キャンプギアというとテントがまず思いつくと思いますが、タープもそろえたいギアの1つです。
しかし、タープもほかのギアと同様、多くのメーカーが取り扱っていますね。
主要メーカーとしてはロゴスやコールマンなどがありますが、どちらのタープが良いのでしょうか?
ここでは、これら2つが取り扱っているタープの特徴や魅力をご紹介していきます。
タープをキャンプで使う目的とは?
テントやコンロ、ランタンなど多くのギアがキャンプでは必要になってきますね。
あまりキャンプをしたことがない方からしたら、タープがキャンプで必要なのか疑問に思うかもしれません。
ここではまず、キャンプでタープを使う目的についてお話をしていきましょう。
はじめにタープは、簡単にご説明すると「屋根」のようなものです。
1枚の布が雨や強い日差しを防いでくれ、キャンパーたちが快適に過ごせるようにしてくれています。
家で例えるならば、テントが寝室でタープがリビングといったところでしょう。
リビングはみんなで談笑したりして、くつろぐお部屋ですよね。
ですから、キャンプでもみんながくつろげるようにするために、タープでその空間を作っているのです。
また、自然を感じるための良い距離間を作り上げてくれるのもタープです。
自然と触れ合うのもキャンプの楽しみの1つですから、タープの下で過ごすことにより、自然の壮大さを感じることができるでしょう。
ちなみに、タープはほかのキャンプギア同様、ロゴスやコールマンといったメーカーが取り扱っています。
実際に選ぶ場合は、どのようにして選ぶのが良いのでしょう。
ロゴスやコールマン…種類豊富なタープはどのようにして選べば良いの?
タープであっても、ロゴスやコールマンなどの多くのメーカーが取り扱っています。
実際に購入したいと考えている場合は、どのようにして選ぶのが良いのでしょうか。
タープを選ぶ場合、まずタープの種類を知ることからはじめます。
タープには大きく「スクリーンタープ」と「オープンタープ・ヘキサ型」、「オープンタープ・スクエア型」の3種類があり、それぞれに特徴があります。
これらの特徴についてみていきましょう。
「スクリーンタープ」
テントのような作りをしていて、四方の外側にはテントと同じ生地のドアパネルがあります。
その内側にメッシュのパネルが張られていて、夏場であれば通気性をよくするほか、蚊帳のような役割もします。
冬などの寒い時期のキャンプの場合は、ドアパネルをしめれば雨や風を防ぐことができ保温性が高まりますが、その分夏はメッシュパネルにしてもなかなか涼しくならないというデメリットもあるようです。
「オープンタープ・ヘキサ型」
六角形のような形をしたタープで、2本のポールで立ち上げることで解放感のある空間を作り出すことができるタープです。
慣れてしまえば1人で10分程度で設営できるという、扱いやすいタープですね。
通気性も抜群ですので、夏キャンプではかなりオススメです。
しかし、オープンタープだけに、横なぐりの雨の場合はタープ内でも濡れてしまうこともあるようです。
「オープンタープ・スクエア型」
四角形のオープンタープです。
ヘキサ型と比較すると、日陰になる面積が広いともいわれています。
設営のときは、メインポールが2本と四隅に4本のポールの計6本で立ち上げるので、少し設営時間がかかってしまうことがマイナス面ですね。
こちらも風通しは抜群に良いタープですが、虫が入ってきやすいのがデメリットといえます。
以上のように、それぞれのタープの特徴を知ったうえで、選ぶことが重要になってきます。
もし、どの種類のタープにするか決めたら、つぎはどのメーカーのタープを選ぶかに移ります。
ロゴスやコールマン、それぞれのメーカーごとに何か特徴などはあるのでしょうか。
ロゴスのタープの魅力!特徴をみてみよう!
ロゴスとコールマンを取り上げて、それぞれのタープの特徴や魅力についてお話をしていきます。
はじめは、ロゴスについてです。
ロゴスのタープの特徴としては、カラーとデザインにあります。
ポップなカラーで、親しみのあるデザインが魅力です。
さらに、高機能でありながらお財布に優しい価格であることも魅力とされています。
ロゴスの特徴をもっと詳しくみていくと、ラインナップの豊富さがまず挙げられます。
先ほどご紹介したスクリーンタープやオープンタープのほか、ワンタッチで設営できるタープなども取り扱っているのです。
そして、車の横に設営できるカーサイドタープがあることも魅力の1つに挙がりますね。
また、細かな性能に関しても特徴として挙げられます。
ロゴスのタープは、キャンパー目線に考えられて作られています。
例えば、お座敷スタイルのキャンプを行いたい場合は、タープの高さを低めに作るなどの工夫が施されているのです。
それぞれのキャンプスタイルに合うようにタープなどの商品が作られており、ユーザー目線であることが何より嬉しいポイントです。
コールマンのタープの魅力とは?どんな特徴がある?
ロゴスのつぎは、コールマンのタープの特徴などをみていきます。
コールマンのタープの1番の特徴としては、テントとの連結が可能という点です。
コールマンで取り扱っているタープとテントの多くは、連結ができるモデルとなっています。
テントの前にタープを設置することで、日差しなどから守ってくれ、スペースの有効活用することも可能となります。
調理などの作業場としても使えるので、タープとテントをそろえると良いですね。
また、こちらはロゴスと同じでありますが、ラインナップの豊富さも特徴です。
タープ自体のモデルも多くありますが、それぞれのカラーバリエーションの豊富さも充実しています。
さらにサイズも豊富なので、キャンプの人数で選べるのも魅力的です。
女性にとっての嬉しいポイントとしては、タープが軽量であることです。
ただでさえ荷物の多いキャンプですので、少しでも荷物が軽くなるのは嬉しいですよね。
そして、デザインがオシャレなタープが多いのも魅力的なポイントといえるでしょう。
ロゴスとコールマンのタープの特徴についてお話ししてきましたが、いかがでしょうか。
つぎから、それぞれのオススメのタープをご紹介していきます。
ロゴス派の方!オススメのタープをご紹介
「自分はコールマンよりもロゴスの方が良さそうだな」と感じた方は、ロゴスのタープを選んでみましょう。
オススメのタープを、種類別にご紹介していきます。
「スクリーンタープ」
●ロゴス タープ Q-PANEL インセクトスクリーン
組立ては3分程度ででき、メッシュパネルにすれば虫の侵入も防げます。
また、UVカット加工もされているので、日焼け予防に効果が期待できるのも女性にとっては嬉しいポイントですね。
「オープンタープ・ヘキサ型」
●ロゴス プレミアム ヘキサタープ-N
耐水圧が3,000mmと撥水に優れているタープです。
風通しも良く開放感もあるので、自然を感じたい方にはオススメといえますね。
「オープンタープ・スクエア型」
●ロゴス タープ neos ドームFITレクタ
広い日陰面積を確保することができるタープです。
重量も約7kgと比較的軽量なのに、頑丈なところが魅力です。
コールマン派の方はこちら!オススメタープをご紹介
反対に、「ロゴスよりもやっぱりコールマンだ!」という方にオススメのタープをご紹介します。
「スクリーンタープ」
●スクリーンキャノピージョイントタープIII
テントとの連結が可能で、つなげると広々としたスペースを作れるタープです。
パネルの開け閉めによって、オープンスタイルとクローズスタイルを楽しむことができます。
クローズスタイルにすれば、虫よけや雨や風などからも守ってくれます。
寒い時期では防寒としても役に立ちますので、春夏秋冬で快適に過ごすことができるタープといえるでしょう。
「オープンタープ・ヘキサ型」
●XPヘキサタープ/MDXグリーン
設営が簡単、高さの調節もできるタープで、圧倒的な解放感が魅力です。
家の屋根のようなタープで、設営のしかた次第では雨や風の侵入を少なくすることも可能です。
テントとの連結も可能ですので、タープ内はリビングスぺースとして利用できます。
「オープンタープ・スクエア型」
●スクエアタープDX
広い空間を確保できる大型のタープです。
コールマン独自の生地で作られているため、防水性に優れています。
こちらもポールの高さを変えれば、屋根の向きなどを変えられるため、日よけの役割を果たしてくれますよ。
自分の好みに合ったタープを!
今回は、ロゴスとコールマンの2つのメーカーを取り上げて、タープをご紹介してきました。
それぞれ同じ特徴もあれば、違う特徴もあったかと思います。
人それぞれタープに求める機能や好みも違いますから、自分に合う方のタープを選んでみてくださいね。