いて道具を広げたあとは、コンテナボックス内の荷物も少なくなっていると思います。
そこで、中に入っている残りの荷物を車などに移動させて、ゴミ箱の風対策として利用してみましょう。
キャンプ場で利用するゴミ箱はコンパクトなサイズのものが多いと思いますので、コンテナボックスに入れることができると思います。
もし、コンテナボックスよりもゴミ箱のほうが大きい場合は、ゴミ箱からゴミ袋を外してコンテナボックスに入れましょう。
また、生ゴミなどの汁が漏れたりしそうな場合は、ゴミ袋を二重にしてあげると安心です。
ゴミを捨てる時に、いちいちボックスを開けないといけないのは少し手間になりますが、蓋がしっかり閉まっているので、万が一コンテナボックスが風に飛ばされてしまっても、ゴミ箱の中身までは飛ばないかと思います。
ただし、蓋がないタイプのコンテナボックスを利用している場合は、この方法は難しいと思いますので、他の方法を試してみてください。
外のゴミ箱をテーブルなどにひもでくくる対策!
ゴミ箱が飛ばされないようにする方法としては、テーブルなどにひもでくくりつける方法があります。
この方法で注意しなければならないのは、外に置いたゴミ箱をくくりつけるものが風で飛ばない頑丈なものである必要があるということです。
利用しているゴミ箱の大きさにもよりますが、アウトドアチェアだと、場合によっては風に飛ばされてしまうこともあるので、アウトドアテーブルなど大きいものにくくりつけるとより安心でしょう。
くくりつけるひもに関しては、テントの部品などでひもが余っていればそのひもを利用して、なければビニールひもを事前に用意しておいてください。
棒のついているタイプのゴミ箱であれば棒に、ないタイプのものであれば、どこかひもを結べる突起を探して、テーブルの脚などの棒にくくりつけましょう。
また、風が吹いてもひもがほどけないように、ひと結びではなく本結びなどでしっかりくくりつけるようにしてください。
きつく結びすぎて取れなくなってしまっても、キャンプをするのに、ナイフやハサミを持参していると思うので、切ってしまえば問題ないです。
風で飛ばないようにフック付きのゴミ箱を選んで対策
これからキャンプ場で外に置くゴミ箱を買うという方には、フック付きのゴミ箱を選ぶという対策法があります。
購入を検討している方は、頭の片隅に置いておいてもいいアイディアかもしれません。
最近では、様々なタイプのキャンプ用ゴミ箱がたくさん売られていますが、風対策を第一に考えるなら、フック付きのゴミ箱を選ぶといいでしょう。
例えば、アウトドアテーブルの机上にフックをかけて、テーブルにしっかり固定できるタイプのゴミ箱があります。
ご飯を食べたり、お菓子を食べたり、お酒を飲んだり、キャンプ中のテーブルは多くのゴミが出るスペースなので、テーブルにゴミ箱が固定されていればとても便利ですし、風が吹いても飛ばないでしょう。
また、ゴミ箱として利用しない時は、小物入れとしても利用できるので、一石二鳥かもしれません。
一方で、アウトドアテーブルの脚に挟んで、ビニール袋をひっかけてゴミ箱にする洗濯バサミのようなクリップもあります。
百均などで安く手に入れられるので、キャンプに行く前に準備しておくと役に立つかもしれませんね。
もしもゴミ箱が飛んでしまったら?事前にしっかり対策をしよう!
キャンプ場で外に置いたゴミ箱の風対策をしっかりしていても、100パーセント風で飛ばないとはいいきれません。
そこで、仮にゴミ箱が風で飛んでしまっても周りに迷惑をかけないように、事前にできる対策をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
まずは、蓋がしっかり閉まるタイプのゴミ箱を選ぶようにすることです。
できれば、カチッと閉まるタイプのゴミ箱がいいでしょう。
ゴミ箱の蓋がしっかり閉まっていれば、仮に風でゴミ箱が飛んだとしても、周囲にゴミをまき散らすことがありません。
それから、ゴミを小さめのビニール袋などに入れて、小分けにしてからゴミ箱に捨てるようにすることです。
そうすることで、もしゴミ箱が風に飛ばされて中身が全部外にでてしまっても、細かい生ゴミはもちろん、お菓子などのゴミが周りに散らばる心配がなくなります。
ゴミ箱の風対策をして、より快適なキャンプにしよう!
キャンプ場でゴミが飛んでしまうと、周囲の人にも迷惑をかけてしまいます。
そうならないためにも、まずはゴミ箱が飛んでも迷惑がかからないように、「蓋の閉まるタイプのゴミ箱にする」「小分けにして捨てる」などの心がけをしていきましょう。
そして、キャンプ場において、外でゴミ箱が飛ばないようにするためにも、水を入れたペットボトルをゴミ箱の中に入れておくのが、コストも手間もかからず効果的です。
ぜひ試してみてください。
ゴミ箱の風対策をしっかりして、快適なキャンプを楽しみましょう!